キャッシング(融資・ローン)とは、ATMでお金を借りることを意味します。
お金を借りる方法としては、もっとも代表的なものです。
クレジットカードにもキャッシングの機能がありますし、銀行や消費者金融がうけもつカードローンでも、ローンカードを作成することで、キャッシングが可能です。
実際にお金を借りる方法となると、私達がすぐに連想するのは、アコム・プロミス・アイフルといった、消費者金融でのキャッシングです。
<キャッシングの種類>
クレジットカードのキャッシング
消費者金融のカードローン
銀行のカードローン
キャッシングを使うには、クレジットカードもカードローンも、身分証明・収入証明・印鑑・銀行口座の4点セットが必須です。
キャッシングにおけるお金の借り方・返し方ですが、たとえばキャッシングで10万円を借りたら、そのまま10万円を返せばいい、というものではありません。
キャッシングには金利手数料と呼ばれるものが存在します。
クレジットカードのショッピング枠は、商品やサービスの購入が前提となって発生する借金であることに対し、キャッシングでは、お金そのものを借ります。
その関係で、キャッシングはショッピングとは違い、翌月の一括払いでも、金利手数料が発生することに注意します。
ただし大手の消費者金融では、初回利用にかぎり、最初の1か月だけ金利手数料がかからないサービス(無利息期間)があります。
そうした意味でも、普通はクレジットカードのキャッシングよりも、銀行・消費者金融のカードローンを使ったほうが、お得なことが多いです。
ですのでお金を借りるという視点でキャッシングをするなら、初心者はクレジットカードよりもローンカードを使いましょう。
<キャッシングする金額が100万円未満の場合>
クレジットカードによるキャッシング → 固定金利18%
ローンカードによるキャッシング → 変動金利4.5%~18%
キャッシングは原則、借りる金額が少ないほど金利は高く、借りる金額が多いほど金利は低くなります。
またクレジットカードによるキャッシングは翌月一括払い、ローンカードによるキャッシングは、リボ払いになることに注意します。
唯一クレジットカードのキャッシングでメリットがあるのは、18歳から借りれる、という点です。
ローンカードのキャッシングは、原則20歳からとなります。
<クレジットとローンにおけるキャッシング比較>
クレジットカード | ローンカード | |
---|---|---|
金利 | 高い | 低い |
支払い方法 | 一括払い | リボ払い |
年齢 | 18歳以上 | 20歳以上 |
クレジットカードのキャッシングは、そのとき偶然お金がなくて、緊急でお金が必要になったケースでの使用のみに、限られます。
そうした場合のみお金を借りて、翌月に一気に一括払いでお金を返すわけです。
あとは例外的に、海外旅行での外貨ひきだしであれば、むしろキャッシングは積極的に使っていくべきものとなります。
お金を借りる場所・返済場所は、コンビニなどのATMでOK。
ただしクレジットカードのキャッシング返済は、毎月の自動口座振替が基本。
原則ATMでの返済ができない点に、気をつけます。
セディナカードのようなペイジー決済のできるカードでないかぎり、繰上返済による金利手数料の調整も難しいことを、覚えておきます。
なおクレジットカードでもカードローンでも、キャッシングの審査には収入証明が必要です。
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