当ページでは、当サイト管理人の2014年初頭から2018年初頭にかけての、4年間にわたる投資信託の運用成果を書いています。
当サイト管理人は、投資信託のなかでもインデックスファンドである、世界経済インデックスファンドとセゾン投信をオススメしており、自分自身でも運用しています。
では実際に、4年間でどれだけ稼げたのか?
具体的に見ていきましょう。
結論を先に言ってしまうと、プラスの収益でした。
元金 | 251万円 |
---|---|
儲け | +43万円 |
トータル損益率 | +17% |
平均年利 | +4% |
<2014年~2018年・各投資信託の運用成果>
累計元金 | 増加額 | 利回り | |
---|---|---|---|
世界経済インデックスファンド 株式シフト型 | 1,355,041円 | +240,773円 | +17.77% |
世界経済インデックスファンド 通常型 | 695,031円 | +90,164円 | +12.97% |
セゾン・バンガード グローバルバランスファンド | 230,000円 | +29,983円 | +13.04% |
セゾン資産形成の達人ファンド | 230,000円 | +69,154円 | +30.07% |
当サイト管理人は、上述4つのファンドにそれぞれ毎月5000円ずつを積立投資設定。
さらに一時期、スポットで世界経済インデックスファンドに一気に追加投資。
この4年間で、およそ251万円を投資したわけです。
その結果、43万円のプラス収益となりました。
平均年利4%ということで、これら投資信託の過去の運用成果と比べると、あまり芳しくない数字です。
しかし、この4年間の実験をとおして「銀行口座の預金利回りよりは、インデックスファンドに積立投資していたほうが、断然お金は増える」ということは、十分証明できたように思います。
意外だったのは、この4年間に関してはセゾン投信のアクティブファンドである「セゾン資産形成達人のファンド」が、平均年利7.5%ということで、一番稼いでくれましたね。
なんであれ、世界経済分散投資型のインデックスファンドであれば、はずれはほとんどありません。
堅実にお金を増やしていきたいということであれば、世界経済インデックスファンドとセゾン投信の積立は、2018年以降もひきつづきオススメです。
2018年における銀行普通預金の利回りは、以下のとおり。
<銀行口座・普通預金の年利(2018年)>
三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行・りそな銀行 | 0.001% |
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住信SBIネット銀行(SBIハイブリッド預金) | 0.01% |
楽天銀行(マネーブリッジ) | 0.1% |
マイナス金利の影響で利回りはだいぶさがっており、ひどいものです。
特にメガバンクの場合は、口座維持手数料の導入も検討しているということで、金融リテラリーのある人は、どんどん住信SBIネット銀行・SBI証券のくみあわせをメインバンクにしていますね。
● 3メガ銀が「口座維持手数料」検討へ(外部リンク)
とはいえ、ネットバンクではいまだ、公共料金などの生活必需サービスを口座引落設定できないものも多いです。
そのため口座引落設定用口座として、三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行のいずれかから最低ひとつの口座をひきつづき持っておくのが、当面はかしこいです。
今後メガバンクを中心とする古株の銀行は、AIによってどんどん従業員・店舗の双方をへらしていく方針のようで、なかなかどうして先行きが怪しいですね。
きづいたときには、住信SBIネット銀行や楽天銀行のようなネットバンクと、区別がつかなくなっていそうです。
これからどんどんリアル店舗の銀行が、私たちの目の前から姿を消していくでしょう。
「銀行員は稼げる」と言われていた時代は、あっというまに昔のものとなりました。
住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金も改悪がつづいて、現在は年利0.01%。
楽天銀行のマネーブリッジは、ひきつづき0.1%を継続。
楽天銀行・楽天証券のくみあわせも、資産運用していくうえでは全然アリになってきましたが、いずれにせよスズメのなみだ程度の差です。
今回の実験では、インデックスファンド運用の年利は4%、つまりメガバンクの年利の4000倍、ということは肝に銘じておいたほうがいいでしょう。
圧倒的な差ですね。
銀行の普通預金や定期預金を使うよりも、断然インデックスファンドの積立運用のほうがお得です。
私自身は現在、短期・中期・長期、あらゆる視点で資産運用方法を見直しているところですので、世界経済インデックスファンドとセゾン投信に関しては、2018年初頭に運用を終了、出金しています。
今後は長期であれば基本的に、米国株の海外ETFを使っていく予定です。
2010年代前半までは、海外ETFは特定口座の対象外で、自分で確定申告しないといけないデメリットがありました。
しかしここ数年で、いろんな証券の特定口座で海外ETFの運用が可能となっています。
● SBI証券・NISA売買手数料の無料化(外部リンク)
さらにNISA口座の非課税枠が、外国株・海外ETFにも対応。
そのうえ海外ETFに関しては、買付手数料が無料となりました。
これでだいぶ海外ETFへの投資の敷居はさがりましたので、長期視点であれば、私自身は以前から狙っていたVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)や、VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)といった海外ETFへの投資を狙っています。
欠点としては、毎月の積立自動設定ができないこと。
自分で手動で投資できる人むけです。
ですので、さぼりがちな人や忙しい人は、従来どおり世界経済インデックスファンドやセゾン投信で積立投資するのがオススメです。
このふたつであれば、毎月自動で銀行口座から引落・積立されていきますので、気がついたときにはお金がふえている、という展開にもっていけます。
また私はSBI証券でNISAを作りましたが、NISAの非課税枠は、どんどん有効活用していったほうがよいです。
ここ近年で「つみたてNISA」も開始されましたが、通常のNISAとどちらかしか選べないことに注意します。
つみたてNISA → 長期投資しかしない人むけ
従来のNISA → 短期・中期投資もする人むけ
VTIについてですが、VTIは米国株オンリーのETFなので、ダウ平均暴落時にはリスクがあります。
しかしこれまでの投資の歴史をひもとくと、結局ずっとアメリカ株の一人勝ち、という側面があります。
リーマンショックなどで暴落したあとも、すぐにたちなおっていることが多いですので、自分でたびたび調整できるなら、世界経済分散より、アメリカ株中心で投資していったほうが利回りは高くなります。
今後アメリカ個別株への投資も買付手数料が無料になるのなら、さらにKO(コカ・コーラ)、JNJ(ジョンソン・エンド・ジョンソン)、MCD(マクドナルド)、DIS(ウォルト・ディズニー)、XOM(エクソン・モービル)などに分散投資していくことも、正解となるでしょう。
NYダウ構成のアメリカ古株は、高配当を期待できます。
とはいえ、これらの長期投資手法は、もとから資産のたくさんあるお金持ちむけ、もしくは忙しい人むけです。
すばやくお金持ちになることを目指すのなら、時間を作って自分でテクニカル・ファンダメンタルなどの勉強・分析をして、日本のバリュー株・仕手株・IPO株、仮想通貨の草コインで急騰を狙うスイング・中期投資や、ビットコインFX・為替FXの短期スキャルピングが、オススメとなってきます。
投資は短期になるほどマイナスになるリスクも高まりますが、長期の投資信託よりも圧倒的にお金のたまり具合が違い、うまくやれば1か月で資産を2倍にすることも可能です。
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