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アメックス・カードの使い方・評価まとめ


● アメリカンエキスプレス・カード


カード名 アメリカンエキスプレス・カード
オススメ度 ★★★★★☆
ポイント メンバーシップ・リワード(基本1P=0.5円)
ポイント還元率 0.5%(100円の利用で1P付与)
国際ブランド AMEX
締め日 不定(基本は20日)
引落日 翌月10日・21日・26日のどれか

目次
  1. アメリカンエキスプレス・カード

  2. アメリカンエキスプレス・ゴールドカード

  3. アメリカンエキスプレス・プラチナカード

  4. アメリカンエキスプレス・センチュリオンカード


アメリカンエキスプレス・カードの特徴・コツ一覧


  • 略称アメックス。全クレジットカードの中でも、もっとも強いブランド力を持つプロパーカード年会費は高く、富裕層むけ

  • クレジットカード初心者がいきなり作ることは不可能。クレヒスを磨く必要がある。

  • アメックス最大の特徴は、海外旅行時のサービスや保険の充実性。旅行に頻繁にいく人にむく

  • 最高品質の秘書サービス・コンシェルジェや24時間電話サポートがあり、従業員のいない個人事業主などにもむく

  • T&Eカードにつき、決済用カードとして別にVISA・Masterカードを持っている人むけ

  • レストラン、ホテル、飛行機、空港での幅広い優待・割引がある。

  • グリーン、ゴールド、プラチナ、センチュリオンの4種類があり、そのうちプラチナとセンチュリオンは招待制

  • ポイントプログラムは「メンバーシップ・リワード」があるが、還元率は普通。交換する場合はANAマイルがオススメ。(下記詳細)

  • 事前入金をすることで、利用限度額を無視していくらでもカード決済が可能。(下記詳細)

  • プラチナカード以上で、空港ラウンジ利用は航空系ラウンジにとどまらず、あらゆる富裕層むけラウンジが使用可能になる。

  • 成田空港・関西空港で、海外用携帯電話のレンタル料金が割引で利用できる。

  • 空港パーキング」は旅行中、空港近辺に車をあずけれる有料サービス。アメックスでは20%~40%の割引がある。

  • トラベルデスクで羽田・伊丹発のANA・JAL航空券を買った場合、近辺の該当レストランで使用できるエアポートミール・クーポンが1000円分もらえる。

  • カードをタッチするだけで新幹線にのれる有料サービス・JR東海プラスEXがあるが、ビックカメラSuicaカードなどのビューカードで、エクスプレス予約を使ったほうがお得。

  • プリファード・ゴルフによる宿泊先ゴルフ優待あり。ゴルフ系の保険も付帯。

  • レンタカーサービスのタイムズ・カープラスで、カード発行手数料が無料化。月額料金は1030円。

  • 国内利用のレンタカーサービスで、5%の割引あり。

  • ゴールドカード以上で、京都特別観光ラウンジが利用可能。同伴は3名まで可。(当サイト管理人直々の取材レポートありアメックスの京都・圓徳院ラウンジの使用感参照)

  • メディカル・コンサルテーション、メンタルヘルス・カウンセリングなどの医療サービスが充実。

  • プラチナカード以上でコンシェルジュにて新幹線の指定席を買うと、近場のホテルラウンジのドリンク券がもらえる。(コンフォート・カフェ

  • 国内の高級スポーツクラブを都度料金で利用できる「スポーツクラブ・アクセス」が、プラチナカードから付帯。

  • グリーン・ゴールド・プラチナで、それぞれビジネスカードがある。ただしビジネスカードの場合、センチュリオンカードへの招待はなし。

  • キャセイパシフィック航空の上級会員資格(ザ・マルコポーロクラブ・ゴールド会員資格)のプラチナカード以上自動付帯は、2015年に終了。

  • レストラン割引の「ダイニング・ア・ラ・カード」が2014年に終了。

  • 毎月のショッピング利用限度額は、電話サポートに聞かないと把握できないことに注意する。最初は基本的に毎月50万円から。

  • 口座振替の設定が、ネット上からでは不可能。カード審査合格後、書類を印鑑つきで郵送する必要がある。

  • 口座振替設定ははやくても3週間ほどかかるため、不安な場合はカードが届いてもすぐには使わず、口座振替設定が完了するまで待つのが賢明。

  • 本人認証サービスは「アメリカンエキスプレス・セーフキー」を使用。

  • アメックス・オンラインサービスから、カード設定の変更が可能。

  • 当サイト管理人は2016年9月に、当ページのアメックス・ゴールドカードを作成。審査はスムーズに終了。


アメリカンエキスプレス・カードの基本情報


American Express Card(アメリカン・エキスプレス・カード)は、国際ブランドであるアメリカン・エキスプレス自体が発行するクレジットカードです。

略称アメックス。

いわゆるプロパーカードで、どのクレジットカードよりもブランド性が高いことで知られます。


アメックスは日本では1917年から続いており、以来ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードを、それぞれ世界初で導入

いろんなクレジットカード会社がアメックスを真似ており、アメックスはクレジットカードのパイオニア的存在と言って、さしつかえありません。

おそらく今後、ブラックカードが廃れることがあれば、また新しい上位ランクのクレジットカードが導入されますが、そのときもアメックスが真っ先に、新しいランクのクレジットカードを作りだすでしょう。


アメックスは一番下のノーマルカード(グリーンカード)でも高級クレジットカード扱いで、税別年会費1万2000円。

通常のクレジットカードのゴールドカード相当です。

一番上のクレジットカードはアメックス・センチュリオン(ブラックカード)で、税別年会費35万円。

入会金もかかり、税別で50万円。

完全に富裕層向けクレジットカードとして知られます。


アメックス・プロパーはビジネスカードなどをのぞけば、基本的に4つのランクがあります。


税別年会費
アメリカンエキスプレス・カード
(グリーン)
1万2000円
アメリカンエキスプレス・ゴールドカード2万9000円
アメリカンエキスプレス・プラチナカード13万円
アメリカンエキスプレス・センチュリオンカード
(ブラック)
35万円

前述のとおり、アメックスはクレジットカードのパイオニア的存在ですので、そのブラックカードにあたる「アメックス・センチュリオン」は、世界最強のクレジットカードと言われます。


アメックス最大の特徴は、T&Eカードということもあり、海外旅行時の支援サービスが徹底している点につきます。

これはJCB、ダイナースといった他のT&Eカードよりも、はるかに勝る点です。

海外旅行先での24時間電話サポートが特に充実しており、旅行先にアメックスカード1枚を持っていくだけで、非常に安心感があります


よって海外旅行を頻繁にする人であれば、高い年会費を払ってでもアメックスを持つ価値はありますし、逆に旅行にいかない人であれば、アメックスを持つ意味はあまりありません。

具体的にアメックスを他カードと比較したとき、以下のようなサービス内容が際立ちます。


  • あらゆる要望に応える秘書サービス・コンシェルジュや、24時間電話サポートが使える

  • 震災時のサポートが充実

  • ホテル、レストラン、飛行機での大規模な割引・優待がある

  • 家族や同行者にも幅広く、保険が付帯する

  • 旅行保険にとどまらない、ユニークな保険が付帯する

  • プラチナカード以上で個人賠償責任保険がつき、自転車保険などの代用として使える

  • 高級ラウンジが使用できる

  • プラチナカード以上でプライオリティ・パスが同伴者も無料化

  • 自宅~空港間のタクシー料金割引がある

  • 自宅~空港間の無料荷物配送

  • 事前入金で利用限度額以上の買い物が、いくらでもできる

  • 年1回の誕生日プレゼントがある

  • プラチナカード以上で、年1回の高級ホテル無料宿泊券1泊分がプレゼントされる

  • プラチナカード以上で、クルーザーやヘリコプターの予約ができる


なお、JCB・ダイナース同様、通常のクレジットカード決済機能は、VISA・Masterと比べて、海外では使えない場所が増えます。

ですので実際に海外旅行をするときは、VISAとアメックスの2枚持ちがオススメです。


逆にアメックスしか使えない店としては、会員制スーパーの「コストコ」があります。

しかしアメリカのコストコでは2016年3月に、アメックスとの独占契約がなくなっています。

2017年時点では、日本のコストコはひきつづきアメックスのみ決済ですが、いずれ変更になる可能性も高いことは、おぼえておきます。


特にプラチナやセンチュリオンなどのアメックスカードに言えることですが、性質上アメックスは、個人事業主や個人投資家といった1人社長にむきます

逆に従業員のたくさんいる経営者には、不要となりがちです。

なぜなら、なにか仕事の依頼があるときは、アメックスのコンシェルジュなど使わずとも、会社の秘書にまかせてしまえばいいためです。

事実、世界長者番付によくのるマイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏や、バークシャー・ハサウェイ会長の長期投資家ウォーレン・バフェット氏は、アメックスカードはセンチュリオンではなく、ノーマルのグリーンを持っていることで有名です。


とはいえ、アメックス自体に力があるのは間違いありません。

日本ではVISAもアメックスも同列扱いされがちですが、海外でのステータス性は、保証されています。

海外でのホテル宿泊時には、アメックスカードは身分証明としても使えます


また日本人にとってはありがたいことに、震災時のサポートも充実しています。

いざというときのライフライン確保や、海外脱出手段として、アメックスを持っておくことにも合理性があります。


以上の点をふまえると、アメックスカードは以下の人にオススメです。


  • 海外旅行時のサポート保険がほしい人

  • 従業員をあまり雇っていない個人事業主の人

  • 決済カードとして、別にVISAカードを持っている人

  • 富裕層向けサービスとひきかえに、高額な年会費を我慢できる人


単なる決済機能をはたす普通のクレジットカードという感覚でアメックスを使おうとすると、高い年会費をはらうだけでおわってしまいます。

アメックスやダイナースは、しっかりサービス内容を熟知して活用することが重要です。

T&Eカードの中でも、きわめて特殊なカードとして認識しておきます。


なお口座振替設定ですが、普通のクレジットカードではネット上からでもできるものですが、アメックスカードでは、原則ネット上からの口座振替設定が不可能です。

カードが送られてきたあと、同封の口座振替用紙に印鑑をおした上で、アメックスに郵送しなくてはいけません。

また郵送後、口座振替設定ははやくても、3週間ほどかかります。

設定までのカード決済のツケは、アメックスの口座に直接入金することでも解消できますが、どのみち面倒くさいですので、カードが届いてもすぐには使わず、口座振替の設定がすむまで1か月程度あけるのが、賢いです。

くれぐれも手違いで、クレヒスが傷つかないように気をつけます。

ここが若干、アメックスの融通のきかない点です。


また毎月の利用限度額を知りたい場合も、アメックスに電話で直接確認する必要があります。

アメックスのメンバーページでは、利用限度額は表示されませんので、気をつけます。


(当サイト管理人の所有しているアメックスゴールド)


アメックスカードの入手方法と審査


アメックスの審査は、厳しいと言っていいです。

クレジットカード初心者が、ほいほいとアメックスカードを作れるものではありません。


基本的には、最低でも年収200万円~300万円のしっかりした収入をえていることが、前提です。

また別のクレジットカードなどで、最低でも年間50万円決済のクレヒスを、1年~2年程度しっかり作っていることも前提です。

目安として、年収200万円でアメックスグリーンが作成可能。

400万円程度でアメックスゴールドが作成可能と考えてください。

個人事業主の場合は少し多めに見積もり、年収500万円程度でゴールドカード作成可能、といったところです。

クレジットカード初心者は、まずは楽天カードなどの年会費無料カードを作り、クレヒスを構築したうえで、アメックスカードを作成するのがオススメです


当サイト管理人は、2016年9月の段階で個人事業主ですが、アメックス・ゴールドカードの審査に通っています。

この際、事前に1年~2年程度、楽天カードでクレヒスを構築しています。

自営業者でアメックスを作る方は、ご参考までに。


グリーン申込制
ゴールド申込制
プラチナ招待制
センチュリオン招待制

自分から申しこんで手に入るカードは、ゴールドカードまでです。

プラチナカードとセンチュリオンカードは、インビテーション制となります。


プラチナカードのインビテーションは、グリーンカードかゴールドカードの保有で、年間100万円以上のカード決済が目安です。

グリーンカードでもインビテーションがくるのが、ポイントです。

JCBザ・クラスほど年数がかからず、インビテーションがくることが多いです。


最強のクレジットカードと謳われるセンチュリオンカードのインビテーション基準は、詳しくはわかっていません。

ただしプラチナカードを持っていないと、インビテーションがこないのは確かです。

グリーンカードとゴールドカードからでは、センチュリオンのインビテーションはきません。

目安としては、年間3000万円程度のカード決済です。

普通の使い方をしているうちは、なかなか到達不可能なことに気をつけます。

年収が最低でも1億円ある人むけのクレジットカードです。


また、センチュリオンカードには定員があり、日本では5000人まで。

どんなにカード決済が多くてクレヒスを磨いていても、センチュリオン会員が会員をやめるか、死亡するかして空きができるまでは、センチュリオンカードのインビテーションはきませんので、気をつけます。


なおカード決済で事業経費の支出が多い場合は、原則インビテーションの対象にならないことにも気をつけます。

生活費で年間3000万円以上のカード決済を数年つづける、というのがセンチュリオンカードのインビテーション基準です。


もっぱら各カード、保有者からの紹介・推薦があると、プラス査定になります。


事前入金で利用限度額以上の買い物ができる


アメックス・プロパーの特徴のひとつとして、指定されたアメックスの口座に事前入金しておけば、設定された利用限度額以上の買い物が、いくらでもできるようになる点があります。

もちろんこの場合でも、ポイント還元があります。

● カードご利用限度額と事前承認(外部リンク)


同じアメックスでも提携カードの場合は、この事前入金機能がありませんので、気をつけます

アメックス・プロパー独特の機能となっています。


大金を事前入金しておけば、家や車も買えるのが特色です。

あまったお金は、次回の口座振替時に利用されます。


事前入金の申込方法は、電話サポートに直接申請する方法、自動音声でおこなう方法などがあります。


アメックスのポイント還元


結論から言うと、多くの長年続くクレジットカードがそうであるように、アメックスにポイントの高還元を求めることはできません。

ポイント還元率を求めるのであれば、別のクレジットカードがオススメとなります。

● ポイント還元率でクレジットカードを選ぶ

● マイルが貯まるオススメのクレジットカード比較

また、グリーンからセンチュリオンまでのカードランクで、ポイント還元率の大きさに違いはありません


● メンバーシップ・リワード(外部リンク)

アメックスのポイントプログラム名は、メンバーシップ・リワード

100円のカード決済で1ポイントが付与。

各人によってポイント還元率の考え方は様々ですが、基本的には1ポイント=0.5円、還元率0.5%をベースに考えたほうがいいです。



アメックスでポイント交換する場合、一番効率がいいのはマイルです。

通常であれば各航空会社、2000ポイント=1000マイルから交換可能。

他に候補となる効率のいい交換アイテムは、国内旅行の割引、全国百貨店共通商品券、Tポイント、アマゾンギフトカードなどがあげられます。


アメックスのポイント交換は、「メンバーシップ・リワードプラス」に登録することで、還元率がアップします


リワードプラス未登録時2000ポイント=1000マイル
リワードプラス登録時1000ポイント=1000マイル

リワードプラスの登録で、マイル交換にかぎり、ようやく還元率1%となります。

ただしリワードプラスの登録は、年会費で税別3000円かかることに注意します。


マイルに交換する場合、やはりANAマイレージクラブを徹底利用したいところですが、ANAのマイルに交換する場合にかぎり、さらに「メンバーシップ・リワードANAコース」として、年会費税別5000円がかかることにも注意します。


各税別年会費
アメックスグリーン1万2000円
リワードプラス3000円
リワードANAコース5000円

アメックスグリーンの場合でも、12,000+3,000+5,000=20,000。

合計税別2万円の年会費までかさばってしまうことに、気をつけます。


ただしコツとして、このプラス8000円の年会費は、ポイント交換時に支払えばいいものです。

逆を言えば、ポイントを交換するまでは、払わずにいてもOKな年会費です。


アメックスのポイントは通常は有効期限が3年間ですが、一回でもポイント交換をすると、有効期限が無期限となります

ですので最初は適当な安いアイテムでポイントを交換しておき、ポイントを無期限化。マイルに交換するときまで、プラス8000円の年会費を延期する、というやり方が賢いです。


注意点として、アメックスポイントをANAマイレージクラブへ交換する場合、1年間(1月~12月)の最大交換可能マイルが8万マイル。

そしてANAマイレージクラブに移行したマイルの有効期限は3年間、ということです。

つまり3年間で長期的に見積もっても、合計24万マイルまでしか貯めることができません

ANAのマイルで商品を交換するにしても、24万マイルまでの商品しか交換できない点に、気をつけます。


参考までに、マイル交換で一番狙われる特典航空券ですが、2017年時点の日本発であれば、ハイシーズン・ファーストクラスの欧州往復でも、18万マイルですみます。

● ANA国際線特典航空券(外部リンク)

24万マイルをこえる特典航空券はありませんので、アメックスのポイントでも十分狙えるでしょう。

ですので高級な特典航空券を狙う場合、アメックスのポイントをうまく運用する戦略としては、以下のとおりです。


  1. ある程度ポイントがたまったら、適当な安いアイテムとポイント交換することで、ポイントの有効期限を無期限化

  2. 24万ポイントまでためる

  3. リワードプラスとリワードANAコースに登録し、まずは8万ポイントを8万マイルに変える

  4. 翌年以降8万ポイントずつマイル交換

  5. 3年目の交換は、目的のANA商品の必要マイル数にあわせてポイント交換量を調整

  6. 特典航空券などのANAの商品に交換


アメックスのポイントは無期限になりますので、ゆっくりでもいいので、こつこつ24万ポイントまでためることが基本です。

またアメックスのポイントは、一度アイテム交換する以外に、リワードプラスに登録することでも有効期限が無期限化します。


なお2014年1月時点で、アメックスポイントのJALマイレージバンクへのマイル移行は終了しています。

ただし裏技として、ブリティッシュ・エアウェイズなどのワンワールドの航空会社のマイルに交換して、JALの特典航空券を入手することは可能です。

この場合、国内線で利用する場合はだいぶお得にマイル交換できますが、国際線の場合は高くつくことが多いですので、気をつけます。

詳細はマイレージの項目を参照。


その他、アメックスでのポイント還元率は基本100円のカード決済で1ポイント付与ですが、ショッピングモール「メンバーシップリワード・ボーナスポイントパートナーズ」に参加しているショップの利用であれば、還元率がふえます。

高島屋オンラインストアなど、高級ショップが多くなることに注意します。


逆に水道光熱費といった公共料金の支払い時は、ポイント還元率がさがり、200円ごとに1ポイント付与となることに注意します。


アメックスの保険


アメックスでは、以下のような保険があります。


  • 海外旅行保険

  • 国内旅行保険

  • 渡航便遅延保険

  • ショッピング保険(ショッピング・プロテクション)

  • オンライン・プロテクション


ここまでは、他のカードでもよくある保険です。

さらにアメックスならではの保険として、以下のものがあります。


グリーンゴールドプラチナセンチュリオン
リターン
プロテクション
キャンセル
プロテクション
ホームウェア
プロテクション
ワランティー
プラス
個人賠償責任保険
通貨盗難補償

旅行時以外の保険も充実していますので、そういった意味では、わりと日常でもアメックスは効果を発揮します。

まずは旅行保険ですが、基本的には以下のとおりです。


<アメックス・プロパーの海外旅行保険補償額(円)>

グリーンゴールドプラチナセンチュリオン
死亡
後遺障害
5000万1億
自動5000万
1億
自動5000万
1億
傷害
治療
100万300万
自動200万
1000万2000万
疾病
治療
100万300万
自動200万
1000万2000万
携行品
損害
年間100万年間100万100万100万
賠償
責任
3000万4000万5000万1億
救援者
費用
200万400万
自動300万
1000万1000万

<アメックス・プロパーの国内旅行保険補償額(円)>

グリーンゴールドプラチナセンチュリオン
死亡後遺障害5000万5000万1億1億
入院日額なしなし50001万
通院日額なしなし20006000
手術なしなし20万20万

<アメックス・プロパーの渡航便遅延保険補償額(円)>

グリーンゴールドプラチナセンチュリオン
乗継遅延なし2万2万3万
出航遅延なし2万2万3万
寄託手荷物・遅延なし2万2万3万
寄託手荷物・紛失なし4万4万6万

<アメックス・プロパーのショッピング保険補償額(円)>

グリーンゴールドプラチナセンチュリオン
500万500万500万500万

以下の例外・条件に注意します。


  • グリーンカードのみ完全に利用付帯。

  • ゴールドカード以上で原則自動付帯。

  • ゴールドカード、プラチナカードの海外旅行保険の一部分で、自動付帯・利用付帯の混合あり。たとえば死亡・後遺障害の場合、利用付帯なら1億円、自動付帯のみだと5000万円となる。

  • グリーンカードの携行品保険は、1旅行中30万円上限の年間最大100万円。

  • ゴールドカードの携行品保険は、1旅行中50万円上限の年間最大100万円。

  • 航空便遅延保険はゴールドカードから付帯。


センチュリオンでは、ケガ・病気時の保険が2000万円。

どのクレジットカードよりも、最大の補償額となっています。


家族特約についてはグリーンカードからあり、18歳未満の子供だけでなく、配偶者や親も含むことができます

家族カードを作ることによって保険枠を作ることも、もちろん可能です。

また保険の適用は、家族カード保有者の家族、たとえば兄弟や子供の家族も対象となります。

自分だけでなく、血縁の旅行同伴者に大々的に保険が適用されるのも、アメックスの特徴です。

こうした点から、家族で旅行によくいく人にもアメックスはオススメです。


<ショッピング・プロテクション>

  • 決済時にアメックスカードを使用

  • 商品が破損、もしくは盗難にあった

  • 購入から3か月以内


上記の条件で、購入した商品の代金が返されます。

全カード共通で、年間最高500万円までの補償です。

自己負担額は1事故につき1万円。

他のクレジットカードでもよくある、ショッピング保険です。


<オンライン・プロテクション>

インターネット上での不正使用の損害補償保険です。


<リターン・プロテクション>

グリーンカードにもついている、アメックス独特のサービスです。


  • 決済にアメックスカードを使用

  • 店が返品をうけつけない

  • 商品が未使用

  • 商品に損傷がない

  • 購入から3か月以内


上記の条件で、購入した商品をアメックスに返品することで、まるまる代金が返されます

1商品につき3万円まで。1年間で15万円まで。


このサービスで特に使えるのは、衣類です。

ブランドものの服など、あとから気にいらなくなったときに、簡単に返品ができます。

服を買うときは、毎回アメックスで決済する習慣をつけておくと安心です。


なお商品が損傷している場合は、普通にショッピング・プロテクションが使えます。


<キャンセル・プロテクション>

病気や出張などで緊急の予定変更があり、旅行を中止する際に適用される保険です。

宿泊代、交通費などの旅行の費用を、年間10万円まで補償してくれます。

これはゴールドカードからつく保険です。


キャンセル・プロテクションはアメックスとダイナースにはありますが、原則VISA・Master・JCBにはありません。


<ホームウェア・プロテクション>

パソコン、時計、カメラなどの電化製品が破損、もしくは盗難にあったときに適用となる保険です。

代金の50%~100%を、補償でもらえます。

アメックスカード以外で買った商品にも適用

レシートや領収書があれば、補償対象となります。

プラチナカードからつく保険です。


ショッピング・プロテクションやリターン・プロテクションでもそうですが、例外として、スマホの破損などには使えないことに、気をつけます。

後述のワランティー・プラスとあわせて、年間最大50万円までの補償です。

パソコン故障時には重宝し、補償されたお金を元手に、新しいパソコンを買うことができます


<ワランティー・プラス>

アメックスカードで決済した商品の保証期間を、2年間延長するサービスです。

メーカー側の保証期間終了後に適用されます。

プラチナカードからつく保険です。

前述のホームウェア・プロテクションとあわせて、年間最大50万円までの補償です。


たとえば家電製品の大体は、メーカー保証期間が1年間です。

なのでこのワランティー・プラスとくみあわせることで、トータルで3年間の保証期間となります。


<個人賠償責任保険>

他人に損害を与えたときの賠償を、1億円まで補償してくれる保険です。

配偶者や子供、親といった家族も対象となります。

プラチナカード以上で付帯します。


以下のような場合に使えます。


  • 自分の家の所有物で、他人がケガをしたとき

  • 自転車で、人に衝突したとき

  • 店、他人の家、車の窓やモノを破壊したとき

  • ペットが他人にケガをさせたとき


なかなか日常生活でありえる展開ですので、特に子供のいる家庭では、この保険は非常に重宝します

通常の保険の代用として機能するのが、良いところです。


欠点としては、車での事故などは、対象外な点です。

自転車保険の代用としては使えても、自動車保険の代用としては使えないことに、気をつけます。


<通貨盗難補償>

1旅行につき、携行通貨の10万円まで補償される保険です。

センチュリオンカードのみに付帯します。


アメックスの電話サポートとコンシェルジュ


アメックスは電話サポートの種類がたくさんあり、混乱しますが、基本的には以下の3つがあります。


  • 24時間電話サポート

  • コンシェルジュ(プラチナカード以上)

  • トラベルデスク


24時間電話サポートが一番基本的ですので、困ったときはとりあえずこちらに電話をすればOKです。

ホテル・航空機・レストランの手配・予約、海外での緊急時の病院・弁護士紹介はもちろん、家事代行手配など、日常生活の要求にも応えます。

通常のクレジットカードのサポートは、平日のみで営業時間が定まっていますが、アメックスでは24時間ずっとサポートシステムがあるのが特徴です。


24時間電話サポートの呼称は、グリーンカードとゴールドカードで異なります。


  • グリーン → グローバル・ホットライン

  • ゴールド → オーバーシーズ・アシスト


もっぱらグローバル・ホットラインでは情報提供のみの傾向。

オーバーシーズ・アシストでは情報を提供したうえで、さまざまな対処をしてくれます。

たとえば旅行時の病院の手配にしても、グリーンカードでは病院の紹介までですが、ゴールドカードは「緊急支援サービス」がつき、病院での診察予約や、救急車の手配までやってもらえます


コンシェルジュサービスについては、プラチナカードから付帯。

情報の調査代行はもちろん、物理的に可能なことであれば、あらゆる要望に応えます。

プラチナカードでは「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」。

センチュリオンカードでは「センチュリオン・パーソナル・コンシェルジェ」とよばれます。

特にセンチュリオンカードでは、10時~18時半の時間内であれば、いつも同じ担当者がつき、執事のように使うことができます。


アメックスセンチュリオン・コンシェルジェの有益な点は、なんといってもその権力の大きさです。

ホテル予約のとき、通常では満室となっているホテルでも、このセンチュリオン・コンシェルジェを使うことで、予約がとれたりします。

レストラン、宿泊先、各イベントをはじめ、それぞれ各有名施設には「アメックス枠」のようなものが存在しており、センチュリオン・ホルダーはその恩恵にあずかることができます。

これによりイベントでも良い席をとれたり、ホテル宿泊でも部屋の無償グレードアップがあります。


特に日本人にとって重宝するのは震災時です。

基本的に震災時は、クレジットカードなんて役に立たないことが多いですが、アメックスのみは別格。

2011年の東日本大震災時、アメックスは各センチュリオンカード所有者に、安否を確認する電話をいれています。

そのときに必要なものがあれば、申請することで手配してくれます。

海外に脱出するための航空機手配も、問題なく進みます。


おそらくクレジットカードのコンシェルジュでは、このアメックス・センチュリオンカードのコンシェルジュが、もっとも質が高いです。

時間外についても、通常のサポート担当者が24時間しっかり対応します。


なおアメックスでは、コンシェルジュを「コンシェルジェ」と呼称することに注意します。


トラベルデスクは、正確には「H.I.S.アメリカンエキスプレス・トラベルデスク」。

おもに航空券の手配をしてもらえます。


アメックスの海外旅行時のタクシー割引


アメックスでは海外旅行時、自宅などの指定の場所と空港のあいだのタクシーを、定額料金で利用できる「エアポート送迎サービス」があります。

行き・帰り、どちらでも利用可。

対象となる空港は、成田、羽田、中部、関西の4つです。


利用条件としては、グリーン・ゴールドの場合は、「H.I.S.アメリカンエキスプレス・トラベルデスク(旧メンバーシップ・トラベルサービス)」にて、航空券を買っていること。

プラチナ・センチュリオンの場合は、コンシェルジェデスクにて航空券を買っていること。


片道1回として、利用回数制限はグリーンカードで年2回まで。

ゴールドカードで年4回までです。

タクシーの乗車人数は最大5人までです。


以下は参考までに、グリーンカードとゴールドカードでの東京都23区と空港間のタクシー料金です。


<エアポート送迎サービス料金・成田空港の場合>

グリーンゴールド
都内23区、三鷹市、武蔵野市、台場地区1万4000円1万円

<エアポート送迎サービス料金・羽田空港(国際線利用)の場合>

グリーンゴールド
大田区、品川区、江東区2000円1500円
港区、中央区、世田谷区、目黒区、渋谷区
千代田区、台東区、墨田区、文京区、新宿区
江戸川区、荒川区、北区、豊島区
4500円3000円
中野区7900円5000円
足立区、葛飾区、杉並区、板橋区、練馬区8000円5000円

なおセンチュリオンカードでは、これらのタクシー料金が何度でも完全無料化

海外の空港とホテルの間でも、車での往復無料送迎があります。


アメックスの海外旅行時の荷物サービス


アメックスの荷物サービスとしては、以下のものがあります。


  • 手荷物宅配サービス

  • ポーターサービス

  • クロークサービス

  • 手ぶら宅配(センチュリオン限定)


それぞれ完全無料です。

利用時には、アメックスカードと航空券を用意しておきます。


それぞれ適用となる空港とならない空港がありますので、気をつけます。


<手荷物宅配サービス>

スーツケースを、自宅~空港間で配送するサービスです。


グリーン・ゴールドカードで、カード会員1人につき1つのスーツケースまで。

プラチナ・センチュリオンカードで、2つのスーツケースまで無料配送です。

行きと帰りの往復で、使用可能。


出国時は出発7日前に電話予約をして、自宅で宅配業者に荷物をあずけます。

出国日は、空港にて荷物の受取ができます。

帰国時は単純に、空港カウンターで荷物をあずければOKです。


成田空港、羽田空港、中部空港、関西空港で使えます。


なおセンチュリオンカードにかぎり、国内旅行でも手荷物宅配サービスが使えます

たとえば、予約した宿泊先のホテルと自宅間で使えます。


<ポーターサービス>

駅やバス停などの空港入口と飛行機搭乗口の間で、スタッフが荷物を運ぶサービスです。

成田空港と関西空港で使えます。


<クロークサービス>

待ち時間中、空港に荷物をあずけれるサービスです。

カード会員1人につき、2つの荷物まで。

中部空港で使えます。


<手ぶら宅配>

アメックス・センチュリオン会員限定の無料サービスです。

自宅で業者にあずけた荷物を、海外の到着空港でうけとれます。


条件としては、使用する航空会社はJALであること。

そして出発空港が羽田空港、成田空港、中部空港、関西空港の場合に使えます。


アメックスの空港ラウンジ利用とプライオリティ・パス


アメックスでは、グリーンカードから海外旅行時の空港ラウンジが使えます。

同伴者1名の利用も、無料化します。


たとえば成田空港では、以下の2つのラウンジが使えます。


  • IASS EXECUTIVE LOUNGE 1

  • IASS EXECUTIVE LOUNGE 2


プライオリティ・パスも、グリーンカードから入手可能。

プライオリティ・パスを使えば、成田空港では大韓航空のKALラウンジを使用できます。


ただしカードランクごとに、サービス内容の差があることに気をつけます。


<各カードランクごとのプライオリティ・パス費用>

  • グリーン → スタンダード会員なので、利用ごとに27ドル必要。

  • ゴールド → 年2回まで利用料が無料。年3回以上の利用で1回につき27ドル必要。

  • プラチナ → 利用料は完全無料。同伴者1名が無料

  • センチュリオン → 利用料は完全無料。同伴者2名が無料


プライオリティ・パスでは、年会費と利用料がかかります。

年会費はすべてのカードで無料となりますが、グリーンとゴールドでは、利用料がかかります

また同伴者の利用が無料化するのは、プラチナカードからです。


センチュリオンでは同伴者が2名無料化し、なかなかの特典と言えます。

プライオリティ・パスの同伴者2名が無料化するクレジットカードは、他には楽天ブラックカードなどがあります。


他、プラチナカード以上では、デルタ航空使用時に専用ラウンジ「デルタ・スカイクラブ」が無料利用できます。

同伴者も1名が無料です。


センチュリオンカードでは、センチュリオンラウンジとよばれる、米国の空港を中心とした特殊なラウンジに入ることも可能です。

ビュッフェ形式で、食事をとることができます。


カード付帯ラウンジの豪華さについても、クレジットカードではアメックス・プロパーが一番優れていると考えていいでしょう。


アメックスの食事・レストラン優待


2人以上で特定のレストランを予約したとき、1人分のコース料金が無料になるサービス(グルメ半額優待)が、申込制のゴールドカードからついており、これは非常に大きいです。


  • ゴールド → ゴールド・ダイニング by 招待日和

  • プラチナ・センチュリオン → ダイニング・アクセス


● ゴールド・ダイニング by 招待日和(外部リンク)

他のカード同様、無料化するのはコース料金だけで、飲み物代などは自腹ですので、気をつけます。


また、ダイニング・アクセスよりもゴールド・ダイニングのほうが、対象となる店舗数は多いです。

つまりこのサービスが目的でアメックスを持つ場合は、プラチナカードのインビテーションがきても、ゴールドカードのままにしておいたほうがお得です。


当サイト管理人もゴールド・ダイニングをしばしば使っており、実際に利用したときの使用感を、別ページのレビュー記事にて書いています。

● ゴールド・ダイニング by 招待日和の使用感(六本木・アンディアーモ)


その他、アメリカンエキスプレス・セレクトを利用すれば、国内のレストランが10%~20%割引。


プラチナカードかセンチュリオンカードであれば、以下の割引・優待サービスがつきます。


<プラチナアクセス>

一般人では予約できない特別なレストラン・料亭の予約ができます。


<ファイン・ダイニング>

海外のレストランを優先で予約できたり、優待特典があります。


アメックスの宿泊・ホテル優待


アメリカンエキスプレス・トラベルオンラインを通して、エクスペディア、一休.com、日本旅行、アップルワールド.comで旅行予約すると、割引や特典があります。


エクスペディアでは海外の宿泊費が8%オフ、日本旅行では国内宿泊が5%オフなど。

一休.comでは、3000円オフのクーポンコードが抽選プレゼントされます。


以下は、プラチナカード・センチュリオンカードでうけられる特典です。


<フリー・ステイ・ギフト>

毎年、高級ホテルを無料で一泊できる宿泊券(2名分)がとどきます

具体的には、ハイアットやヒルトンなどで使用できます。


<ファイン・ホテル・アンド・リゾート>

対象となるホテルを予約したとき、料金割引、部屋のアップグレード、夕朝食サービス、アーリー・レイトチェックインの特典があります。

センチュリオンカードでは「センチュリオン・ファイン・ホテル・アンド・リゾート」とよばれ、ザ・ペニンシュラ、ベルモンドなど、サービス対象の高級ホテルがふえます。


<ホテル・メンバーシップ>

各高級ホテルの上級会員になれる特典です。

宿泊部屋のアップグレード、アーリー・レイトチェックイン、レイトチェックアウト、夕朝食サービス、1人分の宿泊代無料化、ホテルのポイント還元率増大などの特典がうけれます。

サービス内容としては、上述のファイン・ホテル・アンド・リゾートと類似しています。

年々、対象のホテルがへっていることには注意します。


プラチナカード会員の場合は、以下のホテルの上級会員になれます。


  • スターウッド・ホテル&リゾート(SPG)

  • ヒルトン・ホテルズ・ワールドワイド

  • カールソンレジドール・ホテルズ

  • マリオット

  • リッツカールトン


センチュリオンカードではこれらに追加し、以下のホテルも対象です。


  • インターコンチネンタル

  • ルレ・エ・シャトー

  • シャングリ・ラ


アコーホテルズとザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールドについては、特典が終了しています。


<国内リゾートアクセス>

星野リゾート運営のホテルで、宿泊を2人以上で予約した場合、1名分の宿泊代や夕朝食料金が無料になります。


アメックスの飛行機優待


以下の飛行機優待は、主にプラチナカード・センチュリオンカードで付帯します。


<インターナショナル・エアライン・プログラム>

対象の航空会社で、ビジネスクラスの航空券が安くなります。


<無料コンパニオンシート>

コンシュルジュでビジネスクラス以上の航空券を2人分買ったとき、1人分が無料になります。


<スカイワーズ上級会員特典>

センチュリオン保有者限定で、エミレーツ航空マイレージプログラムの上級会員に無料でなれます。


上級会員には、以下の特典があります。


  • エコノミークラスの座席保証

  • ビジネスクラスラウンジが同伴者1名含めて無料

  • 荷物の受託優先

  • 優先搭乗

  • ビジネスクラス・ファーストクラスの割引


<国内航空券アッパーシートプログラム>

センチュリオン会員限定。

コンシェルジュ経由で国内宿泊・航空機の予約をすると、JAL・ANAにかぎり、空席時に座席アップグレードがあります。

JALはファーストクラス、ANAはプレミアムクラス(国内線用)となります。

JALのほうが、若干豪華な待遇です。


(1)アメリカンエキスプレス・カード


● アメリカンエキスプレス・カード


カード名 アメリカンエキスプレス・カード(グリーンカード)
オススメ度 ★★★★★☆
年会費 税別1万2000円
海外旅行保険 利用付帯
入手方法 申込制

アメックスのスタンダードカードです。

正式名称はアメリカンエキスプレス・カードですが、色合いからしばしば、グリーンカードとよばれます。(アメックス・グリーン)


他クレジットカードにない特徴として、リターン・プロテクションとよばれる返品代行保険が付帯しています。


旅行保険の対象となる家族の範囲も広いですが、利用付帯である点にだけは注意します。

グリーンカードにて交通費・旅費を支払わないと、保険の対象になりません。


出国・帰国時に、自宅~空港間にてスーツケース1個を無料配送するサービスがあります。


プライオリティ・パスに登録でき、年会費が無料化しますが、ラウンジ利用ごとに27ドルかかることに気をつけます。


24時間電話サポートとして、「グローバル・ホットライン」があります。


(2)アメリカンエキスプレス・ゴールドカード


● アメリカンエキスプレス・ゴールドカード


カード名 アメリカンエキスプレス・ゴールドカード
オススメ度 ★★★★★☆
年会費 税別2万9000円
海外旅行保険 自動付帯
入手方法 申込制

アメックス正規のゴールドカードにして、ステータスカードの代表格です。

アメックス・ゴールドと呼ばれます。

上位のプラチナカードやセンチュリオンカードへのインビテーションを狙うなら、まずはこのカードから申しこみます。


当サイト管理人は、2016年9月にアメックス・ゴールドを作成。

審査はスムーズでした。


家族カードの作成が1枚無料。


申込制のカードでありながら、「ゴールド・ダイニング by 招待日和」で、高級レストランの2人以上予約時、コース料理1人分が無料化するサービスがつきます。

(当サイト管理人による実際利用時のレビュー記事は、ゴールド・ダイニング by 招待日和の使用感参照)


プライオリティパスがつき、年会費が無料化。

ただし、利用料が無料になるのは年2回だけです。

3回目以降は1回につき、27ドルがかかります。


このカードから、旅行保険が自動付帯。

航空便遅延補償や、キャンセル・プロテクションもつきます。


24時間電話サポートとして、緊急支援サービスのついた「オーバーシーズ・アシスト」が利用可能です。

海外旅行時、緊急時には病院や弁護士を手配してもらえます。


またこのカードより、京都・圓徳院の京都特別観光ラウンジが利用できます。

同伴は3名まで。

お茶やお菓子の接待、拝観無料サービスなどがあります。

(当サイト管理人による実際利用時のレビュー記事は、アメックスの京都・圓徳院ラウンジの使用感参照)


変な話ですが、クレジットカードに疎い人は、上位のプラチナカードやセンチュリオンカードよりも、こちらのアメックス・ゴールドを評価します。

これは世間では、アメックス・センチュリオンよりもアメックス・ゴールドのほうが、カードの色合い的に「お金持ち」という印象があるためです。

ステータスやかっこよさ追求ということだけであれば、この1枚あれば十分でしょう。


(3)アメリカンエキスプレス・プラチナカード


カード名 アメリカンエキスプレス・プラチナカード
年会費 税別13万円
海外旅行保険 自動付帯
入手方法 招待制

アメックス・プラチナから、招待制となります。

2012年までは年会費税別10万円でしたが、現在は3万円の値上げです。

家族カードは4枚まで無料発行。

このカードから、各分野であらゆるサービスが強化されます。


保険面では、ホームウェア・プロテクション、ワランティー・プラス、個人賠償責任保険がこのカードから適用。

特に個人賠償責任保険は重宝し、普段の保険の代用としても使えます。


電話サポートには、コンシェルジェが追加。

どんな要望も応えてくれます。


各宿泊先ホテルでの優待が、大々的に強化。

ファイン・ホテル・アンド・リゾートやホテル・メンバーシップで、ホテルの上級会員になることで、特典があります。

また毎年フリー・ステイ・ギフトで、高級ホテルの一泊ぶん宿泊券が無料プレゼントされます。


空港ラウンジについては、プライオリティ・パスが年会費・利用料ともに完全無料化。

同伴者も1名が無料化。

デルタ航空使用時は、ラウンジ「デルタスカイクラブ」が使用可能。


レストラン優待には、プラチナアクセス、ダイニング・アクセス、ファイン・ダイニングなど。


手荷物配送が、会員1人につきスーツケース2個まで配送可能に。


クルーザーやヘリコプターの予約も、このカードから可能です。


プライベート・クルーズ」では、国内のクルーザーに乗れます。

二回目以降であれば、自分で操縦も可能。

予約は1週間前までに、コンシェルジュにておこないます。

値段は30フィートクラスで税別8万8000円。

41フィートクラスで税別12万円。

利用時間は10時~16時です。

場所は東京、愛知、神戸、福岡の4箇所で利用できます。


ラグジュアリー・フライト」では、ヘリコプターの搭乗が可能。

基本は千葉県の浦安ヘリポート発着ですが、要望次第では別の場所でも発着可能。

予約はコンシェルジェにて、2週間前までに申し込みます。

値段は貸し切りの場合は7万円ほど。


アメックス・プラチナでは「セカンドプラチナカード」と言って、2枚目のプラチナカードを無料で発行できます。

このカードはカード番号が異なりますので、メインカードとの使いわけができます。


たとえば公共料金などの固定費支払いにアメックスを使う場合、片方を固定費専用のカードとして家に残しておき、もう片方を普段の決済用メインカードとして外に持っていくという形にしておくと、いざメインカードを紛失したときでも、固定費専用カードのカード番号を変える手間がありません。


なお毎年1回、プラチナカードではアメックスから誕生日プレゼントが送られます。


(4)アメリカンエキスプレス・センチュリオンカード


カード名 アメリカンエキスプレス・センチュリオンカード
年会費 税別35万円
入会金 税別50万円
海外旅行保険 自動付帯
入手方法 招待制

アメックス・センチュリオン。

アメリカンエキスプレスのプロパーカードの中でも最上級のクレジットカードで、全クレジットカードの中でも一番ステータスが高く、最大のブラックカードと言えます。

国内では5000人しか持つことのできないクレジットカードで、この1枚を持っているだけで、あらゆる場所で優遇されます。


プラチナカードからのインビテーション制。

年会費は税別35万円。

消費税8%時で37万8000円。

その他にセンチュリオンでは入会金がかかり、税別50万円。

消費税8%時で54万円。

初年度だけで、92万円ほどかかる計算です。


そのかわり、家族カードは何枚でも発行でき、年会費が無料です。

大家族にむくクレジットカードと言えます。


インビテーションは、単純に利用履歴がよければくるものではなく、運にもよります。

センチュリオンの定員は、前述のとおり日本人の場合5000人までですので、センチュリオン会員の誰かが会員をやめるか、亡くなるかしないかぎり空きはできず、センチュリオン会員になることはできません。

その上で、プラチナカード保有で年間3000万円以上の決済をしている人に、インビテーションがくると言われます。

狙う場合は気長にアメックスを使いつづけて、招待を待ちます。


アメックス・センチュリオンでは、通常のプラスチックカードと、チタンカードの2種類があります。

チタンカードは申請すれば発行可能。

チタンカード(センチュリオン・チタニウム・カード)を作る目的としては、その硬さにあります。

アメックス・センチュリオン所有者は、基本的に財布を持ちません。

センチュリオンカードだけを持って、外にでかけます。

ですのでカードはポケットにいれることになり、立ったり座ったりしているうちに、プラスチックカードだと壊れやすいです。

これをチタンカードに変えることで、その硬さから、壊れることがなくなります。


センチュリオンの保有者には、専属コンシェルジュがつきます。

10時~18時のあいだは、その同じ担当者が電話に対応。

どのクレジットカードよりも、最高品質のコンシェルジュと言えます。


プラチナカードよりもプライベートジェットやヘリコプターの使い勝手がよくなっており、震災などの緊急時に使うことも可能です。


ちなみによく言われている都市伝説ですが、アメックス・センチュリオンカードでは、宇宙旅行にはいけませんし、戦車やミサイルも買えませんので、注意します。


センチュリオンでは「プライベートクラブ」とよばれる、会員限定ダイニングの利用が可能です。

世界中のVIPが集まるので、ハイレベルな人脈づくりに適します。


買い物系のサービスとして、有名なブランド店を貸し切りにできる「ファイン・ショッピング」があります。

主に、人目の気になる著名人が使います。

他にも、専門家による買い物つきそい・コーディネイトのサービスをうけれる「エクセレントルーム・コンシェルジュサービス」もあります。


空港ラウンジについてですが、プライオリティ・パスが自分は無料になるのはもちろん、同伴者が2名まで無料化します。

センチュリオン・ラウンジとよばれるラウンジの使用も可能です。


飛行機利用時、入国・出国レーンのサポートサービス(VIPエアポートサービス)があります。

自宅から空港までのタクシーサービスであるエアポート送迎サービスは、センチュリオンカードでは完全無料化。

海外でもホテルまでのエアポート送迎があります。

荷物については、自宅から海外の空港まで一気に送れる「手ぶらサービス」が使用可能。

保険面では、通貨盗難補償が追加されます。


プラチナカード同様、毎年1回、アメックスから誕生日にはプレゼントが送られます。


その他プラチナカード同様、以下のサービスが付帯。


<航空系サービス>

  • エミレーツ航空スカイワーズ上級会員資格

  • 国内航空券アッパーシートプログラム

  • デルタスカイクラブ利用権

  • インターナショナル・エアライン・プログラム

  • 無料ポーターサービス

  • 空港クロークサービス

  • 空港パーキング

  • コンフォート・カフェ

  • エアポート・ミール


<ホテル系サービス>

  • 各高級ホテルの上級会員資格

  • フリー・ステイ・ギフト

  • ファイン・ホテル・アンド・リゾート


<レストラン系サービス>

  • ダイニング・アクセス

  • 星野リゾート割引

  • ファイン・ダイニング


<保険系サービス>

  • 海外・国内旅行保険

  • 航空機遅延保険

  • ショッピング・プロテクション

  • オンライン・プロテクション

  • リターン・プロテクション

  • キャンセル・プロテクション

  • ホームウェア・プロテクション

  • ワランティー・プラス

  • 個人賠償責任保険


<その他>

  • プライベート・クルーズ

  • ラグジュアリー・フライト

  • プリファード・ゴルフ

  • スポーツクラブ・アクセス

  • 京都ラウンジ利用権


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