一部の年会費有料クレジットカードでは、「ラウンジ」とよばれる休憩所への無料入場権が付帯します。
普通クレジットカードでラウンジと言うと「空港ラウンジ」ですが、JCB、アメックス、ダイナースといったT&Eカードでは、空港以外のラウンジも充実。
特に京都ラウンジは、上述3社のどのT&Eカードでも配置されています。
今回はアメックス・ゴールドに付帯する「京都・圓徳院ラウンジ」にいきましたので、そのレポートをまとめています。
● 京都・圓徳院ラウンジ(外部リンク)
圓徳院ラウンジは、アメックス・ゴールドのクレジットカードを持っていけば、同伴者3人まで無料入場可能。
場所は京都府京都市東山区。
位置的に、京都駅から見て北東周辺を観光している人たちの休憩に、むきます。
具体的には清水寺、三十三間堂、銀閣寺、哲学の道、八坂神社といった観光場所から近いラウンジです。
営業時間は10時~17時。
鉄道の最寄り駅は、京阪本線の祇園四条駅。
しかし鉄道最寄りからだと、かなり歩くことになるため、オススメは市バスの利用です。
バス停の最寄り駅は、東山安井駅。
京都駅北口から市バス206系に乗ることで、東山安井駅までいけます。
東山安井から東に歩き、坂をのぼっていくと、圓徳院正面に到着します。
圓徳院正面に到着したものの、アメックス・ゴールド専用ラウンジは、そこからだいぶ離れていました。
正面の受付でラウンジの場所をたずねると、地図をくれましたので、以下はそのときの地図。
圓徳院正面から壁伝いに北へ歩いていくと、壁に丸い穴がぽっかりとあいており、そこが入り口です。
入り口付近には店が密集しており、かなり入り口はわかりにくくなっています。
また入り口は複数あり、東側の丸い穴だけでなく、北側ののれんのかかった入り口などからも入場が可能。
こちらも一見お店と勘違いしますが、ラウンジまで通り抜けできるようになっています。
東側の丸い穴から入った場合、奥までいくと小道にでます。
ここまでいって左を見ると、ようやくアメックス・ゴールドの札が姿をあらわします。
こちらの道もだいぶ狭く、一見「人様のおうちの庭」という印象が強いです。
だいぶ抵抗がありますが、勇気をもって入場します。
鐘が用意されていますので、鳴らして係の人をよびます。
大きく鳴らさないと、なかなかきてくれないことに注意します。
係の人がきたら靴をぬぎ、名前や人数など、必要事項を紙に記入します。
こちらでアメックス・ゴールドのカードも、しっかり提示します。
本人確認等はなかったので、わりとザルです。
カード名義と同性の人であれば、別の人が自分のアメックス・ゴールドのカードを持っていって、このラウンジに入場することも可能なんだろうな、などと想像しました。
ここまできたら一安心。あとは係の人の指示に従えばOKです。
わりとここまでくるのに一苦労ですので、気をつけたいところです。
冬でしたが、案内された場所はあまり暖房がきいていませんでした。
昆布茶と花小梅を、無料でいただけます。
だいたい何時きても、この組み合わせのようです。
洋間の様子。
和室の様子。
和室の奥にもさらに和室があり、合計3部屋使えるようですが、私がきたときは3部屋目のふすまがとじていました。
当日の利用者の数に応じて、開放しているのでしょう。
なお圓徳院ラウンジでは、決まった日に特別な催しがあるようです。
2017年の場合、まとめると以下のような感じです。
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これらの情報、どういうわけかなかなかネットでは転がっていません。
特に、ラウンジの休みの日には注意したい所です。
具体的にこれらの日程を意識して京都を訪れるなら、前もって圓徳院アメックスラウンジに電話で尋ねるのが正解です。
ラウンジでの休憩が終わったら、本来有料の圓徳院を、無料拝観できます。
京都ラウンジはJCBやダイナースにもありますが、JCBは京都駅、ダイナースは京都ホテルオークラの管轄。
数あるラウンジの中でも、ここまで風情を楽しめるのはアメックスの京都・圓徳院ラウンジくらいと言えます。
観光場所をかねたラウンジ、というのが特徴です。
清水寺や三十三間堂など、よほど近場で観光をしていないかぎり、圓徳院ラウンジに行く場合は単純な休憩場所としてとらえず、ひとつの観光場所としてとらえて行くのがオススメです。
直接ラウンジに行ってみて日程のプリントを見るまでわかりませんでしたが、わりと京都独特のバラエティ豊富な催しをおこなっています。
日程をあわせれば、また違った楽しみ方ができそうですね。
欠点としては、ラウンジへの入り口がわかりにくかったこと、暖房があまりきかなかったことなどです。
京都・圓徳院ラウンジは、アメリカンエキスプレス・プロパーカードのゴールドカード以上で無料入場が可能。
京都観光をもりあげたい方は、ぜひアメックス・ゴールドを作成して、圓徳院ラウンジにいくことをオススメします。
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