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分割払いとリボ払いの違い
<クレジットカード・融資の基本マニュアル25>





普通クレジットカードのショッピングやキャッシングで10万円を使った場合、その翌月の口座振替日に、そのまま10万円をカード会社に支払います

これを「一括払い・一回払い」と言います。

この10万円の買い物の口座振替を、翌月に一気におこなわず、たとえば毎月1万円ずつ細かく口座振替で支払っていくのが、「分割払い・リボ払い(リボルビング払い)」です。

毎月の支払料金を少額にできるメリットがありますが、実質上ローン(借金)ですので、金利手数料がかかるという最大のデメリットがあります

ですので、よほどお金に困っているとき以外は、使うべき機能ではないことを認識しておきます。


<クレジットカードの支払い形式と金利手数料>

一括払い手数料いっさいなし
二回払い・ボーナス払いほぼ手数料なし
分割払い・リボ払い金利手数料あり

ただしキャッシングの場合は、一括払いでも金利手数料が発生します。

ショッピングの一括払いのみが、確実に金利手数料の発生しない決済方法となっています。

ショッピング枠の二回払いやボーナス払いも、金利手数料がかからないことが多いです。

しかしクレジットヒストリーの構築を考えるのであれば、無難に毎回一括払いですませます。


SBIカード(ゴールド年率4.8~9.8%・プラチナ年率1.98~7.0%)のように、例外的に金利手数料が安いクレジットカードをのぞけば、分割払い・リボ払いの金利手数料は、平均で年率15%

金利は残りの返済金額にかかってきますので、1か月の金利手数料の算出法は、以下のとおり。


残り返済金額×0.15÷12


分割払いとリボ払いの違い


分割払いとリボ払いの具体的な違いですが、以下のとおりです。


  • 分割払い → 「●か月で完済する」という返済期間を先決めし、そこから毎月の返済金額を逆算

  • リボ払い → 毎月の支払金額を先決めし、そこから返済期間を逆算


支払い期間が長引くぶん、結果的にリボ払いのほうが、金利手数料は高くなることに注意します。


  • 分割払い → 毎月の返済額が多くなるぶん、トータルの返済金額(金利込)が低くなる(元金均等返済に類似)

  • リボ払い → 毎月の返済額が低くなるぶん、トータルの返済金額(金利込)が多くなる(元利均等返済に類似)


たとえば金利15%とし、6万円の買い物を6か月で分割払い、1万円ずつでリボ払いにした場合、以下のとおりになります。


<分割払い>

支払回数返済金額残り返済金額
1か月目10,740円(借金10,000円+金利740円)50,000円
2か月目10,617円(借金10,000円+金利617円)40,000円
3か月目10,494円(借金10,000円+金利494円)30,000円
4か月目10,370円(借金10,000円+金利370円)20,000円
5か月目10,247円(借金10,000円+金利247円)10,000円
6か月目10,124円(借金10,000円+金利124円)0円(完済)

合計支払金額62,592円(うち金利手数料2,592円)

<リボ払い>

支払回数返済金額残り返済金額
1か月目10,000円(借金9,260円+金利740円)50,740円
2か月目10,000円(借金9,375円+金利625円)41,365円
3か月目10,000円(借金9,490円+金利510円)31,875円
4か月目10,000円(借金9,607円+金利393円)22,268円
5か月目10,000円(借金9,725円+金利275円)12,543円
6か月目10,000円(借金9,845円+金利155円)2,698円
7か月目2,732円(借金2,698円+金利34円)0円(完済)

合計支払金額62,732円(うち金利手数料2,732円)

このように、リボ払いのほうが金利手数料は高くなる傾向です。


「リボ払い」なんて言うと、クレジットカード初心者は混乱してしまいがちですが、なんてことはなく、分割払いの仲間と認識しておいて問題ありません。

リボ払いも分割払いも、結局は五十歩百歩。

一括払いに比べたら、どのみち大量の金利手数料を払わなくてはいけない点は同じです。


クレジットカードだけでなく、消費者金融でのリボ払いも含め、リボ払いの返済方法は、さらに元利方式、元金方式、定額方式、定率方式、残高スライド方式をくみあわせて、細かく分類されます。

具体的には、以下の8種類の返済方法です。


  • 元利定額リボルビング方式

  • 元金定額リボルビング方式

  • 元利定率リボルビング方式

  • 元金定率リボルビング方式

  • 残高スライド元利定額リボルビング方式

  • 残高スライド元金定額リボルビング方式

  • 残高スライド元利定率リボルビング方式

  • 残高スライド元金定率リボルビング方式


いずれにせよ分割払いに比べて、支払い総額は高くなります。

複雑な返済方式用語に、惑わされないようにしましょう。

目先の毎月の返済額の安さにとらわれやすい人が、リボ払いにひっかかりやすいです。


リボ払い専用カードに注意する


普通クレジットカードの初期設定は「一括払い」ですが、まれに最初から「リボ払い」が初期設定になっているカードもあります

たとえば三井住友銀行からでている、アニメ・ゲームのオタク向けクレジットカード。


  • メイプルストーリーVISAカード

  • テイルズウィーバーVISAカード

  • 薄桜鬼VISAカード

  • マビノギVISAカード


これらは初期設定でリボ払いですので、クレジットカード初心者は作るべきではないカードです。

サブカルチャーが好きな方々は、アニメやゲームのデザインに惑わされてカードを作らないよう、気をつけましょう。


なお、リボ払い専用カードでもオススメできるものがあり、JCB EITはそのひとつです。

年会費無料で、旅行保険の自動付帯がつきます。

初心者でも、決済にはまったく使わないようにしておけば、オススメとなります。

エポスカードレックスカードライトとあわせて使いたいカードです。


セディナの「Jiyu!da!」も年会費無料のリボ払い専用カードですが、海外キャッシングの手数料が格安ですむメリットがあります。

ただ、海外キャッシングでこのカードを使うくらいなら、普通の一括払いのセディナカードを使ったほうが、設定が楽にすみます。


リボ払いを実質的に一括払いにする方法


やむなくリボ払い専用カードやリボ払いコースを使う場合は、あらかじめ毎月返済する金額を高めに設定しておきます。

オススメは、ショッピング利用限度額と同じ金額を設定することです。

こうすることで一括払いと同じ扱いになり、結果として金利手数料がかかりません


有名所である三井住友カードにも「マイ・ペイすリボ」というリボ払いコースがあります。

このコースに参加すると、三井住友カードの年会費が安くなる、ポイント還元率があがるなどの特典があります。

マイ・ペイすリボは三井住友カード以外にも、ANAワイドゴールドカードAmazon MasterCardゴールドなど、三井住友系列のクレジットカードで、大々的に導入されてきます。


このように、リボ払いを使うことで特典がつくこともありますので、あえてリボ払いを使い、上記の手法で金利手数料をなくしながらも、リボ払い特典を入手する裏技があります。

ただし普通にリボ払いを使ってしまうと、リボ払い特典の価値以上の金利手数料をとられることがしばしばですので、注意します。

くれぐれも「ミイラ取りがミイラになる」という事態だけは、避けるようにします。

基本的にこの手法は上級者むけで、クレジットカードの設定変更の手間をそこそこかけれる人むけです。


またリボ払いを使うこと自体、クレヒスの信用情報的にはマイナスになりがちだということは、覚えておきます。


消費者視点でのリボ払いに対する注意


クレジットカードを作ったら、まずいちばん注意しなければいけないのが「リボ払い」と言っても、過言ではありません

クレジットカード会社は原則、ユーザーにはリボ払いをさせたがります。

クレジットカード会社としては、そのほうが利益になるためです。

クレジットカードのホームページや電話勧誘を中心に、いろんなところでリボ払いをすすめる仕掛けが、執拗なくらい配置されています。

それによって、知らず知らずのうちにリボ払いになってしまい、年利15%の手数料がつみかさなっている人も、少なくありません。

ユーザー視点であれば、この点の情報をしっかり頭にいれておき、回避する必要があります。

クレジットカードを使う場合は、原則毎回「一括払い」ですますようにします。


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