クレジットカードを使うことで、海外のATMから外貨をひきだすことができます。
これを「海外キャッシング」と言います。
海外の外貨をひきだす方法は様々ありますが、その中でもクレジットカードのキャッシングを使った方法は、借金形式であるにも関わらず、トータルの費用・手数料が格安になる方法として知られます。
国内での日本円のキャッシングに関しては、ただの負債にしかならないので、やること自体オススメできませんが、いっぽうで海外のキャッシングは、なにかと便利です。
クレジットカードで格安で外貨をひきだすなら、オススメはセディナカード(年会費無料)です。
目安として10万円ぶんの外貨を出金するなら、100円~150円程度の金利手数料(事務手数料)ですみます。
通常クレジットカードでの外貨出金の手数料には、以下のものがあります。
日割り金利(事務手数料)
ATM引出手数料
振込手数料
繰上返済申込電話料
セディナカードには、ATM引出手数料・振込手数料といったものがありません。
手続きはネット上で完結するため、繰上返済の電話料も不要です。
セディナカードで手数料を安くするには、外貨ひきだしのあと、すぐにネット上の「ペイジー」にて、繰上返済を自分でおこないます。
繰上返済とは、予定されている返済を、自主的にはやめることをいいます。
これにより、日割りの金利手数料が発生しなくなります。
金利がつかないうちにすばやく繰上返済してしまうのが、コツです。
● 繰上返済について
キャッシングに関わらず、通常リボ払いやローンを使うと、返済は各カードごとに指定された口座振替日までひきおとしを待つのが、基本です。
それによってお金を借りた日と返済日が離れていき、一日ごとに金利が発生します。
これが「日割り金利」とよばれる手数料です。
たとえば1ドル100円固定とし、金利18%の海外キャッシングで1000ドル(10万円分)を借りた場合、1年後はその18%である1万8000円がまるまる支払う手数料になるので、あわせて11万8000円を返済する必要があります。
それを日割り計算にすると、以下のとおり。
借りたお金 × 金利 ÷ 365 × 借りてから経過した日数 |
<1日で返済する場合>
100000*0.18/365*1=50 |
10万円と、日割り金利手数料として50円を返済。
<10日で返済する場合>
100000*0.18/365*10=494 |
10万円と、日割り金利手数料として494円を返済。
このように、借りている日数がふえると、どんどん金利手数料もふえていきますので、なるべくはやめに返済することが重要となります。
セディナカードでは、海外キャッシングごとにネット上での繰上返済という一手間をかけることで、その金利手数料をまったく支払わずにすみ、結果的に最安手数料で外貨をひきだせます。
なお、海外キャッシング使用時の金利手数料は、国内でのキャッシング同様、原則年利18%になることに注意します。
100万円以上のキャッシングの際は、利息制限法により最高年利15%となります。
「セディナカードで10万円ぶんの外貨を出金するなら、100円~150円の手数料ですむ」と上述していますが、これは外貨出金から2日~3日以内で、繰上返済をすませた場合です。
繰上返済せずに、普通に口座振替でキャッシングの返済をしてしまうと、1か月~2か月ぶんの金利手数料(1500円~3000円)がかかり、他の外貨出金方法とくらべて手数料が高くなる点には、気をつけます。
<10万円ぶんの外貨を出金したときの金利手数料>
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10万円の外貨出金であれば、年利18%を365日で割り、単純計算で1日ごとに50円程度の金利手数料がかかる計算。
理想を言えば外貨出金後、すぐにネット上で繰上返済して、1日ぶんの金利手数料以外はかけたくないものですが、セディナカードでも仕様上、最低2日は待たないと繰上返済できないことが多いです。
よって最低でも2日~3日かかると見なして、金利手数料も比例的に最低でも100円~150円かかることに、気をつけます。
セディナカードを使った外貨キャッシングの詳細については、セディナカードの攻略ページを参考にしてください。
セディナカード以外のクレジットカード・デビットカード・FXでの外貨出金では、通常の手数料だけでも1000円~5000円かかることがザラですので、注意します。
ちなみにセディナカードの次にオススメとなる外貨ひきだし方法は、FX・マネーパートナーズの外貨受取サービスを使う方法です。
詳細は以下より。
ただし、クレジットカードはただATMで手続きすればいいのに対し、FXはシティバンク口座や外貨両替の手続きが必要で、手間がかかることに注意します。
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