アクセス数やアフィリエイト収入を重視して、
ホームページを作成する場合、
デザインはそこまで深く考える必要はありません。
むしろあまり凝りすぎたデザインというのは、
アクセス数を損なってしまう可能性があります。
ホームページのデザインや構造を考える上で一番重要なのは、
あくまで機能性(ユーザビリティ)です。
綺麗なデザインよりは、使い勝手のよいデザインを選んでいきます。
必要最低限のデザインを構築したら、
あとはサイト訪問者が必要な情報を得られやすいよう、
内部リンク(自サイト内の別ページへのリンク)や、
ナビゲーション(案内)を充実させてサイト作成に挑みましょう。
ホームページの基盤となるレイアウトですが、
基本的にはヘッダー、コンテンツ、サイドバー、
フッターの4つで構成していきます。
それぞれHTML・CSSのdiv要素・idセレクタで、
設計していくのがオススメです。
ヘッダーは上部に、フッターは下部に設置します。
コンテンツとサイドバーは中央に並列に設置します。
多くのサイトでは、コンテンツは左側に設置されます。
これは、HTMLではページの左側に映される情報の方を、
先に記述していくことから、
検索エンジンがコンテンツ内容を読みこみやすくするため、
といった理由です。
<各ゾーンの主な記述内容>
ヘッダー | サイトのタイトルロゴ 案内 |
---|---|
コンテンツ | 本文 アフィリエイト広告 |
サイドバー | 注目コンテンツ(キラーコンテンツ) カテゴリーページの内部リンク |
フッター | サイトのタイトル トップページでは相互リンク集 |
それぞれヘッダー、サイドバー、フッターでは、
臨機応変にメニューやアフィリエイト広告を配置し、
サイト訪問者がいろんなページに行き来できるよう、
ユーザビリティの向上をはかります。
トップページやサイドバーは、
コンテンツが少ないうちは作りこめない部分が多いです。
コンテンツが増えた後でテキスト一括置換のツール等を使って、
随時調整していくといいでしょう。
注目コンテンツを完成させた際は、
ヘッダーのメニューバーやサイドバーを利用することで、
そのコンテンツを、
ファーストビュー(ページを開いて一番最初に映る画面)に映るように、
工夫します。
ページ自体に背景色や背景画を設定する場合、
基本的には明るめの色がオススメです。
レイアウトを決めるときは他のサイトを、複数参考にしましょう。
なるべく閲覧者が見やすいサイトを参考にしていきます。
コンテンツの形はこのサイト、サイドバーはこのサイト、
メニューはこのサイト、というように、
色々なサイトのレイアウトを組みあわせることで、
自分のオリジナルのウェブサイトができあがってきます。
まずコンテンツには、上部にパンくずリストを設置します。
たとえば当ページだと、
「トップ > サイト作成とSEO対策 > 現在のページ」のような、
リンクつきの表記になっています。
このようにパンくずリストは、
そのページの位置を示す道標的な役割を果たします。
具体的には、上位ページを表記することによって、
そのページがどんなカテゴリーなのかを示すことができる、
という利点があります。
他にも、以下のような工夫をしていきます。
ページの最上部や最下部で、前ページ、次ページというようなリンクを作る
ページに関連するコンテンツのリンクを最下部にまとめておく
最下部に、そのページの上部に戻るためのリンクを設置しておく
これらの工夫をすることで、
サイト訪問者が特定のページで行き止まることはなくなり、
長い間サイトに留まってくれます。
ウェブサイトの直帰率を下げるための基本戦術ですので、
これらの内部リンクの仕組みは、必ず自サイトにくみこみましょう。
コンテンツの背景色は基本的には白、文字には黒を使います。
強調したい文字の場合には、太字の赤などを使います。
いろんな色があるとわかりにくいですので、
強調したい文字の変化色は2、3色程度にしておきます。
文字の大きさや行間は、閲覧者が見やすいよう工夫します。
当サイトの場合、本文コンテンツはCSSのfont-sizeで95%の値を、
line-heightで1.8%の値を設定しています。
リンクの色は基本的に変更しません。
デフォルト設定の「未読リンク=青」「既読リンク=紫」でいきましょう。
他、CSSで段落を作ったり、余白を調整したり、
大見出しと小見出し(HTMLのh1タグ、h2タグで設定)を作ったりして、
ユーザビリティの改良に努めます。
ウェブサイト運営でお金を稼ぐ場合、
サイト訪問者の管理人に対する信頼感が、
重要になってきます。
信頼感のあるウェブサイトだと見込み客やファンが増え、
リピーター(何度も自サイトを訪れる人)が増していきます。
信頼感は、主には有用な情報コンテンツを増やすことで得ていきますが、
ウェブサイト作者のプロフィールを設置することでも獲得できます。
プロフィール用のページを作っておき、
自分をイメージした絵(アバターや似顔絵、マーク等)や、
プライベートの情報、サイトの歴史などを書いておきましょう。
サイト訪問者に、親近感を持ってもらうことができます。
ユーザビリティ(使い勝手)と、
クローラビリティ(検索エンジンからの認識のしやすさ)を考慮して、
全ページには、
トップページから2クリック以内でいけるようにしていきます。
ある程度コンテンツが充実してきたら、
カテゴリーページを設置することで、コンテンツをまとめていきましょう。
トップページ
カテゴリーページ
各コンテンツ
このような3段階の階層になるよう、ウェブサイトを設計していきます。
他にも、
サイトマップ(サイト内の全ページへのリンクをまとめたページ)や、
更新履歴のページを用意しておくことで、
ユーザビリティの向上をはかることができます。
ヘッダーに飾るタイトルには、ロゴを使うと印象強くなります。
ロゴはロゴジェネレーターを使えば、すぐに作ることができます。
ウェブサイトを使って稼いでいく場合は、
商用利用可能なフォントを使っていきます。
■ 次ページ いろんなブラウザで自分のサイトが映るようにしよう
<関連ページ>
<ほったらかしで月収100万円を継続的に稼ぐ方法>