当ページでは、洗濯機の選び方と節約法について書いています。
当サイト管理人が一人暮らしをするにあたり、買う家電・家具でもっとも調査したのが洗濯機です。
それくらい買う洗濯機によって、生活様式は大きく変わります。
ぜひ参考にしてください。
最近では、洗濯機には「通常の洗濯機」と「洗濯乾燥機」の2種類があります。
結論から言ってしまうと、当サイトでは後者の洗濯乾燥機をオススメしています。
従来の洗濯機では、洗濯物を洗ったあとハンガー・物干し竿にかける必要があり、非常に手間です。
そして基本的には、以下の3つのいずれかで洗濯物を干すことになります。
ベランダ・バルコニーの天日干し(てんぴぼし)
室内の陰干し
浴室の浴室乾燥機による乾燥
基本はどんな洗濯物も天日干しですが、日本では梅雨や秋雨など、季節によっては雨天が多くなり、干しにくい時期もあります。
また雨天の多い時期に室内の陰干しをやりすぎても、以下のデメリットがあります。
室内に細菌やカビが発生しやすい
洗濯物が臭くなりやすい
人体に悪影響をおよぼす
いっぽうで洗濯乾燥機というのは新しいタイプの洗濯機で、洗濯機自体に、洗濯物をかわかす機能があります。
この洗濯乾燥機を使うことにより、ハンガー・物干し竿にかけて干す手間が、完全にはぶけてしまいます。
「炊事・掃除・洗濯」の三大家事のうち、洗濯の部分を完全に自動化できてしまうのは、非常に大きい。
だから当サイトでは、洗濯乾燥機をオススメするわけです。
もちろん雨天によって洗濯物が乾かない、という悩みもなくなります。
極端に洗濯物が汚れていないかぎり、今後の洗濯作業では干すことはもちろん、手洗いもオススメしません。
手洗いこそ時間の浪費ですし、手にも負担をかけます。
私は靴下やハンカチなども、すべて洗濯乾燥機で処理しています。
洗濯機にはドラム式とタテ式(うずまき式)があります。
ドラム式はよくコインランドリーにおかれている、横から洗濯物をだいしれするタイプの洗濯機。
タテ式はいわゆる家庭用洗濯機として印象づけられているタイプの洗濯機で、上から洗濯物をだしいれします。
だいたい洗濯乾燥機はドラム式で、従来の洗濯機はタテ式です。
タテ式でも乾燥機能のついた洗濯機はありますが、ランニングコストが高いため、オススメしません。
乾燥機能を求めるのであれば、断然ドラム式です。
以下のような違いがあるためです。
<2つの乾燥方式>
ヒーター式・水冷式乾燥 → タテ式に多い乾燥機能で、ランニングコストが高く、衣類が傷みやすい
ヒートポンプ式乾燥(オススメ) → ドラム式に多い乾燥機能で、ランニングコストが安く、衣類が傷まない
気になるランニングコストですが、こちらは消費電力量(Wh)で確認します。
消費電力(W)ではなく、消費電力量(Wh)で確認するのがポイントです。
このWhが、実際に洗濯機を動かすときに使う電気量となります。
洗濯だけならドラム式・タテ式とわず、60Wh~70Whあたりの消費電力量です。
乾燥機能を使うと、安いドラム式(例・ES-V540)の場合、消費電力量が1800Wh。
タテ式(例・NA-FR80H8)とあまり変わりません。
これは、前述のヒーター式(水冷式)乾燥であるためです。
いっぽう、30万円ほどする高くて良質なドラム式(例・NA-VX9300L)であれば、ヒートポンプ式乾燥であるため、乾燥機能使用時の消費電力量は600Wh。
ランニングコストが3倍ほど違うことに注意します。
電気代単価を1kWh25円として、実際に電気料金を概算してみると、乾燥1回分の電気代は600Whで17円、1800Whで50円。
1日1回、月間15日間くらい乾燥するなら、それぞれ255円と750円。
年間で3060円と9000円ですから、およそ6000円の差です。
長期的に考えるなら、ある程度値段の高いドラム式洗濯乾燥機を買うのが、正解と言えます。
洗濯できる最大容量(定格容量)については5kg~10kgと多様ですが、効率的に省エネできるのは、定格容量の8割程度で洗濯するときです。
なので定格容量が大きい場合は、ある程度洗濯物をためておき、あとでまとめて洗濯する形をとるようにします。
また多くの洗濯機には「スピードコース」と「標準コース」があり、スピードコースを使うことで、時間もお金も節約できます。
特段汚れていなければ、スピードコースを選ぶので正解です。
音の大きさについてはdB(デジベル)を見ます。
これが少ないほど静かで、20dB~40dBが基本です。
<各メーカーごとの洗濯乾燥機の特徴>
パナソニック | ヒートポンプ式乾燥が多く、省エネに優れている |
---|---|
東芝 | 静音性が高く、洗濯終了までの時間が正確 |
シャープ | 洗濯時間が短い |
洗濯乾燥機でおしゃれ着を洗うときは、おしゃれ着専用の洗濯・乾燥コースがありますので、それを選びます。
普段着と比べると洗濯・乾燥に時間がかかってしまう点には、注意します。
私は普段着であろうとおしゃれ着であろうと、基本的には洗濯も乾燥も、すべて洗濯乾燥機ですましていますが、モノによっては、おしゃれ着の乾燥だけは天日干しや浴室乾燥で処理してしまう、というのも手です。
自分の手に負えない衣類は、クリーニングにだすようにします。
クリーニング前の衣服を渡すとき、クリーニング後の衣服をうけとるときで、それぞれ自宅まで宅配にきてくれるクリーニングがありますので、オススメです。
<使用する洗濯洗剤>
普段着 | 弱アルカリ性洗剤(トップ、アタック、アリエールなど) |
---|---|
おしゃれ着 | 中性洗剤(エマール、アクロンなど) |
特にアセテート、毛、絹などの衣類は、中性洗剤で洗うようにします。
柔軟剤(レノア、ハミング、ソフラン、ファーファ等)は、基本的に普段着・おしゃれ着共通でOKです。
タテ式・通常の洗濯機 | 良いものでも5万円程度で手に入る |
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ドラム式・洗濯乾燥機 | 最低でも10万円から |
やはり本体価格だけは、洗濯乾燥機が高くなってしまうことに注意します。
当サイトオススメの洗濯乾燥機は、東芝の「TW-Z400L-W」です。
実際に私が買ったのもこれで、15万円前後で購入できます。
(2016年追記)
現在「TW-Z400L」は生産終了しています。
洗濯乾燥機はどんどん新しいものがでてきますので、注意が必要です。
その時々の安い洗濯乾燥機を探すコツとして、まずは東芝の洗濯乾燥機のページにアクセス。
「生産終了品」の項目をクリックして、そこにのっている洗濯乾燥機の名前を、アマゾンなどで検索。
15万円以下の安いものを探すのが、オススメです。
最新のものは20万円以上が相場ですので、注意します。
くれぐれも洗濯機をネット通販で買うときは、有料の設置サービスをつけるようにします。
またドラム式の洗濯乾燥機は、非常に大きいです。
洗濯機が搬入経路をとおれるかどうかを明確にするため、自宅の通路やドアの大きさを、あらかじめ測っておきましょう。
参考までに、TW-Z400Lの外形寸法は「幅655mm・奥行714mm・高さ1040mm」です。
またTW-Z400Lの場合は、洗乾5回のうち1回程度、以下の3つのお手入れ(掃除)をおこないます。
乾燥フィルター
糸くずフィルター
フタの内部側
慣れればすぐにすみますので、やはり普通の洗濯機を使ったうえでの干す作業に比べると、時間を大幅に節約できます。
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