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セゾン投信の稼ぎ方・攻略法まとめ



<当サイト管理人のセゾン投信運用成果>

セゾン・バンガードGBFセゾン資産形成の達人ファンド
元金累積額230,000円230,000円
増加・減少額+29,983円+69,154円
利回り+13.04%+30.07%

(運用成果の詳細は投資信託を4年間積立してみた結果をご覧ください)


セゾン投信で稼ぐ方法・ポイント・コツ一覧


  • 気軽に買えて、かつ若年層・老年層の万人に一番オススメできるファンド

  • 毎月5000円から積立可能。

  • 忙しい人むけで、ほったらかしで銀行預金のように投資ができる。(詳細は忙しい人でも1億円を達成する投資プラン参照)

  • 目安として月3万円の積立を45年間つづければ1億円を稼げる。(うちおよそ元金1600万円、運用成果8400万円

  • 長期の積立でパフォーマンスを発揮する一方、短期のギャンブル的な使いかたにはむかない。

  • 無期限で世界経済に分散投資しているため、下値支持線が必ず働き、塩漬け状態になることはない。

  • 世界経済インデックスファンド同様、国内産バランス投信の中でも日本の投資比率が低めに設定されている。

  • 子供用の口座が開設可能。

  • NISA(少額投資非課税制度)に対応している。

  • 扱っている2つのファンドはセゾン投信でしか買えない。

  • 顔役となっているセゾン投信社長の中野晴啓氏を中心に、投資哲学がしっかりしている

  • ネット上での申込後、自宅に送られてくる書類で、口座開設とともに、毎月何円ふりこむかの定期積立プランを設定できる。後々の積立金額の設定・変更は書類が必要なため、面倒を考えると口座開設と一緒に一気に定期積立設定をしたほうがよい。(逆を言えば、積立の準備ができていない人は、まだセゾン投信は開設しないほうがよい

  • セゾン投信から銀行への出金で、ゆうちょ銀行は指定できない。

  • 銀行からセゾン投信への定期積立の出金で、ソニー銀行・大和ネクスト銀行・オリックス銀行・一部信用金庫・一部漁業協同組合は指定できない。


セゾン投信の基本情報


セゾン投信は、国内で有数の「直販型」とよばれる独立系投資信託会社のひとつです。

無期限で世界経済への分散投資をおこなう投信としては、日本国内では先駆けであり、どの投資信託よりも、投資哲学がしっかりしています。


セゾン投信の存在そのものが、ファンドというものは本来、本業持ちの人が手間をかけずに長期投資するための道具であるということを、短期の外債ファンドが一般化している日本において広く教育している、と言うことすらできる。

セゾン投信はそれくらいの存在感です。


三井住友TAMの世界経済インデックスファンド同様、セゾン投信の利用は、当サイトでもっともオススメしている放置系投資法のひとつとなります。

忙しい人は、ぜひ口座開設の上、利用してみてください。


セゾン投信では、以下の2つのファンドを扱っています。



双方の共通点としては、以下のとおりです。


  • 世界経済に分散投資している

  • 決算は年1回で、分配金を再投資する

  • 追加型で、5000円から毎月決まったお金を自動で投資できる

  • ファンド・オブ・ファンズ形式で、ファンドに投資するファンド

  • 設定日は2007年3月15日

  • 信託期間は無期限

  • 買付手数料はなし(ノーロード)

  • 税金が自動的に支払われる(特定口座の源泉徴収ありを選択する)

  • 円安で差益がでる


<セゾン投信の買付方法と値段>

最低購入額単位
スポット購入1万円1円
定額積立5000円1000円

特に初心者には、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドが、オススメとなります。


なお管理人は、セゾン投信の2つのファンドどちらともにも、積立をおこなっています。


(1)セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド


運用形式インデックス型
純資産残高700億円
信託報酬0.74%±0.03%
信託財産留保額0.1%

セゾン・バンガードGBF(グローバルバランスファンド)は、バランス型インデックスファンドの先駆けで、現状、日本でいちばん顧客の資産形成に真剣なファンドと言って、過言ではありません。

もっぱらこちらが、セゾン投信のメインファンドとなります。


株式50%、債券50%の投資比率なので、値動きはおちついています。

安定的に、なおかつ銀行預金よりも利回りをふやしたいという、普通の本業持ちの皆さんは、このファンドで積立設定をしておけば、とりあえずはまちがいありません。

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」でも2007年に1位を獲得しており、信憑性は抜群です。


<セゾン・バンガードGBFの投資対象と比率>

(1)米国株式

投資ファンド名バンガード・U.S.500SIF
連動指数S&P500インデックス
投資割合25%

(2)欧州株式

投資ファンド名バンガード・ヨーロピアンSIF
連動指数MSCIヨーロッパ・インデックス
投資割合12%

(3)日本株式

投資ファンド名バンガード・ジャパンSIF
連動指数MSCIジャパン・インデックス
投資割合4%

(4)太平洋株式(オーストラリア・シンガポールなど)

投資ファンド名バンガード・パシフィック・エックスジャパンSIF
連動指数MSCIパシフィック・エックスジャパン・インデックス
投資割合3%

(5)新興国株式(アフリカ・ラテンアメリカなど)

投資ファンド名バンガード・エマージング・マーケットSIF
連動指数MSCIエマージング・マーケット・インデックス
投資割合6%

(6)米国債券

投資ファンド名バンガード・U.S.・GBIF
連動指数BGA・U.S.・GFABI
投資割合21%

(7)欧州債券

投資ファンド名バンガード・ユーロGBIF
連動指数BGA・ユーロ・GFABI
投資割合18%

(8)日本債券

投資ファンド名バンガード・ジャパンGBIF
連動指数BGA・ジャパン・GFABI
投資割合10%

(9)その他短期金融資産等(1%)


<略語の解説>

  • SIF=ストック・インデックス・ファンド

  • GBIF=ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド

  • BGA=バークレイズ・グローバル・アグリゲート

  • GFABI=ガバメント・フロート・アジャスト・ボンド・インデックス


なおセゾン・バンガードGBFは、アメリカやヨーロッパといった先進国への投資比率が高く、BRICsやVISTAといった新興国への投資比率が低いです。

良くも悪くも債券投資50%、新興国投資10%以下という編成にすることで、半永久的に使える難攻不落のアセットアロケーションとなり、本当にほったらかしの安定運用で年利7%を目指せるよう、設計されているファンドなわけです。

こうした仕様のため、若年層のみならず老年層の万人にもオススメできるわけですが、リスクをおさえるぶん、リターンが制限されることだけには注意します。

もう少しリスクをとって大きく稼ごうとするなら、新興国への比率が大きい世界経済インデックスファンドがオススメになります。


<セゾン・バンガードGBFの純資産残高・騰落率の大まかな推移>

純資産残高騰落率
2007年50億4.97%
2008年150億-35.23%
2009年200億18.99%
2010年250億-5.38%
2011年300億-5.77%
2012年450億21.67%
2013年600億14.46%
2014年700億

2014年時点の純資産残高はおよそ700億円前後。

資金は流入状態が続き、年々階段状に増加傾向。

国内のバランス型投信としては、最大規模の純資産残高です。


基準価額は、2008年のリーマンショックで大きくへこんだものの、徐々にふたたび回復し、現在では設定当初の基準価額を上回っています。

純資産残高とともに、今後さらなる上昇が期待できます。


信託報酬は0.74%±0.03%で、世界経済インデックスファンドと比較すると、若干高くなることに注意します。

2010年に、0.78%から0.74%±0.03%へとさがっており、今後もさらなるコストダウンが期待されます。


やはり純資産残高が多いわりに、運用管理費である信託報酬の%がやや高めであることは、鼻につきます。

セゾン・バンガードGBFの中身は、その名のとおり、すべてアメリカのバンガード社のファンドで構成されています。

ですので根本的にバンガード社そのものが日本国内で直販すれば、さらに信託報酬をさげることができる、という意見もあります。

初心者はその点を吟味しながら、世界経済インデックスファンドを買うか、このファンドを買うかを選ぶといいでしょう。


(2)セゾン資産形成の達人ファンド


運用形式アクティブ型
純資産残高110億円
信託報酬1.3%±0.2%
信託財産留保額0.1%

セゾン投信のもうひとつのファンドとなります。

こちらは基本的にほぼ株100%の運用となっており、債券投資はありません。

アクティブファンドは短期のものが多いですが、このファンドでは長期運用にむく世界有数のアクティブファンドを、FOF形式で複数選んでいます。

セゾン投信の投資哲学が信頼でき、なおかつセゾン・バンガードGBFよりもさらにリスク・リターンをとりたい、という場合には、このファンドも買ってみるといいでしょう。


<セゾン資産形成の達人ファンドの投資対象と比率>

米国42.7%
欧州28%
日本20%
新興国9%
太平洋0.2%

以下は投資ファンド名と、具体的な投資対象です。


  1. バンガード米国オポチュニティファンド(米国の新しい株式

  2. TS-USラージキャップ・グロース・エクイティファンド(米国の成長株

  3. TS-USラージキャップ・バリュー・エクイティファンド(米国の割安株

  4. NCヨーロッパファンドSA(欧州株

  5. NCエマージングマーケッツファンドSA(新興国株

  6. TMA長期投資ファンド(世界の株式・債券

  7. スパークス集中投資日本株ファンドS(日本株

  8. スパークス長期厳選日本株ファンド(日本株

  9. コモンズ30ファンド(世界の株式

  10. TSグローバル・アグリゲート・ボンドファンド(世界の債券

  11. 短期金融資産等


<略語の解説>

  • TS=T.ロウプライスファンズSICAV

  • NC=ニッポンコムジェスト


国の投資比率は、ほぼセゾン・バンガードGBFと変化はありません。

またこのファンドでは、ベンチマークとなる具体的な指数を、設定していません。


<セゾン資産形成の達人ファンドの純資産残高・騰落率の大まかな推移>

純資産残高騰落率
2007年10億-7.06%
2008年20億-45.22%
2009年30億37.79%
2010年40億1.20%
2011年50億-10.30%
2012年60億32.08%
2013年90億25.67%
2014年110億

セゾン・バンガードGBF同様、純資産残高は上昇傾向。

基準価額も設定当初のものより上回っています。

いまのところ、総合的にセゾン・バンガードGBFよりもプラスの騰落率が多い点には、注目したいところです。


ただしアクティブファンドのため、信託報酬が1.3%±0.2%と、1%を超えることに注意してください。

信託報酬の高さから、このファンドはオススメの投資信託のページでは、大きく紹介していません。

同じ株100%投資信託でコストダウンをはかる場合は、海外ETFVTがオススメできますが、こちらも様々な制約があることに注意します。



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