同人誌というのは、
プロアマ問わず誰でも出版することのできる本のことです。
特に現代では、
自分の好きなアニメやゲームのキャラを描いた漫画等の、
二次創作系の同人誌をさします。
この同人誌によって、
実質著作権を無視した漫画の販売が可能になっています。
オタク文化が日本で大きな影響を持つ以上、
人気のある同人誌というのも非常に価値を持つようになりました。
しかも同人誌は通常の本の出版とは違い、
同人誌印刷所や自費出版によって出版がおこなわれるため、
部数が少なくなりがちです。
つまり、需要が多くて供給の少ない商品というのが、
同人誌では簡単に発生するのです。
たとえば、
有名な同人作家が人気になる前の同人誌というのは数が少なく、
価値のあるものになります。
同人誌の転売では、そうした点をついていきます。
アニメや漫画の大好きな方だと、
どの同人作家に人気がでるかなどの目利きに長けているので、
同人誌の転売がオススメな手法となるわけです。
年に2回、コミックマーケットという同人誌即売会のイベントが、
お台場・有明の東京ビッグサイトでおこなわれます。
そこの壁サークル・大手サークルと言われる人気作家の同人誌を買って、
すぐに秋葉原等の同人誌販売店や、
Yahoo!オークション(利用には有料のYahoo!プレミアム登録が必須)等で、
転売してしまう、という手法で簡単にお金儲けができます。
これは本当に誰にでもできる即金の手法ですので、
意欲のある方はやってみるといいでしょう。
また同人誌に限らず、
企業ブースではオタク向けの限定グッズが販売されます。
声優のサイン入りテレカや先着50人限定のグッズ等は、
プレミアがつくことで、
Yahoo!オークションで確実に利益となりますので、
それらを狙ってみてもいいでしょう。
実際管理人の知り合いにも、
1回分のコミケで10万円~20万円を稼いでいる人がいます。
ただし、コミックマーケットは人が非常に多いです。
グッズや漫画を買うために列ができることもしばしばです。
体力のない人は、やめておいたほうがいいかもしれませんね。
コミケで限定品や人気商品を買って転売を狙う場合、
その商品を扱う場所にたどりつくスピードが重要です。
しかしコミケの参加人数は、1日につきおよそ15万~20万人。
希少価値のある商品は、
コミケ開催1時間以内には完売となり、恐ろしい競争率です。
開催前日から会場前で待機している徹夜組と呼ばれる人々が存在し、
そこで長蛇の列を作っていることからしても、その実情は明らかです。
こうした状況を解決するためによく使われるのが、
サークルチケットです。
コミケでは、販売する側のことをサークルと言います。
そしてサークルに所属する人には、
サークルチケットと呼ばれる通行証が与えられています。
この通行証があれば一般参加の列を回避して、
すぐにコミケ会場に入ることができます。
物を買う目的ではやめにコミケ会場に入るのに、
サークルチケットを使うというのは、
厳密には本来の使い方とは違います。
しかし徹夜組として並んでも買うことのできない、
サークルチケットを持っている人だけが買うことのできる限定品が、
ずいぶんと多いのも事実です。
本格的にコミケで希少品を狙っていくなら、
サークルチケットを所有することで、大分有利になるでしょう。
このチケット自体もいわゆる金のなる木なものですから、
コミケ開催前にはよくYahoo!オークション等で出品され、
最低でも1万円~3万円で落札されます。
サークルチケットに限らず、
アイドルのライブやコンサート等のチケットも含め、
チケットの転売というのは本来は違法です。
しかし大体のチケット転売屋は、
「不要品処分」という名目で出品することで、
その問題をおさめています。
コミケ運営もまた当然、
サークルチケットの転売行為を認めていませんが、
そうした事情もあり、
なかなか転売行為に対処しきれていないのが現状です。
ちなみにサークルチケットを正攻法で入手するには、
コミケ開催の半年前ぐらいにサークル参加の申し込みをおこなった上で、
抽選に通らないといけません。
同人活動をおこなったり、
知り合いに頼んでサークルの仲間にいれてもらったり、
といった前提が必要になるでしょう。
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