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どちらを選ぶべきか?
Amazonと楽天のアフィリエイトの基本と比較


アマゾンアソシエイト楽天アフィリエイトは、
非常に似ているASPですので、
どちらを使ってアフィリエイトをしたらいいのかわからない
という人は多いと思います。


このページでは、
Amazonアソシエイトと楽天アフィリエイトの基本をふまえた上で、
両者ASPの共通点と違いを比較し、
どんな人に、どちらが向いているのか
を書いています。


百貨店型の物販ASPの基本(アマゾンと楽天の共通点)


アマゾンアソシエイトと楽天アフィリエイトは物販系のASPです。

両者ともに、他のASPと比較して着目すべき長所は、
やはり品揃えがどのASPよりも最大規模であるということです。

A8.net等のASPは同じ物販系でも、
収益が高くなるかわりに品揃えが少ない、という欠点があります。

アマゾンアソシエイトや楽天アフィリエイトでは、
その欠点を補うことができます。


具体的に言ってしまえば、漫画や小説の第●巻、
ワンピースやセーター、靴のブランド
など、
言ってみれば百貨店級に細かい商品を紹介することができます

ここまで細かく商品の紹介ができるASPは、
Amazonと楽天だけと考えていいでしょう。


<物販系ASPの比較(専門型と百貨店型)>

A8.net(専門型)アマゾン・楽天(百貨店型)
商品数特定の商品に限られる品揃えが豊富
報酬料収益は高い収益は低い

<百貨店型の物販ASP(アマゾン・楽天)の特徴>

  • 商品の限定されたASPよりも、紹介する商品を具体的に定めて記事作成することができる。

  • 商品数が膨大なため、逆に、特に紹介する商品を意識せずに記事を作成しても、あとづけで記事に付随する商品を紹介できる。

  • 趣味のサイトで使える。アニメや漫画、CDの紹介はもちろん、ファッションまでなんでもOK。

  • レビュー型のアフィリエイトで活用できる。

  • 商品はどんどん変わっていくため、固定リンクだけでは不労所得にはなりづらい

  • ウィジェット等を使って、掲載ページに合致した自動広告表示(コンテンツマッチ型)にすれば、不労所得を狙える

  • アフィリエイトリンク作成の自由度が高い。

  • 転じて画像リンクを、サイト内の飾りの画像として使うことができる。

  • 年齢制限がないので、高校生以下の子供でもアフィリエイトができる

  • 他の形式のASPと比べて料率が少ない。稼ぐならA8.net以上、グーグルアドセンス以下のそこそこ大量のアクセス数が必要


万能な百貨店型ASPの唯一の欠点としては、
料率(詳細後述)が極端に低いことです。

ですので、楽天やアマゾンだけで大量に稼ぎたいという場合、
相応のアクセス数が必要になります。

もちろんグーグルアドセンスと比べると、
アマゾンや楽天ではアクセス数は必ずしも収益と比例しません。

しかし最低でも目安として、
1日5000のユニークアクセスを目指してサイト作成にのぞみたい所です。


アマゾンと楽天の3つの相違点


アマゾンと楽天の大きな相違点として、以下の3つがあげられます。


  • 料率(アマゾンが優位)

  • クッキー(楽天が優位)

  • 換金のしやすさ(アマゾンが優位)


この3つによって、アマゾンと楽天どちらを選ぶかが、大きくわかれます。


(1)収益の大きさ(料率)はアマゾンの方が有利

料率とはすなわち紹介料率のことで、
自サイトの訪問者が紹介リンクをクリック後、
成約された商品の値段にしめる、自分の利益の比率
のことです。

料率1%なら、成約商品1000円で10円が報酬になります)


アマゾンと楽天はただでさえ他のASPと比べて料率が低いのですが、
アマゾンと楽天で比較すると、
さらに楽天の方が大きく差をつけて料率が低い
です。


<アマゾンと楽天の基本料率>

アマゾン3.5%~8%
楽天1%

それぞれ分野や商品、店によって例外の料率がありますが、
基本はこの料率で固定です。

楽天アフィリエイトは一律1%であるのに対し、
アマゾンアソシエイトでは月間の紹介売上数に応じて、
料率が3.5%~8%まで変動
します。

売上数と料率の具体的な関係については、
Amazonアソシエイトの攻略法を参照です。

単純な収益だけを見れば、アマゾンアソシエイトが有利ということになります。


(2)クリック後の成約有効期間は楽天のほうが長い

アフィリエイトでは、訪問者が自サイトの広告リンクをクリック後、
すぐに成約にいたらなくても、
後日再訪問によって成約することでサイトオーナーに報酬が入る

という仕組みがあります。

これをもっぱら「クッキー(Cookie)が有効」、
再訪問制度あり」という言い方をします。

この再訪問の期間は、楽天の方が長いです。


<アマゾンと楽天の再訪問有効期間>

アマゾン24時間
楽天(パソコン・スマートフォン)30日間
楽天(モバイル)7日間

Amazonではクリック後、成約までの制限時間が24時間以内ですので、
サイト訪問者に衝動買いをさせるような記事を作成することが求められます。

一方楽天はゆとりがあり、成約までに時間がかかりそうな場合は、
楽天アフィリエイトを使うことが推奨されます。


(3)換金手段はアマゾンのほうが単純

アマゾンは5000円の収益から指定の銀行口座に、
月々手数料一律300円ですぐに換金できます

しかし楽天では月間3000円以下の稼ぎの場合は、
楽天サービス内のポイント付与となり現金にはならず、
月間3000円以上の稼ぎでも楽天キャッシュ、楽天銀行口座を介して、
手数料をかなりもっていかれた上での換金
となります。

(換金額の10%が手数料となり、さらに消費税がプラスされる)

詳細は楽天アフィリエイトの攻略法をご覧ください。


2013年に入ってから、楽天でもようやく手数料いらずの、
直に銀行口座に換金できるシステムができました
が、
これにも以下のような条件があります。


  • 月間10万円以上稼いでいて、かつその状態を3か月継続できていること

  • 楽天アフィリエイトからのサイト審査にうかること


いずれにせよ楽天アフィリエイトでの換金は非常に煩雑です。

こうした仕様が嫌という人は、
迷うことなくアマゾンアソシエイトを使ったほうがいいでしょう。


結局アマゾンと楽天、どちらを使ったほうがいい?


アマゾンと楽天の利点をまとめると以下の通りです。


Amazon → 報酬率が3.5%~8%で楽天より高く、換金手段がスムーズ

楽天 → 広告クリック後の成約までの制限時間が30日と、アマゾンより長い


最終的にはどちらが良いかは、
自サイトの性質によってケース・バイ・ケースですから、
実際に交互に両広告を載せてみて、どちらの広告の収益が良いのかを、
グーグルアナリティクス等の分析ツールやASPのレポートを見て、
直接確かめるのが一番良いです。


ただし結果だけ見ると、月収20万円を到達するために必要な売上総額は、
目安として楽天なら2000万円(料率1%)
アマゾンなら500万円(料率4%)ということになりますから、
はるかに楽天よりもアマゾンのほうが楽なことがわかります。

最終的には、敷居の低いアマゾンアソシエイトを使うことが望まれるでしょう。


アフィリエイト初心者は楽天アフィリエイトを掲載していき、
慣れてきたらアマゾンアソシエイトに切り替え、
衝動買いさせるような記事を作成するライティングスキルを磨いていく

という形が理想と私は考えます。


<料率を軸にした当サイトのオススメ>

アフィリエイト初心者 → 楽天アフィリエイトで小手調べ

アフィリエイト熟練者 → アマゾンアソシエイトで衝動買いを狙った記事を作成する


これは完全に私の主観になりますが、
アマゾンアソシエイトからは信頼性を感じますが、
楽天はなにかとマイナスのイメージがあったり、
サイトデザインが気に入らない、ということもあります。

とはいえ、
楽天アフィリエイトで稼いでいる人もたくさんいますので、
それで稼げる人は、進んで楽天を使っていくべき
です。


その他、それぞれのASPでの商品の得意分野は、
日に日に変わっていきます
ので、
それらをしっかり観察して選ぶこともポイントです。


<関連ページ>


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