
ホームページ作成の初期段階で最も時間をかける作業となるのが、
トップページのタイトルタグの考案です。
ホームページでは、
トップページのタイトル(サイトタイトル)は看板になります。
SEO的にもユーザビリティ的にも大きく影響し、
アクセス数やアフィリエイト収入も大きく左右されますので、
慎重に考えましょう。
管理人は、
当サイトのサイトタイトル「ネットでお金を稼ぐ方法大百科」を決める際、
Googleアドワーズのキーワードツールを使い、
テーマに関連する単語と、その検索数・競合性をすべて表にしています。
そして様々なバリエーションを熟考した上で、3日かけて決めました。
本来ならば、1週間くらい時間をかけてもいいと思います。
トップページのtitleタグ選定は、それくらい重要です。
トップページのtitleタグ選定の際は、
自サイトの分野・テーマに即したビッグワードを、
うまく捻出できるかどうかが鍵となります。
手がかりを得るためにも、
まずは自分がやっていきたいと思っているテーマで、
既に稼いでいる競合サイトたちを、キーワード解析してみましょう。
テーマに関連した単語で使用頻度の高いものは、メモしておきます。
またそれらの単語を類語辞典で検索し、
意味の類似した単語もメモしておきます。
関連性のある単語はすべてアドワーズのキーワードツールで調査し、
表にしてまとめておきましょう。
トップページのタイトル選定では一番重要なことです。
サイト訪問者がサイトタイトルを見て、
そのサイトがどんなサイトなのか、
即座にわかるようなサイトタイトルをつけます。
またトップページは、各コンテンツを統括するページなので、
全体のコンテンツのテーマにあてはまるような、
titleタグを選定します。
当サイトであれば、
ネット上のあらゆるお金稼ぎの方法をまとめているので、
「ネット お金 稼ぐ 方法」というキーワードをいれています。
しかし「ネットでお金を稼ぐ方法」という、
目標キーワードだけを考えたフレーズでは、
類似した競合サイトがすでにいたり、
今後そうしたサイトが現れたりすることを考えると、
インパクトに欠けます。
サイトタイトルは看板となる以上、
テーマに即したキーワードを考える一方で、
インパクトを考える必要があります。
インパクトというよりは、
「パフォーマンス」と言ったほうがいいかもしれません。
独自ドメインのアドレスとあわせて、
一回見ただけですぐに覚えられるようなサイトタイトル・アドレスを、
心がけるといいでしょう。
特にお金稼ぎ系のウェブサイトだと、
「馬鹿でも稼げる1億円」等、
様々なフレーズを入れて工夫しているアフィリエイターがいます。
インパクトというのは、
サイトテーマとは関連性のない単語(非目標キーワード)をいれることで、
際立たせることもできます。
当サイトの場合は、
「ネットでお金を稼ぐ方法大百科」というサイトタイトルにしており、
「大百科」という言葉で個性をだしています。
それにあわせて独自ドメインも、
「okanewiki」(お金の百科事典)という意味をこめて、
短いものに決めています。
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(2021年追記) 現在「ネットでお金を稼ぐ方法大百科」は、「お金稼ぎウィキ」へとリタイトルしています。 |
ロングテールは、
月間検索数が2000以上あって競合性の低い複合キーワードによる検索から、
アクセスをたくさん増やしていく、という方法です。
一方でビッグワードは、
検索数も競合性も図抜けて高い、
1語のみによる検索からアクセスをあげていく、という方法です。
(ビッグワードの月間検索数は、基本的に10万以上です)
ビッグワードで検索エンジンの上位表示となるのは至難の業ですから、
現在ウェブサイトでアクセスをあげようとする場合、
ロングテールによる方法が主流です。
しかし長期戦を前提にしてウェブサイトを作成していくのなら、
ロングテールや被リンクを充実させて、
ウェブサイト全体の価値を高めていくことができます。
その場合は、
特定のビッグワードを各コンテンツにばらまいておくことで、
そのビッグワードの上位表示を狙うことができます。
トップページのtitleタグも、そこで大きな効果を果たします。
ビッグワード(自サイトのテーマに即した)を組み合わせた複合キーワードを、
トップページのtitleタグにくみこむことで、
このビッグワードの検索エンジンでの上位表示率はあがります。
ですのでトップページのタイトルタグを選定する場合は、
自サイトで作っていく各コンテンツでも多用するキーワードを、
使うのが望ましいです。
実際当サイトでは「お金」や「稼ぐ」といった、
ビッグワードの複合キーワードを、サイトタイトルに含ませた上で、
各コンテンツの文中にも多分にこれらのビッグワードを含ませています。
需要のある検索キーワードというのは日々変化します。
まったく検索のない言葉がいきなりビッグワードになることもありますし、
逆にまったく検索がなくなってしまうキーワードというのもあります。
年単位でのキーワードの検索数の推移(ブーム)は、
グーグルトレンドで調査することができます。
不老所得を狙ってトップページのタイトルを選定する場合、
やはり気になるのは、
そのキーワードが永続的に検索されるかどうかです。
たとえば就職系のプログラムを扱うサイトで、
サイトタイトルを選定する場合、
目標キーワードの一例として「ニート」や「無職」という単語が使えます。
グーグルアドワーズのキーワードツールで調べると、
月間検索数自体は、
無職が110000、ニートが240000(どちらも競合性は低い)となっており、
ニートの方が検索数は多いと言えます。
しかしグーグルトレンドで調査すると、
ニートという単語は2005年頃に検索がピークを迎え、
以降の検索数は一気にさがっています。
一方で無職という言葉はずっと前からある言葉ですので、
グーグルトレンドでの表示は比較的に安定しています。
このことからも「ニート」は一過性の強い単語であり、
「無職」は永続する単語、と考えることができます。
現在でもニートのほうが検索数は上であることに違いありませんが、
一過性の強い単語、いわゆる新語や俗語と呼ばれる、
流行りものの単語は、そのうち死語になる可能性があります。
ですので今後も長続きするという根拠や確信がないかぎり、
一過性の強い単語は、
長続きするサイトにすることを考えるのなら、
トップページのタイトルには含ませるべきではありません。
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