カード名 | アメリカンエキスプレス・カード |
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オススメ度 | ★★★★★☆ |
ポイント | メンバーシップ・リワード(基本1P=0.5円) |
ポイント還元率 | 0.5%(100円の利用で1P付与) |
国際ブランド | AMEX |
締め日 | 不定(基本は20日) |
引落日 | 翌月10日・21日・26日のどれか |
目次
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略称アメックス。全クレジットカードの中でも、もっとも強いブランド力を持つプロパーカード。年会費は高く、富裕層むけ。
クレジットカード初心者がいきなり作ることは不可能。クレヒスを磨く必要がある。
アメックス最大の特徴は、海外旅行時のサービスや保険の充実性。旅行に頻繁にいく人にむく。
最高品質の秘書サービス・コンシェルジェや24時間電話サポートがあり、従業員のいない個人事業主などにもむく。
T&Eカードにつき、決済用カードとして別にVISA・Masterカードを持っている人むけ。
レストラン、ホテル、飛行機、空港での幅広い優待・割引がある。
グリーン、ゴールド、プラチナ、センチュリオンの4種類があり、そのうちプラチナとセンチュリオンは招待制。
ポイントプログラムは「メンバーシップ・リワード」があるが、還元率は普通。交換する場合はANAマイルがオススメ。(下記詳細)
事前入金をすることで、利用限度額を無視していくらでもカード決済が可能。(下記詳細)
プラチナカード以上で、空港ラウンジ利用は航空系ラウンジにとどまらず、あらゆる富裕層むけラウンジが使用可能になる。
成田空港・関西空港で、海外用携帯電話のレンタル料金が割引で利用できる。
「空港パーキング」は旅行中、空港近辺に車をあずけれる有料サービス。アメックスでは20%~40%の割引がある。
トラベルデスクで羽田・伊丹発のANA・JAL航空券を買った場合、近辺の該当レストランで使用できるエアポートミール・クーポンが1000円分もらえる。
カードをタッチするだけで新幹線にのれる有料サービス・JR東海プラスEXがあるが、ビックカメラSuicaカードなどのビューカードで、エクスプレス予約を使ったほうがお得。
プリファード・ゴルフによる宿泊先ゴルフ優待あり。ゴルフ系の保険も付帯。
レンタカーサービスのタイムズ・カープラスで、カード発行手数料が無料化。月額料金は1030円。
国内利用のレンタカーサービスで、5%の割引あり。
ゴールドカード以上で、京都特別観光ラウンジが利用可能。同伴は3名まで可。(当サイト管理人直々の取材レポートあり。アメックスの京都・圓徳院ラウンジの使用感参照)
メディカル・コンサルテーション、メンタルヘルス・カウンセリングなどの医療サービスが充実。
プラチナカード以上でコンシェルジュにて新幹線の指定席を買うと、近場のホテルラウンジのドリンク券がもらえる。(コンフォート・カフェ)
国内の高級スポーツクラブを都度料金で利用できる「スポーツクラブ・アクセス」が、プラチナカードから付帯。
グリーン・ゴールド・プラチナで、それぞれビジネスカードがある。ただしビジネスカードの場合、センチュリオンカードへの招待はなし。
キャセイパシフィック航空の上級会員資格(ザ・マルコポーロクラブ・ゴールド会員資格)のプラチナカード以上自動付帯は、2015年に終了。
レストラン割引の「ダイニング・ア・ラ・カード」が2014年に終了。
毎月のショッピング利用限度額は、電話サポートに聞かないと把握できないことに注意する。最初は基本的に毎月50万円から。
口座振替の設定が、ネット上からでは不可能。カード審査合格後、書類を印鑑つきで郵送する必要がある。
口座振替設定ははやくても3週間ほどかかるため、不安な場合はカードが届いてもすぐには使わず、口座振替設定が完了するまで待つのが賢明。
本人認証サービスは「アメリカンエキスプレス・セーフキー」を使用。
アメックス・オンラインサービスから、カード設定の変更が可能。
当サイト管理人は2016年9月に、当ページのアメックス・ゴールドカードを作成。審査はスムーズに終了。
American Express Card(アメリカン・エキスプレス・カード)は、国際ブランドであるアメリカン・エキスプレス自体が発行するクレジットカードです。
略称アメックス。
いわゆるプロパーカードで、どのクレジットカードよりもブランド性が高いことで知られます。
アメックスは日本では1917年から続いており、以来ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードを、それぞれ世界初で導入。
いろんなクレジットカード会社がアメックスを真似ており、アメックスはクレジットカードのパイオニア的存在と言って、さしつかえありません。
おそらく今後、ブラックカードが廃れることがあれば、また新しい上位ランクのクレジットカードが導入されますが、そのときもアメックスが真っ先に、新しいランクのクレジットカードを作りだすでしょう。
アメックスは一番下のノーマルカード(グリーンカード)でも高級クレジットカード扱いで、税別年会費1万2000円。
通常のクレジットカードのゴールドカード相当です。
一番上のクレジットカードはアメックス・センチュリオン(ブラックカード)で、税別年会費35万円。
入会金もかかり、税別で50万円。
完全に富裕層向けクレジットカードとして知られます。
アメックス・プロパーはビジネスカードなどをのぞけば、基本的に4つのランクがあります。
税別年会費 | |
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アメリカンエキスプレス・カード (グリーン) | 1万2000円 |
アメリカンエキスプレス・ゴールドカード | 2万9000円 |
アメリカンエキスプレス・プラチナカード | 13万円 |
アメリカンエキスプレス・センチュリオンカード (ブラック) | 35万円 |
前述のとおり、アメックスはクレジットカードのパイオニア的存在ですので、そのブラックカードにあたる「アメックス・センチュリオン」は、世界最強のクレジットカードと言われます。
アメックス最大の特徴は、T&Eカードということもあり、海外旅行時の支援サービスが徹底している点につきます。
これはJCB、ダイナースといった他のT&Eカードよりも、はるかに勝る点です。
海外旅行先での24時間電話サポートが特に充実しており、旅行先にアメックスカード1枚を持っていくだけで、非常に安心感があります。
よって海外旅行を頻繁にする人であれば、高い年会費を払ってでもアメックスを持つ価値はありますし、逆に旅行にいかない人であれば、アメックスを持つ意味はあまりありません。
具体的にアメックスを他カードと比較したとき、以下のようなサービス内容が際立ちます。
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なお、JCB・ダイナース同様、通常のクレジットカード決済機能は、VISA・Masterと比べて、海外では使えない場所が増えます。
ですので実際に海外旅行をするときは、VISAとアメックスの2枚持ちがオススメです。
逆にアメックスしか使えない店としては、会員制スーパーの「コストコ」があります。
しかしアメリカのコストコでは2016年3月に、アメックスとの独占契約がなくなっています。
2017年時点では、日本のコストコはひきつづきアメックスのみ決済ですが、いずれ変更になる可能性も高いことは、おぼえておきます。
特にプラチナやセンチュリオンなどのアメックスカードに言えることですが、性質上アメックスは、個人事業主や個人投資家といった1人社長にむきます。
逆に従業員のたくさんいる経営者には、不要となりがちです。
なぜなら、なにか仕事の依頼があるときは、アメックスのコンシェルジュなど使わずとも、会社の秘書にまかせてしまえばいいためです。
事実、世界長者番付によくのるマイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏や、バークシャー・ハサウェイ会長の長期投資家ウォーレン・バフェット氏は、アメックスカードはセンチュリオンではなく、ノーマルのグリーンを持っていることで有名です。
とはいえ、アメックス自体に力があるのは間違いありません。
日本ではVISAもアメックスも同列扱いされがちですが、海外でのステータス性は、保証されています。
海外でのホテル宿泊時には、アメックスカードは身分証明としても使えます。
また日本人にとってはありがたいことに、震災時のサポートも充実しています。
いざというときのライフライン確保や、海外脱出手段として、アメックスを持っておくことにも合理性があります。
以上の点をふまえると、アメックスカードは以下の人にオススメです。
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単なる決済機能をはたす普通のクレジットカードという感覚でアメックスを使おうとすると、高い年会費をはらうだけでおわってしまいます。
アメックスやダイナースは、しっかりサービス内容を熟知して活用することが重要です。
T&Eカードの中でも、きわめて特殊なカードとして認識しておきます。
なお口座振替設定ですが、普通のクレジットカードではネット上からでもできるものですが、アメックスカードでは、原則ネット上からの口座振替設定が不可能です。
カードが送られてきたあと、同封の口座振替用紙に印鑑をおした上で、アメックスに郵送しなくてはいけません。
また郵送後、口座振替設定ははやくても、3週間ほどかかります。
設定までのカード決済のツケは、アメックスの口座に直接入金することでも解消できますが、どのみち面倒くさいですので、カードが届いてもすぐには使わず、口座振替の設定がすむまで1か月程度あけるのが、賢いです。
くれぐれも手違いで、クレヒスが傷つかないように気をつけます。
ここが若干、アメックスの融通のきかない点です。
また毎月の利用限度額を知りたい場合も、アメックスに電話で直接確認する必要があります。
アメックスのメンバーページでは、利用限度額は表示されませんので、気をつけます。
(当サイト管理人の所有しているアメックスゴールド)
アメックスの審査は、厳しいと言っていいです。
クレジットカード初心者が、ほいほいとアメックスカードを作れるものではありません。
基本的には、最低でも年収200万円~300万円のしっかりした収入をえていることが、前提です。
また別のクレジットカードなどで、最低でも年間50万円決済のクレヒスを、1年~2年程度しっかり作っていることも前提です。
目安として、年収200万円でアメックスグリーンが作成可能。
400万円程度でアメックスゴールドが作成可能と考えてください。
個人事業主の場合は少し多めに見積もり、年収500万円程度でゴールドカード作成可能、といったところです。
クレジットカード初心者は、まずは楽天カードなどの年会費無料カードを作り、クレヒスを構築したうえで、アメックスカードを作成するのがオススメです。
当サイト管理人は、2016年9月の段階で個人事業主ですが、アメックス・ゴールドカードの審査に通っています。
この際、事前に1年~2年程度、楽天カードでクレヒスを構築しています。
自営業者でアメックスを作る方は、ご参考までに。
グリーン | 申込制 |
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ゴールド | 申込制 |
プラチナ | 招待制 |
センチュリオン | 招待制 |
自分から申しこんで手に入るカードは、ゴールドカードまでです。
プラチナカードとセンチュリオンカードは、インビテーション制となります。
プラチナカードのインビテーションは、グリーンカードかゴールドカードの保有で、年間100万円以上のカード決済が目安です。
グリーンカードでもインビテーションがくるのが、ポイントです。
JCBザ・クラスほど年数がかからず、インビテーションがくることが多いです。
最強のクレジットカードと謳われるセンチュリオンカードのインビテーション基準は、詳しくはわかっていません。
ただしプラチナカードを持っていないと、インビテーションがこないのは確かです。
グリーンカードとゴールドカードからでは、センチュリオンのインビテーションはきません。
目安としては、年間3000万円程度のカード決済です。
普通の使い方をしているうちは、なかなか到達不可能なことに気をつけます。
年収が最低でも1億円ある人むけのクレジットカードです。
また、センチュリオンカードには定員があり、日本では5000人まで。
どんなにカード決済が多くてクレヒスを磨いていても、センチュリオン会員が会員をやめるか、死亡するかして空きができるまでは、センチュリオンカードのインビテーションはきませんので、気をつけます。
なおカード決済で事業経費の支出が多い場合は、原則インビテーションの対象にならないことにも気をつけます。
生活費で年間3000万円以上のカード決済を数年つづける、というのがセンチュリオンカードのインビテーション基準です。
もっぱら各カード、保有者からの紹介・推薦があると、プラス査定になります。
アメックス・プロパーの特徴のひとつとして、指定されたアメックスの口座に事前入金しておけば、設定された利用限度額以上の買い物が、いくらでもできるようになる点があります。
もちろんこの場合でも、ポイント還元があります。
● カードご利用限度額と事前承認(外部リンク)
同じアメックスでも提携カードの場合は、この事前入金機能がありませんので、気をつけます。
アメックス・プロパー独特の機能となっています。
大金を事前入金しておけば、家や車も買えるのが特色です。
あまったお金は、次回の口座振替時に利用されます。
事前入金の申込方法は、電話サポートに直接申請する方法、自動音声でおこなう方法などがあります。
結論から言うと、多くの長年続くクレジットカードがそうであるように、アメックスにポイントの高還元を求めることはできません。
ポイント還元率を求めるのであれば、別のクレジットカードがオススメとなります。
また、グリーンからセンチュリオンまでのカードランクで、ポイント還元率の大きさに違いはありません。
● メンバーシップ・リワード(外部リンク)
アメックスのポイントプログラム名は、メンバーシップ・リワード。
100円のカード決済で1ポイントが付与。
各人によってポイント還元率の考え方は様々ですが、基本的には1ポイント=0.5円、還元率0.5%をベースに考えたほうがいいです。
アメックスでポイント交換する場合、一番効率がいいのはマイルです。
通常であれば各航空会社、2000ポイント=1000マイルから交換可能。
他に候補となる効率のいい交換アイテムは、国内旅行の割引、全国百貨店共通商品券、Tポイント、アマゾンギフトカードなどがあげられます。
アメックスのポイント交換は、「メンバーシップ・リワードプラス」に登録することで、還元率がアップします。
リワードプラス未登録時 | 2000ポイント=1000マイル |
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リワードプラス登録時 | 1000ポイント=1000マイル |
リワードプラスの登録で、マイル交換にかぎり、ようやく還元率1%となります。
ただしリワードプラスの登録は、年会費で税別3000円かかることに注意します。
マイルに交換する場合、やはりANAマイレージクラブを徹底利用したいところですが、ANAのマイルに交換する場合にかぎり、さらに「メンバーシップ・リワードANAコース」として、年会費税別5000円がかかることにも注意します。
各税別年会費 | |
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アメックスグリーン | 1万2000円 |
リワードプラス | 3000円 |
リワードANAコース | 5000円 |
アメックスグリーンの場合でも、12,000+3,000+5,000=20,000。
合計税別2万円の年会費までかさばってしまうことに、気をつけます。
ただしコツとして、このプラス8000円の年会費は、ポイント交換時に支払えばいいものです。
逆を言えば、ポイントを交換するまでは、払わずにいてもOKな年会費です。
アメックスのポイントは通常は有効期限が3年間ですが、一回でもポイント交換をすると、有効期限が無期限となります。
ですので最初は適当な安いアイテムでポイントを交換しておき、ポイントを無期限化。マイルに交換するときまで、プラス8000円の年会費を延期する、というやり方が賢いです。
注意点として、アメックスポイントをANAマイレージクラブへ交換する場合、1年間(1月~12月)の最大交換可能マイルが8万マイル。
そしてANAマイレージクラブに移行したマイルの有効期限は3年間、ということです。
つまり3年間で長期的に見積もっても、合計24万マイルまでしか貯めることができません。
ANAのマイルで商品を交換するにしても、24万マイルまでの商品しか交換できない点に、気をつけます。
参考までに、マイル交換で一番狙われる特典航空券ですが、2017年時点の日本発であれば、ハイシーズン・ファーストクラスの欧州往復でも、18万マイルですみます。
● ANA国際線特典航空券(外部リンク)
24万マイルをこえる特典航空券はありませんので、アメックスのポイントでも十分狙えるでしょう。
ですので高級な特典航空券を狙う場合、アメックスのポイントをうまく運用する戦略としては、以下のとおりです。
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アメックスのポイントは無期限になりますので、ゆっくりでもいいので、こつこつ24万ポイントまでためることが基本です。
またアメックスのポイントは、一度アイテム交換する以外に、リワードプラスに登録することでも有効期限が無期限化します。
なお2014年1月時点で、アメックスポイントのJALマイレージバンクへのマイル移行は終了しています。
ただし裏技として、ブリティッシュ・エアウェイズなどのワンワールドの航空会社のマイルに交換して、JALの特典航空券を入手することは可能です。
この場合、国内線で利用する場合はだいぶお得にマイル交換できますが、国際線の場合は高くつくことが多いですので、気をつけます。
詳細はマイレージの項目を参照。
その他、アメックスでのポイント還元率は基本100円のカード決済で1ポイント付与ですが、ショッピングモール「メンバーシップリワード・ボーナスポイントパートナーズ」に参加しているショップの利用であれば、還元率がふえます。
高島屋オンラインストアなど、高級ショップが多くなることに注意します。
逆に水道光熱費といった公共料金の支払い時は、ポイント還元率がさがり、200円ごとに1ポイント付与となることに注意します。
アメックスでは、以下のような保険があります。
海外旅行保険
国内旅行保険
渡航便遅延保険
ショッピング保険(ショッピング・プロテクション)
オンライン・プロテクション
ここまでは、他のカードでもよくある保険です。
さらにアメックスならではの保険として、以下のものがあります。
グリーン | ゴールド | プラチナ | センチュリオン | |
---|---|---|---|---|
リターン プロテクション | ○ | ○ | ○ | ○ |
キャンセル プロテクション | ○ | ○ | ○ | |
ホームウェア プロテクション | ○ | ○ | ||
ワランティー プラス | ○ | ○ | ||
個人賠償責任保険 | ○ | ○ | ||
通貨盗難補償 | ○ |
旅行時以外の保険も充実していますので、そういった意味では、わりと日常でもアメックスは効果を発揮します。
まずは旅行保険ですが、基本的には以下のとおりです。
<アメックス・プロパーの海外旅行保険補償額(円)>
グリーン | ゴールド | プラチナ | センチュリオン | |
---|---|---|---|---|
死亡 後遺障害 | 5000万 | 1億 自動5000万 | 1億 自動5000万 | 1億 |
傷害 治療 | 100万 | 300万 自動200万 | 1000万 | 2000万 |
疾病 治療 | 100万 | 300万 自動200万 | 1000万 | 2000万 |
携行品 損害 | 年間100万 | 年間100万 | 100万 | 100万 |
賠償 責任 | 3000万 | 4000万 | 5000万 | 1億 |
救援者 費用 | 200万 | 400万 自動300万 | 1000万 | 1000万 |
<アメックス・プロパーの国内旅行保険補償額(円)>
グリーン | ゴールド | プラチナ | センチュリオン | |
---|---|---|---|---|
死亡後遺障害 | 5000万 | 5000万 | 1億 | 1億 |
入院日額 | なし | なし | 5000 | 1万 |
通院日額 | なし | なし | 2000 | 6000 |
手術 | なし | なし | 20万 | 20万 |
<アメックス・プロパーの渡航便遅延保険補償額(円)>
グリーン | ゴールド | プラチナ | センチュリオン | |
---|---|---|---|---|
乗継遅延 | なし | 2万 | 2万 | 3万 |
出航遅延 | なし | 2万 | 2万 | 3万 |
寄託手荷物・遅延 | なし | 2万 | 2万 | 3万 |
寄託手荷物・紛失 | なし | 4万 | 4万 | 6万 |
<アメックス・プロパーのショッピング保険補償額(円)>
グリーン | ゴールド | プラチナ | センチュリオン |
---|---|---|---|
500万 | 500万 | 500万 | 500万 |
以下の例外・条件に注意します。
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センチュリオンでは、ケガ・病気時の保険が2000万円。
どのクレジットカードよりも、最大の補償額となっています。
家族特約についてはグリーンカードからあり、18歳未満の子供だけでなく、配偶者や親も含むことができます。
家族カードを作ることによって保険枠を作ることも、もちろん可能です。
また保険の適用は、家族カード保有者の家族、たとえば兄弟や子供の家族も対象となります。
自分だけでなく、血縁の旅行同伴者に大々的に保険が適用されるのも、アメックスの特徴です。
こうした点から、家族で旅行によくいく人にもアメックスはオススメです。
<ショッピング・プロテクション>
決済時にアメックスカードを使用
商品が破損、もしくは盗難にあった
購入から3か月以内
上記の条件で、購入した商品の代金が返されます。
全カード共通で、年間最高500万円までの補償です。
自己負担額は1事故につき1万円。
他のクレジットカードでもよくある、ショッピング保険です。
<オンライン・プロテクション>
インターネット上での不正使用の損害補償保険です。
<リターン・プロテクション>
グリーンカードにもついている、アメックス独特のサービスです。
決済にアメックスカードを使用
店が返品をうけつけない
商品が未使用
商品に損傷がない
購入から3か月以内
上記の条件で、購入した商品をアメックスに返品することで、まるまる代金が返されます。
1商品につき3万円まで。1年間で15万円まで。
このサービスで特に使えるのは、衣類です。
ブランドものの服など、あとから気にいらなくなったときに、簡単に返品ができます。
服を買うときは、毎回アメックスで決済する習慣をつけておくと安心です。
なお商品が損傷している場合は、普通にショッピング・プロテクションが使えます。
<キャンセル・プロテクション>
病気や出張などで緊急の予定変更があり、旅行を中止する際に適用される保険です。
宿泊代、交通費などの旅行の費用を、年間10万円まで補償してくれます。
これはゴールドカードからつく保険です。
キャンセル・プロテクションはアメックスとダイナースにはありますが、原則VISA・Master・JCBにはありません。
<ホームウェア・プロテクション>
パソコン、時計、カメラなどの電化製品が破損、もしくは盗難にあったときに適用となる保険です。
代金の50%~100%を、補償でもらえます。
アメックスカード以外で買った商品にも適用。
レシートや領収書があれば、補償対象となります。
プラチナカードからつく保険です。
ショッピング・プロテクションやリターン・プロテクションでもそうですが、例外として、スマホの破損などには使えないことに、気をつけます。
後述のワランティー・プラスとあわせて、年間最大50万円までの補償です。
パソコン故障時には重宝し、補償されたお金を元手に、新しいパソコンを買うことができます。
<ワランティー・プラス>
アメックスカードで決済した商品の保証期間を、2年間延長するサービスです。
メーカー側の保証期間終了後に適用されます。
プラチナカードからつく保険です。
前述のホームウェア・プロテクションとあわせて、年間最大50万円までの補償です。
たとえば家電製品の大体は、メーカー保証期間が1年間です。
なのでこのワランティー・プラスとくみあわせることで、トータルで3年間の保証期間となります。
<個人賠償責任保険>
他人に損害を与えたときの賠償を、1億円まで補償してくれる保険です。
配偶者や子供、親といった家族も対象となります。
プラチナカード以上で付帯します。
以下のような場合に使えます。
自分の家の所有物で、他人がケガをしたとき
自転車で、人に衝突したとき
店、他人の家、車の窓やモノを破壊したとき
ペットが他人にケガをさせたとき
なかなか日常生活でありえる展開ですので、特に子供のいる家庭では、この保険は非常に重宝します。
通常の保険の代用として機能するのが、良いところです。
欠点としては、車での事故などは、対象外な点です。
自転車保険の代用としては使えても、自動車保険の代用としては使えないことに、気をつけます。
<通貨盗難補償>
1旅行につき、携行通貨の10万円まで補償される保険です。
センチュリオンカードのみに付帯します。
アメックスは電話サポートの種類がたくさんあり、混乱しますが、基本的には以下の3つがあります。
24時間電話サポート
コンシェルジュ(プラチナカード以上)
トラベルデスク
24時間電話サポートが一番基本的ですので、困ったときはとりあえずこちらに電話をすればOKです。
ホテル・航空機・レストランの手配・予約、海外での緊急時の病院・弁護士紹介はもちろん、家事代行手配など、日常生活の要求にも応えます。
通常のクレジットカードのサポートは、平日のみで営業時間が定まっていますが、アメックスでは24時間ずっとサポートシステムがあるのが特徴です。
24時間電話サポートの呼称は、グリーンカードとゴールドカードで異なります。
グリーン → グローバル・ホットライン
ゴールド → オーバーシーズ・アシスト
もっぱらグローバル・ホットラインでは情報提供のみの傾向。
オーバーシーズ・アシストでは情報を提供したうえで、さまざまな対処をしてくれます。
たとえば旅行時の病院の手配にしても、グリーンカードでは病院の紹介までですが、ゴールドカードは「緊急支援サービス」がつき、病院での診察予約や、救急車の手配までやってもらえます。
コンシェルジュサービスについては、プラチナカードから付帯。
情報の調査代行はもちろん、物理的に可能なことであれば、あらゆる要望に応えます。
プラチナカードでは「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」。
センチュリオンカードでは「センチュリオン・パーソナル・コンシェルジェ」とよばれます。
特にセンチュリオンカードでは、10時~18時半の時間内であれば、いつも同じ担当者がつき、執事のように使うことができます。
アメックスセンチュリオン・コンシェルジェの有益な点は、なんといってもその権力の大きさです。
ホテル予約のとき、通常では満室となっているホテルでも、このセンチュリオン・コンシェルジェを使うことで、予約がとれたりします。
レストラン、宿泊先、各イベントをはじめ、それぞれ各有名施設には「アメックス枠」のようなものが存在しており、センチュリオン・ホルダーはその恩恵にあずかることができます。
これによりイベントでも良い席をとれたり、ホテル宿泊でも部屋の無償グレードアップがあります。
特に日本人にとって重宝するのは震災時です。
基本的に震災時は、クレジットカードなんて役に立たないことが多いですが、アメックスのみは別格。
2011年の東日本大震災時、アメックスは各センチュリオンカード所有者に、安否を確認する電話をいれています。
そのときに必要なものがあれば、申請することで手配してくれます。
海外に脱出するための航空機手配も、問題なく進みます。
おそらくクレジットカードのコンシェルジュでは、このアメックス・センチュリオンカードのコンシェルジュが、もっとも質が高いです。
時間外についても、通常のサポート担当者が24時間しっかり対応します。
なおアメックスでは、コンシェルジュを「コンシェルジェ」と呼称することに注意します。
トラベルデスクは、正確には「H.I.S.アメリカンエキスプレス・トラベルデスク」。
おもに航空券の手配をしてもらえます。
アメックスでは海外旅行時、自宅などの指定の場所と空港のあいだのタクシーを、定額料金で利用できる「エアポート送迎サービス」があります。
行き・帰り、どちらでも利用可。
対象となる空港は、成田、羽田、中部、関西の4つです。
利用条件としては、グリーン・ゴールドの場合は、「H.I.S.アメリカンエキスプレス・トラベルデスク(旧メンバーシップ・トラベルサービス)」にて、航空券を買っていること。
プラチナ・センチュリオンの場合は、コンシェルジェデスクにて航空券を買っていること。
片道1回として、利用回数制限はグリーンカードで年2回まで。
ゴールドカードで年4回までです。
タクシーの乗車人数は最大5人までです。
以下は参考までに、グリーンカードとゴールドカードでの東京都23区と空港間のタクシー料金です。
<エアポート送迎サービス料金・成田空港の場合>
グリーン | ゴールド | |
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都内23区、三鷹市、武蔵野市、台場地区 | 1万4000円 | 1万円 |
<エアポート送迎サービス料金・羽田空港(国際線利用)の場合>
グリーン | ゴールド | |
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大田区、品川区、江東区 | 2000円 | 1500円 |
港区、中央区、世田谷区、目黒区、渋谷区 千代田区、台東区、墨田区、文京区、新宿区 江戸川区、荒川区、北区、豊島区 | 4500円 | 3000円 |
中野区 | 7900円 | 5000円 |
足立区、葛飾区、杉並区、板橋区、練馬区 | 8000円 | 5000円 |
なおセンチュリオンカードでは、これらのタクシー料金が何度でも完全無料化。
海外の空港とホテルの間でも、車での往復無料送迎があります。
アメックスの荷物サービスとしては、以下のものがあります。
手荷物宅配サービス
ポーターサービス
クロークサービス
手ぶら宅配(センチュリオン限定)
それぞれ完全無料です。
利用時には、アメックスカードと航空券を用意しておきます。
それぞれ適用となる空港とならない空港がありますので、気をつけます。
<手荷物宅配サービス>
スーツケースを、自宅~空港間で配送するサービスです。
グリーン・ゴールドカードで、カード会員1人につき1つのスーツケースまで。
プラチナ・センチュリオンカードで、2つのスーツケースまで無料配送です。
行きと帰りの往復で、使用可能。
出国時は出発7日前に電話予約をして、自宅で宅配業者に荷物をあずけます。
出国日は、空港にて荷物の受取ができます。
帰国時は単純に、空港カウンターで荷物をあずければOKです。
成田空港、羽田空港、中部空港、関西空港で使えます。
なおセンチュリオンカードにかぎり、国内旅行でも手荷物宅配サービスが使えます。
たとえば、予約した宿泊先のホテルと自宅間で使えます。
<ポーターサービス>
駅やバス停などの空港入口と飛行機搭乗口の間で、スタッフが荷物を運ぶサービスです。
成田空港と関西空港で使えます。
<クロークサービス>
待ち時間中、空港に荷物をあずけれるサービスです。
カード会員1人につき、2つの荷物まで。
中部空港で使えます。
<手ぶら宅配>
アメックス・センチュリオン会員限定の無料サービスです。
自宅で業者にあずけた荷物を、海外の到着空港でうけとれます。
条件としては、使用する航空会社はJALであること。
そして出発空港が羽田空港、成田空港、中部空港、関西空港の場合に使えます。
アメックスでは、グリーンカードから海外旅行時の空港ラウンジが使えます。
同伴者1名の利用も、無料化します。
たとえば成田空港では、以下の2つのラウンジが使えます。
IASS EXECUTIVE LOUNGE 1
IASS EXECUTIVE LOUNGE 2
プライオリティ・パスも、グリーンカードから入手可能。
プライオリティ・パスを使えば、成田空港では大韓航空のKALラウンジを使用できます。
ただしカードランクごとに、サービス内容の差があることに気をつけます。
<各カードランクごとのプライオリティ・パス費用>
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プライオリティ・パスでは、年会費と利用料がかかります。
年会費はすべてのカードで無料となりますが、グリーンとゴールドでは、利用料がかかります。
また同伴者の利用が無料化するのは、プラチナカードからです。
センチュリオンでは同伴者が2名無料化し、なかなかの特典と言えます。
プライオリティ・パスの同伴者2名が無料化するクレジットカードは、他には楽天ブラックカードなどがあります。
他、プラチナカード以上では、デルタ航空使用時に専用ラウンジ「デルタ・スカイクラブ」が無料利用できます。
同伴者も1名が無料です。
センチュリオンカードでは、センチュリオンラウンジとよばれる、米国の空港を中心とした特殊なラウンジに入ることも可能です。
ビュッフェ形式で、食事をとることができます。
カード付帯ラウンジの豪華さについても、クレジットカードではアメックス・プロパーが一番優れていると考えていいでしょう。
2人以上で特定のレストランを予約したとき、1人分のコース料金が無料になるサービス(グルメ半額優待)が、申込制のゴールドカードからついており、これは非常に大きいです。
ゴールド → ゴールド・ダイニング by 招待日和
プラチナ・センチュリオン → ダイニング・アクセス
● ゴールド・ダイニング by 招待日和(外部リンク)
他のカード同様、無料化するのはコース料金だけで、飲み物代などは自腹ですので、気をつけます。
また、ダイニング・アクセスよりもゴールド・ダイニングのほうが、対象となる店舗数は多いです。
つまりこのサービスが目的でアメックスを持つ場合は、プラチナカードのインビテーションがきても、ゴールドカードのままにしておいたほうがお得です。
当サイト管理人もゴールド・ダイニングをしばしば使っており、実際に利用したときの使用感を、別ページのレビュー記事にて書いています。
● ゴールド・ダイニング by 招待日和の使用感(六本木・アンディアーモ)
その他、アメリカンエキスプレス・セレクトを利用すれば、国内のレストランが10%~20%割引。
プラチナカードかセンチュリオンカードであれば、以下の割引・優待サービスがつきます。
<プラチナアクセス>
一般人では予約できない特別なレストラン・料亭の予約ができます。
<ファイン・ダイニング>
海外のレストランを優先で予約できたり、優待特典があります。
アメリカンエキスプレス・トラベルオンラインを通して、エクスペディア、一休.com、日本旅行、アップルワールド.comで旅行予約すると、割引や特典があります。
エクスペディアでは海外の宿泊費が8%オフ、日本旅行では国内宿泊が5%オフなど。
一休.comでは、3000円オフのクーポンコードが抽選プレゼントされます。
以下は、プラチナカード・センチュリオンカードでうけられる特典です。
<フリー・ステイ・ギフト>
毎年、高級ホテルを無料で一泊できる宿泊券(2名分)がとどきます。
具体的には、ハイアットやヒルトンなどで使用できます。
<ファイン・ホテル・アンド・リゾート>
対象となるホテルを予約したとき、料金割引、部屋のアップグレード、夕朝食サービス、アーリー・レイトチェックインの特典があります。
センチュリオンカードでは「センチュリオン・ファイン・ホテル・アンド・リゾート」とよばれ、ザ・ペニンシュラ、ベルモンドなど、サービス対象の高級ホテルがふえます。
<ホテル・メンバーシップ>
各高級ホテルの上級会員になれる特典です。
宿泊部屋のアップグレード、アーリー・レイトチェックイン、レイトチェックアウト、夕朝食サービス、1人分の宿泊代無料化、ホテルのポイント還元率増大などの特典がうけれます。
サービス内容としては、上述のファイン・ホテル・アンド・リゾートと類似しています。
年々、対象のホテルがへっていることには注意します。
プラチナカード会員の場合は、以下のホテルの上級会員になれます。
スターウッド・ホテル&リゾート(SPG)
ヒルトン・ホテルズ・ワールドワイド
カールソンレジドール・ホテルズ
マリオット
リッツカールトン
センチュリオンカードではこれらに追加し、以下のホテルも対象です。
インターコンチネンタル
ルレ・エ・シャトー
シャングリ・ラ
アコーホテルズとザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールドについては、特典が終了しています。
<国内リゾートアクセス>
星野リゾート運営のホテルで、宿泊を2人以上で予約した場合、1名分の宿泊代や夕朝食料金が無料になります。
以下の飛行機優待は、主にプラチナカード・センチュリオンカードで付帯します。
<インターナショナル・エアライン・プログラム>
対象の航空会社で、ビジネスクラスの航空券が安くなります。
<無料コンパニオンシート>
コンシュルジュでビジネスクラス以上の航空券を2人分買ったとき、1人分が無料になります。
<スカイワーズ上級会員特典>
センチュリオン保有者限定で、エミレーツ航空マイレージプログラムの上級会員に無料でなれます。
上級会員には、以下の特典があります。
エコノミークラスの座席保証
ビジネスクラスラウンジが同伴者1名含めて無料
荷物の受託優先
優先搭乗
ビジネスクラス・ファーストクラスの割引
<国内航空券アッパーシートプログラム>
センチュリオン会員限定。
コンシェルジュ経由で国内宿泊・航空機の予約をすると、JAL・ANAにかぎり、空席時に座席アップグレードがあります。
JALはファーストクラス、ANAはプレミアムクラス(国内線用)となります。
JALのほうが、若干豪華な待遇です。
カード名 | アメリカンエキスプレス・カード(グリーンカード) |
---|---|
オススメ度 | ★★★★★☆ |
年会費 | 税別1万2000円 |
海外旅行保険 | 利用付帯 |
入手方法 | 申込制 |
アメックスのスタンダードカードです。
正式名称はアメリカンエキスプレス・カードですが、色合いからしばしば、グリーンカードとよばれます。(アメックス・グリーン)
他クレジットカードにない特徴として、リターン・プロテクションとよばれる返品代行保険が付帯しています。
旅行保険の対象となる家族の範囲も広いですが、利用付帯である点にだけは注意します。
グリーンカードにて交通費・旅費を支払わないと、保険の対象になりません。
出国・帰国時に、自宅~空港間にてスーツケース1個を無料配送するサービスがあります。
プライオリティ・パスに登録でき、年会費が無料化しますが、ラウンジ利用ごとに27ドルかかることに気をつけます。
24時間電話サポートとして、「グローバル・ホットライン」があります。
カード名 | アメリカンエキスプレス・ゴールドカード |
---|---|
オススメ度 | ★★★★★☆ |
年会費 | 税別2万9000円 |
海外旅行保険 | 自動付帯 |
入手方法 | 申込制 |
アメックス正規のゴールドカードにして、ステータスカードの代表格です。
アメックス・ゴールドと呼ばれます。
上位のプラチナカードやセンチュリオンカードへのインビテーションを狙うなら、まずはこのカードから申しこみます。
当サイト管理人は、2016年9月にアメックス・ゴールドを作成。
審査はスムーズでした。
家族カードの作成が1枚無料。
申込制のカードでありながら、「ゴールド・ダイニング by 招待日和」で、高級レストランの2人以上予約時、コース料理1人分が無料化するサービスがつきます。
(当サイト管理人による実際利用時のレビュー記事は、ゴールド・ダイニング by 招待日和の使用感参照)
プライオリティパスがつき、年会費が無料化。
ただし、利用料が無料になるのは年2回だけです。
3回目以降は1回につき、27ドルがかかります。
このカードから、旅行保険が自動付帯。
航空便遅延補償や、キャンセル・プロテクションもつきます。
24時間電話サポートとして、緊急支援サービスのついた「オーバーシーズ・アシスト」が利用可能です。
海外旅行時、緊急時には病院や弁護士を手配してもらえます。
またこのカードより、京都・圓徳院の京都特別観光ラウンジが利用できます。
同伴は3名まで。
お茶やお菓子の接待、拝観無料サービスなどがあります。
(当サイト管理人による実際利用時のレビュー記事は、アメックスの京都・圓徳院ラウンジの使用感参照)
変な話ですが、クレジットカードに疎い人は、上位のプラチナカードやセンチュリオンカードよりも、こちらのアメックス・ゴールドを評価します。
これは世間では、アメックス・センチュリオンよりもアメックス・ゴールドのほうが、カードの色合い的に「お金持ち」という印象があるためです。
ステータスやかっこよさ追求ということだけであれば、この1枚あれば十分でしょう。
カード名 | アメリカンエキスプレス・プラチナカード |
---|---|
年会費 | 税別13万円 |
海外旅行保険 | 自動付帯 |
入手方法 | 招待制 |
アメックス・プラチナから、招待制となります。
2012年までは年会費税別10万円でしたが、現在は3万円の値上げです。
家族カードは4枚まで無料発行。
このカードから、各分野であらゆるサービスが強化されます。
保険面では、ホームウェア・プロテクション、ワランティー・プラス、個人賠償責任保険がこのカードから適用。
特に個人賠償責任保険は重宝し、普段の保険の代用としても使えます。
電話サポートには、コンシェルジェが追加。
どんな要望も応えてくれます。
各宿泊先ホテルでの優待が、大々的に強化。
ファイン・ホテル・アンド・リゾートやホテル・メンバーシップで、ホテルの上級会員になることで、特典があります。
また毎年フリー・ステイ・ギフトで、高級ホテルの一泊ぶん宿泊券が無料プレゼントされます。
空港ラウンジについては、プライオリティ・パスが年会費・利用料ともに完全無料化。
同伴者も1名が無料化。
デルタ航空使用時は、ラウンジ「デルタスカイクラブ」が使用可能。
レストラン優待には、プラチナアクセス、ダイニング・アクセス、ファイン・ダイニングなど。
手荷物配送が、会員1人につきスーツケース2個まで配送可能に。
クルーザーやヘリコプターの予約も、このカードから可能です。
「プライベート・クルーズ」では、国内のクルーザーに乗れます。
二回目以降であれば、自分で操縦も可能。
予約は1週間前までに、コンシェルジュにておこないます。
値段は30フィートクラスで税別8万8000円。
41フィートクラスで税別12万円。
利用時間は10時~16時です。
場所は東京、愛知、神戸、福岡の4箇所で利用できます。
「ラグジュアリー・フライト」では、ヘリコプターの搭乗が可能。
基本は千葉県の浦安ヘリポート発着ですが、要望次第では別の場所でも発着可能。
予約はコンシェルジェにて、2週間前までに申し込みます。
値段は貸し切りの場合は7万円ほど。
アメックス・プラチナでは「セカンドプラチナカード」と言って、2枚目のプラチナカードを無料で発行できます。
このカードはカード番号が異なりますので、メインカードとの使いわけができます。
たとえば公共料金などの固定費支払いにアメックスを使う場合、片方を固定費専用のカードとして家に残しておき、もう片方を普段の決済用メインカードとして外に持っていくという形にしておくと、いざメインカードを紛失したときでも、固定費専用カードのカード番号を変える手間がありません。
なお毎年1回、プラチナカードではアメックスから誕生日プレゼントが送られます。
カード名 | アメリカンエキスプレス・センチュリオンカード |
---|---|
年会費 | 税別35万円 |
入会金 | 税別50万円 |
海外旅行保険 | 自動付帯 |
入手方法 | 招待制 |
アメックス・センチュリオン。
アメリカンエキスプレスのプロパーカードの中でも最上級のクレジットカードで、全クレジットカードの中でも一番ステータスが高く、最大のブラックカードと言えます。
国内では5000人しか持つことのできないクレジットカードで、この1枚を持っているだけで、あらゆる場所で優遇されます。
プラチナカードからのインビテーション制。
年会費は税別35万円。
消費税8%時で37万8000円。
その他にセンチュリオンでは入会金がかかり、税別50万円。
消費税8%時で54万円。
初年度だけで、92万円ほどかかる計算です。
そのかわり、家族カードは何枚でも発行でき、年会費が無料です。
大家族にむくクレジットカードと言えます。
インビテーションは、単純に利用履歴がよければくるものではなく、運にもよります。
センチュリオンの定員は、前述のとおり日本人の場合5000人までですので、センチュリオン会員の誰かが会員をやめるか、亡くなるかしないかぎり空きはできず、センチュリオン会員になることはできません。
その上で、プラチナカード保有で年間3000万円以上の決済をしている人に、インビテーションがくると言われます。
狙う場合は気長にアメックスを使いつづけて、招待を待ちます。
アメックス・センチュリオンでは、通常のプラスチックカードと、チタンカードの2種類があります。
チタンカードは申請すれば発行可能。
チタンカード(センチュリオン・チタニウム・カード)を作る目的としては、その硬さにあります。
アメックス・センチュリオン所有者は、基本的に財布を持ちません。
センチュリオンカードだけを持って、外にでかけます。
ですのでカードはポケットにいれることになり、立ったり座ったりしているうちに、プラスチックカードだと壊れやすいです。
これをチタンカードに変えることで、その硬さから、壊れることがなくなります。
センチュリオンの保有者には、専属コンシェルジュがつきます。
10時~18時のあいだは、その同じ担当者が電話に対応。
どのクレジットカードよりも、最高品質のコンシェルジュと言えます。
プラチナカードよりもプライベートジェットやヘリコプターの使い勝手がよくなっており、震災などの緊急時に使うことも可能です。
ちなみによく言われている都市伝説ですが、アメックス・センチュリオンカードでは、宇宙旅行にはいけませんし、戦車やミサイルも買えませんので、注意します。
センチュリオンでは「プライベートクラブ」とよばれる、会員限定ダイニングの利用が可能です。
世界中のVIPが集まるので、ハイレベルな人脈づくりに適します。
買い物系のサービスとして、有名なブランド店を貸し切りにできる「ファイン・ショッピング」があります。
主に、人目の気になる著名人が使います。
他にも、専門家による買い物つきそい・コーディネイトのサービスをうけれる「エクセレントルーム・コンシェルジュサービス」もあります。
空港ラウンジについてですが、プライオリティ・パスが自分は無料になるのはもちろん、同伴者が2名まで無料化します。
センチュリオン・ラウンジとよばれるラウンジの使用も可能です。
飛行機利用時、入国・出国レーンのサポートサービス(VIPエアポートサービス)があります。
自宅から空港までのタクシーサービスであるエアポート送迎サービスは、センチュリオンカードでは完全無料化。
海外でもホテルまでのエアポート送迎があります。
荷物については、自宅から海外の空港まで一気に送れる「手ぶらサービス」が使用可能。
保険面では、通貨盗難補償が追加されます。
プラチナカード同様、毎年1回、アメックスから誕生日にはプレゼントが送られます。
その他プラチナカード同様、以下のサービスが付帯。
<航空系サービス>
エミレーツ航空スカイワーズ上級会員資格
国内航空券アッパーシートプログラム
デルタスカイクラブ利用権
インターナショナル・エアライン・プログラム
無料ポーターサービス
空港クロークサービス
空港パーキング
コンフォート・カフェ
エアポート・ミール
<ホテル系サービス>
各高級ホテルの上級会員資格
フリー・ステイ・ギフト
ファイン・ホテル・アンド・リゾート
<レストラン系サービス>
ダイニング・アクセス
星野リゾート割引
ファイン・ダイニング
<保険系サービス>
海外・国内旅行保険
航空機遅延保険
ショッピング・プロテクション
オンライン・プロテクション
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<その他>
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