最近はデジカメだけではなく、スマートフォンの発達で、いつでもどこでも動画の撮影が簡単になりました。
その動画を、ネット上の動画配信サイトにアップロードすることで、お金を稼ぐ方法があります。
今後さらにのびていく稼ぎ方ですので、初心者から上級者まで、幅広くオススメできます。
動画投稿で稼ぐ方法は「ネットでお金を稼ぐ方法」にとどまらず、あらゆる可能性を秘めています。
結果として動画投稿の外の世界でも、活躍できるようになりやすいです。
いまではスーパースターとなっているジャスティン・ビーバー氏も、子供時代に自分の歌をYouTubeで動画投稿しつづけたことがきっかけで、スカウトされています。
このように多くの有名人もまた、動画投稿からはじまっているわけです。
代表的な動画配信サイトには、以下のようなものがあります。
YouTube(ユーチューブ)
ニコニコ動画(ニコ動)
Vine(バイン)
FC2動画
DailyMotion
Ustream(ユースト)
Stickam(スティッカム)
TwitCasting(ツイキャス)
GyaO!
パンドラTV
U-NEXT
Hulu
この中で、一般人にも動画がアップロードでき、なおかつ収益システムが充実しているのは、YouTubeとニコニコ動画のふたつです。
動画でお金を稼ぎたい場合は、YouTubeとニコニコ動画のふたつを意識するといいでしょう。
同じ動画を複数の動画配信サイトに投稿することもできますので、ユーチューブとニコニコ動画の両方に投稿するのも、コツとなります。
特にユーチューブは、世界全体が市場です。
いまやユーチューブ検索は、グーグル検索に次ぐ検索数となっており、不労所得も狙いやすいですので、本格的に動画で稼ぐなら、YouTubeの使用は絶対です。
当ページでは、動画投稿全般に関するコツや稼げるジャンルについて、解説しています。
YouTube・ニコニコ動画の稼ぎの詳しい仕組みについては、以下を参照してください。
実際に動画投稿で稼いでいる人たちの実例は、以下のページより。
目次
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動画投稿で稼ぐ手段は、おおまかにわけて3通り。
<動画投稿で稼ぐ3つの方法>
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ユーチューブとニコニコ動画では、それぞれに収益化のシステムが備わっています。
以下のふたつです。
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ユーチューブではYouTubeパートナープログラム(グーグルアドセンス)、ニコニコ動画ではクリエイター奨励プログラムを使って、再生されるだけで収益となる仕組みがあります。
以下は、平均的な収益です。
<動画1再生あたりの収益>
YouTube | 0.05~0.1円 |
---|---|
ニコ動 | 0.2~0.5円 |
再生回数や知名度によっても、この報酬は変動していきます。
ややニコニコ動画のほうが平均収益率は高いですが、市場自体は、日本のオタク層のみが対象になりがちなニコニコ動画よりも、世界全体が対象になるYouTubeのほうが大きいことに注意します。
もっぱら、完全に自分のやりたいことだけで稼いでいる人たちは、この収益システムを使います。
特にユーチューブでは、こうした人々を「ユーチューバー」と呼称します。
ヒット動画を作りつづけることで完全に不労所得化するのも、この手法の良いところです。
広告は動画配信サイト側が、閲覧者の興味・関心に応じて自動検出しますので、いちいちサイトアフィリのように広告を貼りかえる労力もありません。
参考までに、フォーブスによると、2015年に世界でもっともユーチューブのアドセンス報酬を稼いだ人物は、ゲーム実況のピューディパイ(PewDiePie)氏で、年収1200万ドル。(時価・年収14億円)
日本国内だと、同じくゲーム実況のヒカキン氏が、年収2億円でトップと言われます。
グーグルアドセンスは規約が厳しいですので、アカウント凍結されないよう、細心の注意をはらう必要があります。
有料チャンネルは、特にニコニコ動画で発達中。
不労所得にはなりませんが、月額課金制にすることで安定的な収入を見込むことができます。
有料チャンネルの開設はさまざまな条件があり、初心者には敷居が高いです。
ですので最初は、グーグルアドセンスやクリエイター奨励プログラムを使って収益化していくのが、オススメとなります。
動画が評価されることで次第に認知されていき、有料チャンネルの作成も可能となります。
動画に別サイトへのリンクを貼って稼ぐ方法は、ユーチューバーというよりも、ネットビジネス専業の人が使う手法です。
ただ動画をあげればいいというわけではなく、ネットビジネスの知識や自分の専門分野も必要になります。
グーグルアドセンスによる収益だけでは非効率的ですので、動画を閲覧者に見せたあと、外部リンクによって自分のサイトやメルマガに誘導。
そこで収益化する、というメソッドです。
ニコニコ動画では別サイトのリンクが貼れず、アドレスを貼っても文字になってしまいますので、注意します。
いっぽうユーチューブでは、アノテーションやカードといった、動画内部にリンクをもりこむ機能が発達しており、外部リンクとの連動に困ることはありません。
うまく稼ぐ人は、前述のグーグルアドセンスよりも、こちらの外部メディアへの誘導による稼ぎ方で、成果をあげています。
こうしてブログ・メルマガ・ユーチューブという感じに、自分のメディアを分散させておくことで、どれかひとつが駄目になったときのリスクヘッジ(保険)にすることもできます。
ある程度動画が再生され、人気になると、雑誌掲載や書籍執筆などのオファーもきます。
動画投稿という性質上、音楽・ダンス・美容といったジャンルものびやすいですので、前述のジャスティン・ビーバー氏の例にもあるように、芸能人になるチャンスにも恵まれます。
1分間で喋れる文字数は、300~350文字程度が限度と言われています。
動画情報は、その従来の文字情報と比較すると、約4500倍の情報量です。
映像や音声があることで、言葉で説明する手間がはぶけますので、そうした意味では動画コンテンツは効率的です。
また動画マーケットは他メディアと比較してブルーオーシャン、要するに競合が少ないということも、よく言われます。
ブログ記事同様、各動画配信サイトでも、動画の公開設定ができます。
基本は「公開・限定公開・非公開」の3種があります。
動画完成後、最初は非公開であげておき、調整をおこなったあとに公開、というのが基本です。
限定公開は、YouTubeの場合であれば、URLを知っている人だけがアクセスできる動画です。
メルマガ読者や自分の商品を買った人に限定で見せるなど、工夫して使っていきます。
原則mp4形式の拡張子で動画を撮影・アップ。
スマートフォンやデジカメの他に、三脚もあるといいです。
動画はウェブサイトと比べると、トップページが意識されないので、不労所得を狙う場合にしても、ときどき雑な作りの動画をあげてしまっても、問題がありません。
ウェブサイトでは、相互にページ同士が連動しあって検索順位が決定していきますが、動画に関しては、各ページが完全に独立しています。
気になる場合は、チャンネルをわけてしまうか、あとで動画を消すなり工夫すればいいだけです。
YouTubeに関して言えば、作成済み動画の説明欄に、同ジャンルの人気動画のリンクをはっておくことで関連性が生まれ、それだけで人気動画側の関連動画にのぼりやすい、という特性もあります。
(1)しっかり動画を編集する
基本中の基本です。
単純にポンと動画をアップするよりも、文字入れ・カットなど、パソコン上で丁寧に編集をくわえたほうが、当然アクセス数の多い動画となります。
初心者のうちほど、こうした編集の手間は怠らないようにします。
サムネイルも雑誌などの見出しを参考にして、加工していきます。
徹底するなら、テレビや映像の作り方、ディレクターの本を読んで勉強します。
動画編集ソフトは、ウィンドウズであればWindows Movie Maker、マックであればiMovieが無料で使えます。
編集をしていくいっぽうで、おおがかりな編集をせずにすむ動画を作れるよう脳内で企画し、労力を軽減することも重要です。
(2)ジャンルは統一する
ウェブサイト・ブログ作成と同じコツになります。
政治なら政治、料理なら料理、筋トレなら筋トレと、原則ジャンルは統一します。
ジャンルを統一することで「あの人はゲーム実況の人だ」「この人は筋トレの人だ」と覚えてもらえやすくなります。
どうしても複数のジャンルを扱いたい場合は、チャンネルやアカウントをわけるなど、工夫していきます。
(3)タイトルや動画説明文を工夫する
こちらもブログ作成と同様のコツになりますが、文章面はSEOを意識します。
● 稼ぐためのSEO対策とユーザビリティの基本(参考)
● titleタグを選定するための基本(参考)
特にタイトルは、キュレーションであれば「まとめ」という単語を使ったり、数字を具体的にいれたり、インパクトのある単語をいれます。
固有名詞や権威的な単語も、進んで使っていきます。
そのうち動画内の音声をよみとって、検索順位に反映する仕組みが、ユーチューブ内でできる可能性があります。
しかし当面は、文字検索が中心と考えましょう。
(4)閲覧者の次の行動を指示する
特にリンクを自由に使えるYouTubeに言えることですが、収益化を意識するなら、動画を見終わった閲覧者の次の行動を、動画説明文か動画の最後で、しっかり指示しておきます。
一番よくあるのは「チャンネル登録してください」という指示です。
他、「続きはこちらから」と言ってリンクを貼っておき、ブログに飛ばす、メルマガのリスト取りフォームに飛ばす、商品販売ページに飛ばす、といった指示が考えられます。
すぐにマネタイズしたいのであれば、商品販売ページにすばやく飛ばすのがオススメです。
ただしこの場合、動画は長くして、説得力をもたせるように作りこむ必要があります。
顧客をファン化してキープしたい、ということであれば、チャンネル登録、メルマガ、ブログへと飛ばします。
この場合は、短い動画でも構いません。
誘導先のブログやメルマガで、商売していきます。
YouTubeの概要(動画説明欄)は、最初の3行だけは初期状態で表示され、4行以降は開閉ボタンをクリックすることで表示されます。
ですので最初の3行に、重要な情報をつめこんでおくことがコツです。
商品販売を意識するなら、どんな内容を売りこむのか。
自分の実績(USP・ユニークセリングポイント)は何か。
その他、とばしたいリンクなどです。
4行目以降には、自己紹介や自分の各種サイト・SNSのリンク、メッセージをいれていきます。
ブログやメルマガからも、動画(チャンネル)へのリンクを貼っておき、相互に連動させておくのがオススメです。
(5)シリーズ動画を作る
上記に関連しますが、とにかく一度よびこんだ閲覧者を、逃がさないことが重要になります。
ですので連続するシリーズものの動画を複数作っておくことも、ひとつのコツとなります。
(6)英語を使う
動画独特の特徴として、扱うジャンルによっては言語の壁をこえ、非言語ですむ、ということがあります。
こちらも特にYouTubeに言えることですが、タイトルや動画説明文には、積極的に英語を使っていくといいでしょう。
英語になれていない日本人であっても、少し英語を使うだけで、一気に海外からのアクセスを狙えます。
2016年現在、日本語の人口は1.2億人で、今後減少傾向。
いっぽう英語の人口は17.5億人で、今後増加傾向。
ネットビジネスも含めて、ありとあらゆる稼ぎ方は、今後、日本国内にとらわれていると尻すぼみです。
英語を鍛えていくという意味でも、どんどん動画内に英語を使っていくのは、理にかなっています。
本格的にやるならば、英語用チャンネルを作るのも有効です。
あらかじめ発言する内容を、英語で作っておきます。
もしくは、英語の基本文法・単語がわかるのであれば、日本語を適当にGoogle翻訳して、それを見ながら臨機応変に発言するのもアリです。
英語に自信がない人は、とりあえず中学英語の発音からスタートし、高卒レベルの英文法までマスターしてみましょう。
● 英語の発音がよくなる10のコツ(外部参考)
● 英文法大全(外部参考)
字幕英語を使うのもアリですし、そのために英訳の外注を使うのも、1つのスキームです。
(7)海外ユーチューバーもモデリングする
上述の英語と関連しますが、日本でユーチューバーになろうとしている人は、日本人のユーチューバーばかり参考にします。
やはりそれでは、視野が狭いです。
世界規模でトップレベルに稼いでいるユーチューバー達も、しっかり観察すべきです。
チャンネル名 | 総再生回数 | チャンネル会員数 |
---|---|---|
ヒカキン (HikakinTV) | 22億回 | 313万人 |
ピューディパイ (PewDiePie) | 125億回 | 4570万人 |
ジャスティン・ビーバー (JustinBieberVEVO) | 115億回 | 2260万人 |
上記は、2016年6月時点でのユーチューブの各チャンネル概要のデータです。
日本一ユーチューブで稼いでいると言われるヒカキン氏と、世界一ユーチューブで稼いでいると言われるピューディパイ氏、そしてユーチューブ出身で、音楽を通して世界で一番稼いでいるであろうジャスティン・ビーバー氏を比較します。
年収については、2015年のアドセンス収益がピューディパイ氏が14億円、ヒカキン氏が2億円。
そしてジャスティン・ビーバー氏は、音楽活動における収入を含めて、2014年段階で年収90億円以上にも及んでいると言われます。
決してヒカキン氏含む日本人ユーチューバーを否定するわけではありませんし、あなたが日本人である以上、日本ですでに稼いでいるユーチューバーから学ぶものも、たくさんあります。
しかし日本と世界とでは、上記のような圧倒的なデータの違いがあるという事実はうけいれ、世界のトップレベルをモデリングしていく姿勢も、忘れないようにします。
(8)動画に動きをつける
ノウハウ系動画でもないかぎり、基本動画は動きを要求されます。
ペット動画であれば、なにかペットに芸をさせたり、ペット同士を戯れさせたり、などの工夫です。
自分自身を被写体にする場合は、ボディーランゲージを徹底します。
特にゲーム実況・エンタメ系では、こうした遊びの要素が重要視されます。
ヒカキン氏やマックスむらい氏などを見ていればわかるように、目を見開く、口を大きく開くなど、いわゆる「顔芸」が豊富です。
(9)声にメリハリをつける
上記のボディーランゲージと連動しますが、テンションをあげるべき所では、とにかくあげていくこと。
ぼそぼそと喋るのは論外で、原則、大きな声をだしていきます。
喜怒哀楽がはっきり声にあらわれる動画は、メリハリがいいです。
特に音楽系で歌う場合は、ボイストレーニングも徹底します。
● 横隔膜トレーニング(外部参考)
● ボイストレーニング(外部参考)
(10)決まった時間に投稿する
毎日、もしくは毎週・毎月、決まった時間に投稿します。
月額課金の有料チャンネルでは、これが必須になりますが、しっかりアクセス数上昇を狙っていくなら、通常の無料チャンネルであっても、実行していく必要があります。
その場合はしっかり「毎日18時放送」というふうに、テレビ番組のように決めておくことが肝心です。
このノウハウは、特にゲーム実況・エンタメ系などでは重要です。
参考までに、ヒカキン氏は毎日19時に動画を投稿しています。
(1)ペット系
もはや動画で稼ぐなら王道のジャンルです。
特に犬・猫の需要が、世界全体で高いです。
まず非言語ですみやすいので、英語ができなくても海外アクセスがかなり狙えます。
顔出し不要なのも特徴です。
YouTubeで稼ぐためにペットを飼うのは、毎日の世話でなかなか骨が折れるので、気をつけます。
もともとペットを趣味で飼っている人むけです。
ペットを飼っている人であれば、逆に一番稼ぎやすいジャンルと言えるでしょう。
(2)ノウハウ系
お金稼ぎや恋愛、健康といった需要あるノウハウをはじめ、様々なノウハウを動画内で解説することで稼ぎます。
こちらは既に専門分野やネットビジネスの知識がある人むけで、アドセンスなどのパートナー広告で稼ぐよりも、外部リンクでブログ・メルマガに誘導して稼ぎます。
必要に応じて、動画内には図や絵をいれていきます。
セミナーをやる場合など、顔出しすることもあります。
再生数が少なくても、マーケティング次第でいくらでも稼げるのが、この手法のいいところです。
長期的な安定性・堅実性という意味でも、この方法はオススメです。
また動画コンテンツという性質をいかし、美容系・運動系・料理系といったノウハウも稼ぎやすいです。
美容系であれば、化粧や整髪のビフォー・アフター動画。
運動であれば筋トレのやりかたなどです。
(3)ゲーム実況・エンタメ系
動画作成・投稿系では、国内外とわず一番際立つジャンルです。
前述のピューディパイ氏・ヒカキン氏の例にあるように、パートナー広告収益によるお金稼ぎ自体も、この分野が一番にぎわっています。
音楽系に比べると、単体動画だけで莫大なアクセス数、というわけにはいきませんが、全動画の総合アクセス数であれば、ゲーム実況が上にいきます。
音楽系ほどではないとはいえ、ゲーム実況者自体がプチタレント扱いされることも多く、ボディランゲージやボイスコントロールも非常に重要です。
ユーチューブとニコニコ動画、共ににぎわっている分野ですが、とりわけニコニコ動画はオタクカルチャーという性質上、だいぶゲーム実況にかたよっています。
ゲーム実況で稼ぐ場合は著作権の問題がありますが、最近は任天堂をはじめ、収益つきで実況OKのゲームがふえています。(下記詳細)
基本は顔出し必須ですが、ニコニコ動画の幕末志士のように、顔出しなしでも人気のある実況者がいます。
(4)音楽・ダンス系
自分の歌や曲、その他、ダンスの動画を、投稿しつづけます。
それだけでもパートナー広告による収益が狙えますが、なにより狙うべきは、顔出しによる芸能プロダクションなどのスカウトです。
上級者むけになっていきますが、歌やダンスを丹念に練習していくことで、こうしたセレブリティの世界に入っていくことも可能です。
ネットビジネスで稼ぎながらセレブリティを目指すのであれば、YouTubeは一石二鳥です。
単体動画での再生数は、この音楽ジャンルがダントツでトップです。
2016年の段階で、世界で一番再生されているYouTube動画は、PSY氏の「GANGNAM STYLE」で、25億回再生。
1再生0.1円の単純計算で、この動画だけで2億5000万円のアドセンス広告収益。
2位は前述のジャスティン・ビーバー氏の「Baby ft. Ludacris」で、14億回再生。
この動画だけで、最低1億4000万円のアドセンス広告収益です。
こうした本格的なヒット動画は、PV作成が前提であるため、芸能プロダクションとの協力が不可欠です。
その他、顔出しせずとも作曲で稼ぐ方法があります。
自分で作った曲をアップロードして、パートナー広告で稼ぐ、というものです。
特にニコニコ動画では曲をアップすると、その曲が二次利用されるたびに権利収入として、ほったらかしで報酬をうけとることも可能です。
ボーカロイド(初音ミク・鏡音レン・鏡音リン・巡音ルカ)を使用した作曲や、ゲーム・東方Projectの二次創作楽曲が、ニコニコ動画ではアクセス数上位を占めており、これらによる不労所得で稼いでいる人もいます。
くれぐれも音楽のカバー動画の場合は、著作権に気をつけます。(下記詳細)
(5)その他
旅行によく行く人は、旅行先の珍しい風景を動画にして配信するのもオススメです。
時事問題・ニュースに関するトレンド系動画は、通常のニュースサイト作り同様、不労所得にはなりませんが、毎日更新を継続すればそれなりの収益となり、初心者にもむきます。
災害系の動画は、東北震災時の津波動画のように、圧倒的な再生数となりますが、つねに狙って撮影できるものでもないので、メインの稼ぎ方とするのは控えます。
他、自分たちの子供を出演させることで、再生数があがる例もあります。
特に動画投稿で稼ぐ場合は、著作権や禁止コンテンツに敏感である必要があります。
<問題のない動画・例>
自分のペットを撮影したもの
フリー素材の音楽を使用する場合は、商用使用許諾の証明を直リンクしておく
レコード会社と契約していない自分の曲
商用使用許諾のあるゲームの実況
<問題のある動画・例>
購入した曲やテレビの音楽を使った動画
他人の動画を集めて組み合わせたもの
性的描写、暴力表現など
商用使用許諾のないゲームの実況
動画・音源・ゲームなど、他者のコンテンツを一部でもそのまま使うことを「二次使用・二次利用」と言います。
原則YouTubeでは、そうした二次利用の動画に、パートナー広告をつけることがアウトです。
ただし例外として、そのコンテンツの製作者がウェブサイト上で「商用利用可能」と言っていれば、そのリンクを動画説明文内にはることで、二次利用・収益化が可能です。
ニコニコ動画であれば、ニコニコ動画内のすべての動画を、二次利用・収益化することが可能です。
対象動画のコンテンツツリーに子作品として自作動画を登録することで、収益分配をおこないます。
いっぽう、他者のコンテンツをネタに動画を作ることは「二次創作」にあたります。
たとえば、他者コンテンツの動画・音源をそのまま使わず、自分で演奏しなおして動画にしてアップする場合は、二次創作です。
「二次創作は認めても二次利用は認めない」というケースがありますので注意します。
YouTube・ニコニコ動画で、それぞれ著作権への対処は異なる部分もありますが、基本は同じです。
「使用許諾・商用利用許諾のないコンテンツの二次利用・二次創作は、収益化に使うことが不可能」という大原則は、忘れないようにします。
これは音楽・動画・ゲームにかぎらず、他の文章・芸術品など、あらゆる著作物に言えることです。
基本的に二次利用で稼ぐ場合は、直接自分から、権利者に使用許諾・商用利用許諾の確認をおこなう必要があります。
ゲーム実況では特に気になる部分ですが、二次利用・二次創作の使用許諾・商用利用許諾を、サイト上で公表しているゲーム会社が、いくつかあります。
こうしたゲームであれば、いちいち自分から確認をおこなう必要がありません。
たとえばマリオシリーズで有名な任天堂に関しては、収益を任天堂と分配する形にすれば、ゲーム実況で収益化することを認めています。
以下、外部参考記事。
任天堂他、Minecraft、ファイナルファンタジー14、UBISOFTといったゲーム会社のゲーム実況でも、収益化できます。
ボーカロイド・初音ミクについても、任天堂と同じように収益分配という形であれば、収益化ができます。
ニコニコ動画では、任天堂・初音ミク共に、コンテンツツリーで子作品登録をすれば、簡単に収益化が可能です。
他、投稿ジャンルとして人気の高いゲーム・東方プロジェクトについても、作者が二次創作を容認しています。
JASRAC登録の曲も、ピアノ演奏などの二次創作がOKです。
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