当ページではクレジットカードの選び方を、特に最初のクレジットカードを作る初心者むけに、簡単に解説しています。
クレジットカードは複数作ることができますが、最初に作る1枚は審査にうかりにくいですので、慎重に選んで作るのがオススメです。
なお、ポイントサイトを経由してクレジットカードを作ると、お金を稼ぐこともできます。
詳細は別記事参照。
結論から言うと、当サイトではクレジットカード初心者には楽天カードをオススメしています。
その理由が詳しく知りたい人は、以下の選び方の解説をご覧ください。
目次
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クレジットカードを作るとき、カード会社側による審査があります。
1000万円を超える年収やクレジットヒストリーがないと作れないカードもたくさんありますので、最初のカードを作るのであれば、審査水準の低いカードがオススメです。
審査対策については、別記事を参照。
クレジットカードには、年会費がかかるものとかからないものがあります。
やはり最初のオススメは、年会費が無料のものです。
年会費がかかるからといって、優良なカードとはかぎりません。
年会費のかかるクレジットカードを使う場合は、しっかりそのカードのことを調べて、カードを使う目的を明確にしておきます。
「年会費が無料」のオススメ例 → 楽天カード、Yahoo!JAPANカード、エポスカード |
こちらも鉄板です。
クレジットカード決済の使用範囲の広さを考えると、やはり一番すぐれている国際ブランドはVISAです。
最初はVISAを作るべきでしょう。
国際ブランドについては、別記事を参照。
「国際ブランドでVISAを選べる」のオススメ例 → 楽天カード、Yahoo!JAPANカード、エポスカード |
JCB EITやP-one Wizのように、まれにリボ払い専用クレジットカードというものがあります。
リボ払いは初心者が使うと「百害あって一利なし」です。
リボ払い専用クレジットカードを無理やり一括払いにする方法もありますが、いずれにせよ上級者むけです。
初心者は、しっかり一括払いのカードを選ぶようにします。
一括払いとリボ払いの違いについては、別記事を参照。
● リボ払いとは?
「初期設定が一括払い」のオススメ例 → 楽天カード、Yahoo!JAPANカード、エポスカード |
節約・倹約を考えるなら、重要な項目になります。
還元率1%のカードがオススメです。
1%であれば、目安として100万円のカード決済で、1万円分のポイント還元。
還元率は高すぎても、還元率改悪リスク・サービス終了リスクが高くなることに気をつけます。
近年、クレジットカードを選ぶ上で、ポイント還元率が一番重要視されています。
しかしそうした即物的な視点だけでは、クレジットカードを安定的に使うことはできません。
ポイント還元率については、別記事を参照。
「ポイントの還元率が高い」のオススメ例 → 楽天カード、レックスカードライト、リクルートカード |
上述と関連しますが、単にポイント還元率がよいだけではなく、そのポイントが交換できる使用範囲についても、確認しておきます。
どんなにポイント還元率がよくても、そのポイントで交換できる商品・サービスが少ないと、本末転倒です。
楽天カードのように、書籍やインテリアといった物販全般から、旅行の予約までポイントを使えるクレジットカードが好ましいです。
その他レックスカードライトのように、カード決済の次回支払額の値引き(キャッシュバック)に使えるカードも存在。
使用範囲という意味では、お金をもらえるも同然のキャッシュバックが一番すぐれています。
「ポイントの使用範囲が広い」のオススメ例 → 楽天カード、レックスカードライト |
「提携カード」とよばれる、新しめのクレジットカードを使っていると、ポイント還元率が高いものの、改悪リスクや終了リスクが高くなります。
ずっと昔からつづいている「プロパーカード」とよばれるクレジットカードであれば、そういった心配がありません。
改悪・終了のたびに別のクレジットカードに変える労力をおしまないのであれば、特に気にする必要はありません。
しかしやはり初心者であれば、同じカードを安定的に長く使えることも、重要な視点です。
プロパーカードで年会費の安いものは、三井住友カードとJCBカードが代表的です。
楽天カードは新しめのカードですが、年会費が無料なうえに発行数が多いため、長期継続性という意味でも上記2枚並にオススメできます。
プロパーカードと提携カードについては、別記事を参照。
「長く使える」のオススメ例 → 楽天カード、三井住友クラシックカード、JCB一般カード |
海外旅行にいくときには、重視したい項目となります。
旅行中のケガ・病気の治療費・賠償金などを、カード会社側が補償してくれます。
こちらの機能を重視する場合は、複数のクレジットカードを持っておくと有利です。
わりと年会費無料カードでも付帯するサービスですので、つけておくにこしたことはありません。
とはいえ、そもそも「海外旅行」というお金持ちむけの行動が前提であること、年会費無料カードだと複数のクレジットカード持ちが前提になることを考えると、初心者はあまり重視しなくてもいい項目です。
海外旅行保険については、別記事を参照。
「自動付帯の海外旅行保険がある」のオススメ例 → エポスカード、レックスカードライト、JCB EIT |
上述同様、海外旅行をする際に重視したい項目です。
海外旅行のときに必要な外貨を、現地のATMでクレジットカードを使うことで、格安でおろすことができます。
ただし金利手数料がかかってくるため、ネット上ですぐに繰上返済できるのが理想です。
繰上返済という観点で一番すぐれているクレジットカードは、セディナカードです。
こちらも年会費無料で所有が可能。
VISAブランドを選んでおくことで、海外での買い物にも使えます。
外貨キャッシングと繰上返済については、別記事を参照。
● 繰上返済について
「外貨ひきだしの手数料が安い」のオススメ例 → セディナカード |
こちらも海外旅行者むけの項目です。
なおかつ、ゴールドカード以上の年会費有料カードを持てる人むけです。
旅行の行き帰りの途中で、空港のラウンジを休憩場所として使えます。
クレジットカードの空港ラウンジサービスは、以下の3段階があります。
カード付帯のラウンジ
プライオリティ・パス
SFC・JGC
本格的に高級ラウンジを使いたがる人は、SFC・JGCを目指します。
● SFC修行とは?
「空港ラウンジが使える」のオススメ例 → ダイナースクラブ・カード、楽天プレミアムカード、MUFGプラチナアメックス、ANAワイドゴールドカード(SFCきりかえ用カード) |
原則、年会費有料のクレジットカードを持てる海外旅行者むけです。
ポイント還元率の延長になりますが、マイルはあらゆるポイントの中でも、結果的な還元率が高くなることで有名。
欧州往復・ファーストクラスの航空券をマイルで入手すると、ANAなら1マイル=13円、JALなら1マイル=20円まで価値がはねあがります。
低年会費でマイルをためれるクレジットカードの代表例は、ソラチカカード。
それにプラスして、エクストリームカードやANAワイドゴールドカードのどちらかを、決済カードとして使う人が多いです。
年会費が高くてもOKな人は、アメックスやダイナースを使います。
招待制のダイナース・プレミアムは、マイル還元率が2%。
全クレジットカード最大の還元率を誇ることでも有名です。
またマイルで航空券を交換する場合は、SFC・JGCがあると特別予約枠が設定され、入手しやすくなります。
マイルのたまるクレジットカードについては、別記事を参照。
「マイルがたまる」のオススメ例 → ソラチカカード、エクストリームカード、ANAワイドゴールドカード |
こちらはもっぱら、年会費ありのプラチナカード以上のサービスです。
ホテル宿泊や高級レストランを多用する人には、節約となります。
クレジットカード初心者は、特に考えなくていい項目です。
特にアメックスやダイナースでは、2人以上で特定のレストランで食事をすると、1人分の食事代が無料になるサービスがあります。
(当サイト管理人による実際のサービス使用例はゴールド・ダイニング by 招待日和の使用感参照)
その他、ホテル客室や飛行機座席の無料グレードアップなどのサービスが、つくこともあります。
特定レストランの半額化優待については、別記事を参照。
「ホテル・レストラン・旅行プランの割引がある」のオススメ例 → MUFGプラチナアメックス、JCB THE CLASS、アメックス・ゴールド、ダイナースクラブ・カード |
上記同様、年会費ありの高級クレジットカード用サービスです。
クレジットカード初心者は、参考程度におさえておけばいい項目です。
プラチナカード・ブラックカードと呼ばれる最高級カードに付帯しているサービスで、ホテル、飛行機、レストランといった予約を、秘書が代行でおこなってくれます。
その他、カード会社側が利益をみこめる要求であれば、なんでも聞いてくれ、通常の電話サポートとは一線を画しています。
コンシェルジュについては、別記事を参照。
「コンシェルジュ・デスクがある」のオススメ例 → MUFGプラチナアメックス、JCB THE CLASS、アメックス・センチュリオン、ダイナース・プレミアム |
整理すると、以下のような感じになります。
<初心者むけ・年会費無料重視>
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完全に年会費をかけずにカードを使いたい場合は、以上の7項目のみにしぼり、8項目以降は気にしなくてOKです。
<中級者むけ・海外旅行重視>
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多少の年会費(1000円~1万円)をかけて、海外旅行をしたい場合は、以上の4項目も考えます。
<上級者むけ・サービス重視>
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多額の年会費(1万円~10万円)をかけて、各種サービスをうけたい場合は、以上の2項目も考えます。
初心者むけのすべての項目を、1枚で安定的に満たすのは、楽天カードのみですので、一番最初のクレジットカードを作るなら、楽天カードがオススメです。
なお楽天カードの作り方については、別記事にて初心者むけに、わかりやすく解説しています。
● クレジットカード作成のやり方(初心者向け・楽天カードの作り方)
このページはクレジットカードの選び方を、忙しい人むけに簡潔にまとめた記事となります。
もっと具体的にクレジットカードの選び方を知りたい方は、当サイトのクレジットカード・融資マニュアルを、1から読んでみることをオススメします。
● クレジットカード・融資の基本マニュアル(1ページ目)
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