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投資信託の基本的な使い方と注意
<投資でお金を稼ぐ方法・投資信託マニュアル2>




当サイトではお金を稼ぐ手段を、あらゆる視点から紹介しています。

私は人によって効率よく稼げる方法、楽に稼げる方法は違うと思っていますので、どんなに自分自身にあっていない稼ぎ方であったとしても、当サイトではひととおりの紹介をするように心がけています。

しかし当投資信託マニュアルの解説にかぎっては、私自身のバイアス(主観)をいれることにしました。


なぜかといえば投資信託は「本業持ちの忙しい人が、長期運用で堅実に資産形成するために使用するもの」という、明確なコンセプトがあるためです。

そして現状日本では、このコンセプトにあてはまらないファンドが多いという事実があります。

現在日本ではやっている投資信託は短期のものが多く、さらに投資対象もかたよった局地的なもの(ソブリン債オンリーなど)が多いです。


短期では、当然長期を意識した資産形成はできませんので、忙しい人むけとは言えません

また局地的に特定の国、特定の金融商品群に投資する、という行為も、長期ではリスクが高くなりますので、オススメできません

特定の国、金融商品群に投資することは、ちょうどひとつの外貨のみに預金するようなものです。

長い時間が経過すると、通貨の価値がどうなっているのかわからないように、特定分野にしか投資していない投信の価値もまた、 長期になると予測がつかないものとなります。

通貨がデフォルトするように、最悪、ずっとへこんでしまう(塩漬け状態になる)可能性もあります。

ギャンブル的な要素が、強くなってしまうわけです。


またそんな不安定なものに投資する以上は、本業のあいだに基準価額(投信の価格)の変動が気になって仕方なくなり、ストレスになることもあるでしょう。

資産を形成するためにはじめた投信が原因で、本業に支障をきたしては本末転倒です。


ですので当サイトでは忙しい本業持ちの人には、現在の日本においては少数となりますが、以下のような投資信託をすすめています。


  • 満期がないファンド

  • 世界のあらゆる資産に投資しているファンド


世界経済分散投資型ファンド(バランスファンド)は、たとえリーマンショックのときのように一回価値が大きくおちこんでも、確実的にチャート上で下値支持線のようなものが働きますので、はねかえりが起こり、価値が回復します。


  • 局地的投資 → 下値支持線・上値抵抗線が働く保証がない(変動が激しくギャンブル的要素が強くなる

  • 世界経済分散投資 → ほぼ確実に下値支持線・上値抵抗線が働く(安定した利子をうけとる貯蓄に近いものとなる


世界経済に分散投資することの長期的安定性については、別記事も参考にしてください。

● グローバルバランス型投信の安全性について


世界経済に分散投資するグローバルバランス型投信(パッケージ)を使えば、平均年利7%を見込めますので、その額はじつに銀行口座・普通預金の金利0.02%の350倍にもおよびます。

この年利7%を、本業持ちの投資家がストレスを感じることなく、快適に仕事をしながらほったらかしの資産運用で、達成することができる。

そうした環境をしっかり国内の労働者に提供してあげることが、これからの投資信託の課題であると私は考えています。


もちろん現在日本にはびこる短期投信を複数使い、デイトレードのように徹底的に分析して稼ぐ方法があるというのなら、当サイトでも積極的に紹介するでしょう。

しかし投信をそんな風に使って稼いでいる人なんて、私は聞いたことがありませんし、なにより投信というのは普通の金融商品の取引以上に、購入手数料、運用費(信託報酬)、解約手数料(信託財産留保額)といった手数料が多くかかります


熟練者でなにか戦略がある、というのならば話は別ですが、普通は投資信託を分析して何個も買い、購入後も時間をかけてこまかく自分で管理するくらいなら、いっそのこと信託報酬手数料のかからない個別株で、年率15%以上の利益(ROE)を目指したポートフォリオを自分でくんだほうが、効率は良いです。


投信は、完全にほったらかしの長期運用でおこなう。

私には現状そうした用途以外に、使いかたがとうてい思いあたりません。


  • 投信 → 忙しい人、本業持ちの人がほったらかしの状態で年利7%を目指す(時間をかけず手数料をかける

  • 個別株 → 時間に余裕のある人が、分析を前提にして年利15%を目指す(手数料をかけず時間をかける


基本的には、こうしたオススメとなります。

ですので当サイトでは、本業の仕事持ちの方にとって面倒になるであろう、購入後もいちいち自分で管理が必要となる短期ファンドを、記事にとりあげることはしません

分析などに時間をかけ、購入後も自分で管理したい人や、短期投資がしたい人は、投信より個別株FXを使うことをオススメします。


日本の長期向け投信はどれも誕生したばかり


もうひとつ、投信では注意すべきことがあります。

アメリカでは1950年前の戦前から長期向けの投資信託があるため、現在では半数以上のアメリカ人が、特に時間をかけず口座預金のように資産運用をおこなっています。

いっぽう日本では2010年代現在、長期向けの投資信託がまったくありません

本業持ちの忙しい人としては、なるべく手間をかけずに資産運用をしたいわけですが、現状それをできる仕組みが、日本には少ない。

これこそが、日本人が投資から遠ざかってしまう原因のひとつと言えます。


インターネットが普及し「情強」の日本人がでてくることで、国内の投資信託が私達投資家にとっていかに不便かが、いまではだいぶあきらかになってきました。

ですのでそれにあわせて、日々投信の質は、改善されつつはあります。

しかし、まだ投資家から手数料をまきあげる目的の悪質なファンドが、国内に多いことに、違いはありません。


もちろん当サイトでは忙しい人むけに、国内のかぎりある優良な長期投信を、しっかりと紹介しています。

しかしこれらの良質なファンドは2000年代に誕生したばかりで、数十年以上前から運用されているアメリカの投信と比べると、まだ不安定です。

日本の投信は、長期的パフォーマンスという点では、いまだに実績を残せていないのが実際なのです。


ですのでどの投信も買ったあとは、年に1回くらいは特定の数字(純資産残高など)を確認しておくことをオススメします。

これは別に、アセットアロケーション(資産比率)を自分でいちいち管理し、投資している金融商品をいじくる、というものではありません。

単に「この数字がしっかり健全ならば良い」ということを、データを見て確認するだけの作業です。

この程度であれば、忙しい人でもできることでしょう。


これらの確認方法については、投資信託マニュアルのつづきにて解説します。


■ 次ページ 投資信託の買いかたと最低取引額




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