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お金を借りる方法まとめ
<クレジットカード・融資の基本マニュアル28>





当ページでは、お金を借りる方法、生活費が緊急で必要になったときの対処法について、まとめています。

お金を借りる方法は、基本的に以下の3つがあると考えてください。


  • 消費者金融・銀行・クレカのキャッシングを使う

  • 公的融資制度を使う

  • 知り合いから借りる


目次
  1. 消費者金融・銀行・クレカのキャッシングを使う

  2. 公的融資制度を使う

  3. 知り合いから借りる


(1)消費者金融・銀行・クレカのキャッシングを使う


貸金業者からお金を借ります。

急な入用なら一番オススメできる方法が、こちらです。

即日でお金を借りれます。


条件は継続的に働いていて、安定収入があること

アルバイトやパートでも可。

あとは20歳以上であることと、保険証などの本人確認書類を用意することです。


クレジットカードのみ18歳以上でお金を借りることが可能ですが、基本クレカのキャッシングは、普段お金に困っていない人むけです。

普通に借金をする場合は、消費者金融か銀行のカードローンで、キャッシングします

金利は原則固定で消費者金融18%、銀行15%。


  • 消費者金融 → 生活費がほしい人むけ

  • 銀行 → 資産運用をする人むけ

  • クレジットカード → 一時的にお金が必要な人むけ(主に外貨キャッシング


なおキャッシングもカードローンも、「借金」という意味では似たような単語ですが、もっぱらクレジットカードにはキャッシングという単語を使い、消費者金融・銀行にはカードローンという単語を使います。

詳細は以下の別記事から。

● キャッシングでお金を借りる方法

● カードローンでお金を借りる方法


(2)公的融資制度を使う


国や地方自治体から、お金を借ります

手間がかかりますし、借りれない可能性も高いですが、消費者金融・銀行のカードローンよりも低金利なのが特徴です。

また給付金という形であれば、お金をもらうことすらできます


高齢者、障害者、被災者、失業者、罹患者、介護者など、社会的立場の弱い人であれば、公的融資制度でお金を借りれる、もらえる可能性は高いです。

特に妊婦やシングルマザーといった、子供がいる人であれば、出産育児一時金、児童手当、児童扶養手当など、いろんな給付金制度があります。


(3)知り合いから借りる


信頼できる友達や家族がいれば一番敷居が低く、なおかつ金利もまったくかかりません

ただし無金利はケジメがつかないため、借りる人は往々にしてお金を返さないことが多いです。

結果、人間関係が破綻していきます。

それを繰り返しているといろんな人から見限られ、お金を貸してくれる相手がいなくなるのはもちろん、最終的に孤立することに注意します。


消費者金融は悪いものか?


消費者金融というと「怖い・怪しい」という印象をうける人も多いと思います。

しかし、現在進行形で消費者金融(サラ金)を利用している人は、1000万人をこえていると言われます。

2010年代の日本人口が1.2億人程度、その中でも15歳~64歳の生産人口が8000万人。

つまり日本人の8人のうち、1人が借金をしている状況です。

想像以上に現代の日本人は、借金文化にまみれている、ということです。

別にもう借金自体は、珍しいものでもなんでもない状況なのですね。


現代日本人には「利息のかかる消費者金融は怖いから」と手をださないいっぽうで、知人から無利子でお金を借りようとする人が多いのですが、そういった人達にかぎって、だいたいお金を返しません。


私の経験から言っても、無利子で貸したお金は原則返ってきません。

「利子をつける」ということには、それなりの理由があるのですね。

知人からお金を借りて人間関係がギクシャクするよりは、消費者金融から借りて金利をつけてもらい、法的なケジメをつけたほうが、その人のためとも言えます。


日本人の特性として「他の人がやっていれば怖くない。赤信号、みんなで渡れば怖くない」の心理があります。

成功哲学的には唾棄すべき発想ですが、消費者金融の利用に関しては、「すでに借りている1000万人の日本人を真似る」というスタンスで、まったく問題ないでしょう。


日本人の場合、大学にいったり正社員になることは、特に主体的な夢があるわけではなく、単純に将来に対する漠然とした恐怖・不安が理由であることが多いです。

いっぽうお金のない方々はそうした恐怖・不安に臆さず、大学にいかなかったり正社員にならなかったりしている人が多い。

しかしそうした人々にかぎって、消費者金融に対しては恐怖・不安を抱くことが多いので、だいぶ私としては、見ていて首をかしげる現象です。

別にお金を借りたところで死ぬわけではありませんので、大学や正社員に対するスタンスと同じく、消費者金融に対しても超然とリラックスしていればいいのです。

持ち前のリスクを恐れぬ意地は、こうしたところで見せるべきでしょう。


闇金などの危険な借金について


初心者は、大手の消費者金融を使うようにしましょう。

アコム・プロミス・アイフルといった大手の3社が、確実です。



プロミス

あまり聞いたことのない、中小規模の消費者金融(街金・まちきん)になると、違法業者がまじっていることもあります。

いわゆる闇金融(ヤミ金)と呼ばれる犯罪者の貸金業者には、気をつけたいところです。


だいたい闇金は、低い金利の広告をだしていることが特徴です。

実際のところは、金利20%以上の違法な金利をとってきます

タチの悪いところだと「トイチ」とよばれる高金利をかけてくることも、しばしばです。

10日で1割の金利をつけるトイチ(単利365%・複利3142%)から、1日で1割の金利をつける「カラス金」とよばれる高利の貸金業者も存在します。

もはやわけのわからない数字ですので、こうした業者とは、いっさい関わらないようにします。

みなさんがイメージするような、法律を無視した自宅への取り立て行為や暴言行為も、ヤミ金では存在します。


2010年代の現在は利息制限法によって、貸主側は法律上、以下の金利までしかつけることができません。


貸すお金最高金利(法定金利)
10万円未満20%
10万円以上100万円未満18%
100万円以上15%

闇金からお金を借りると、周辺の人間までまきこむことがしばしばです。

気をつけましょう。

「クレジットカード現金化」とよばれる、カードのショッピング枠を使ってモノを購入、転売によって現金化する業者にしても、闇金と関わりのあるケースがあります。


  • サラ金 → 大手の消費者金融で、確実に法律を遵守している(アコム・プロミス・アイフルなど)

  • 街金 → 中小規模の消費者金融で、法律を遵守している業者としていない業者で五分五分

  • 闇金 → 違法の貸金業者


なお、闇金などを使わざるをえないほど切迫した状況になったら、わりきって自己破産したり、生活保護をうけるようにします。


借金を整理することを債務整理と言いますが、その中には、借金をすべてなかったことにできる「自己破産」とよばれる手段があります。

闇金融を使うくらいであれば、自己破産をしたほうがよっぽどマシと言えます。

自己破産にはいろいろデメリットも目立ちますが、弁護士を介せば、非常に敷居が低いものとなっています。

生活保護についても、親族の許可があり、なおかつ働けない状況であれば、うけることが可能です。


ネット社会化した現代では、闇金の数は減少傾向にありますが、いぜん気をつけるべきことに変わりはありません。


借金の良し悪しについて


生活費のために一時的にお金を借りることの良し悪しについてですが、無計画に借りるのは、当然どしがたいです。

結果的に、さらに借金がふくれあがってしまうでしょう。

しかし、正社員につくまでのつなぎにする、事業をおこす、人生成功するためにパソコンを買ってネットビジネスを開始するなど、目的をしっかり持ち、心をいれかえてプラスの方向に人生を考えているのであれば、借金もひとつの手段です。


借金にもいろいろ種類があり、良い借金と悪い借金があります。

不動産や車を買うためのローンなど、意識的な投資のための借金であれば、積極的にやるべきものです。

それぞれ買うものを担保にすることで、金利をかなりさげれるメリットもあります。

金利を含めた支払額よりも、将来的に回収できる金額が多いと見込めれば、それは正しい借金です。

これはなにも一般人にかぎったことではなく、富裕層であっても同じことです。

なぜなら手元のお金を一気になくすより、ローンで少しずつ手元のお金をけずっていき、お金を残したほうがいいためです。

残っているお金は、流動資産である株式などにまわすことができます。

ローンを使ったほうが、結果としてお金を多く回収できる機会が多いです。

また車はしばしば浪費と言われますが、フェラーリやロールスロイスなどの限定制の高級車であれば価値が継続するため、数年後であってもそれなりの値段で売り払うことが可能。

ようするに、固定資産としての投資先・貯金先がわりになるわけです。

車は税法上固定資産ではありませんが、そうした視点は忘れないようにします。


反面、投資でもなんでもなく、生活費のためにローンを使うというのは、やはり悪い借金です。

闇金を利用しないのはもちろん、18%の高金利となる、投資性のないキャッシングやカードローンにしても、本来であれば利用しないにこしたことはありません。

しかしどうしても生活が逼迫している場合には、やむをえない最後の手段となることも事実です。

節度をもって、利用するようにしましょう。


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