ここでは長期投資のみならず、本格的に中期投資・短期投資までやろうとしている人むけに、金融商品を調べる方法と損切りについて、簡単に説明しています。
まずふれておきたいのが、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析という単語です。
ファンダメンタルズ分析・ファンダメンタル分析とも言います。
株やFX外貨などの商品価値が今後あがっていくのか、もしくはさがっていくのか。
そうした推移予測に、具体的な根拠をつけていく分析方法です。
ファンダメンタルズでは、もっぱら金融商品ごとに分析するものが異なります。
株であれば、会社の業績・資産などの経営状況を主に分析することになりますし、FXであれば、GDP(国内総生産)や金利、雇用統計まで考慮に入れた国規模の分析をすることになります。
FXなどの外貨商品は短期トレードも多く、分析が煩雑になることから、ファンダメンタルズ分析を行わない人が多いです。
するにしても米ドル・ユーロに限られます。
一方、長期・中期むけである個別株の売買では、ファンダメンタルズ分析が重要視されます。
チャートと呼ばれるグラフでは、長方形の図形(ローソク足)を一定期間ごとに配置して、商品の値動きを見ることができます。
このチャート内で、移動平均線やボリンジャーバンドといった手法を使って、商品価値の推移を推測します。
ファンダメンタルズ分析とは違い、基本どの金融商品でも同じような分析方法になります。
しかしもっぱら短期投資むけで、とりわけFXのデイトレードで使われます。
テクニカル分析の確実性は、短期を対象とするだけにファンダメンタルズ分析より劣ります。
テクニカル分析が浸透した現在、それを前提に投資をする人が多くいるので、さらにその動きにも対処した、二次的で新しいテクニカル分析もどんどん出てきています。
チャートは単なる統計的な数値ではなく、投資家の心理をうつしだすこともしばしばです。
チャート分析をするなら、行動経済学などにもふれておくことをオススメします。
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当サイトでは、株のファンダメンタルズ分析を詳しく扱っています。
また、株・FXで短期投資をしようという人のための、テクニカル分析も詳しく扱っています。
長期投資においては特に気にすることではありませんが、短期投資では、損切りの考えが重要となります。
損切りというのは、商品を分析をしたうえで、前もって「金融商品がこの地点の価格に到達したら必ず売り払う」というルールを、自分の中で作っておくことです。
いざ金融商品の価格が下降、もしくは上昇したときには、そのルールを適応させて、必ず売りはらうようにします。
これにより、金融商品の売り買いを感情的にするのではなく、機械的にすることが可能となります。
金融商品が値上がりして「もっとあがるだろう」と考えて放置していると、上値抵抗線が働いて一気にガクンとさがることがあります。
いっぽうで値下がりして「そのうちはねかえるだろう」と考えて放置していると、下値支持線が働かずブレイクしてさらに値下がりがすすみ、そのまま塩漬け状態となることもあります。
感情的に欲張りすぎると、もともこもない展開になる。
それが中期投資や短期投資で、もっとも注意すべきことです。
いまではネット証券で指値・逆指値の自動売買が一般化していて、感情的に金融商品を売り買いする機会自体が、めずらしくなっています。
特にデイトレ初心者は、こうした自動売買注文を有効利用すべきでしょう。
使えるサイトやツールを、金融商品ごとにまとめましたので、参考にしてください。
以上で投資の概略に関するマニュアル記事は終わりです。
次のページより、本格的に株についてふれる「株マニュアル」へと移ります。
短期投資や外貨預金に興味のある方は、読み飛ばしてFXマニュアルへ。
忙しい人や長期投資に興味のある方は、投資信託マニュアルの読解を、オススメします。
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