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投資のリスクについて
<投資でお金を稼ぐ方法・初心者マニュアル8>





リスクというと通常は「危険」を意味したり、あとで大きな利益(リターン)を得るための布石、という意味があります。

しかし統計学や投資の場合、それ以外にもリスクには「標準偏差」という意味があります。

なので普段「危ない」という意味を持つこのリスクも、投資の世界では少し意味が異なってきます。


この標準偏差というのは、わかりやすく言えば「値動きの元」、「ブレ」とか「」とか「変動幅」のことです。

たとえば株価が一気に100円あがるような金融商品は、そのぶん逆に一気に100円さがる可能性があります。

一方、一気に1万円もあがるようなものは、一気に1万円もさがる可能性もあるわけです。

このように株価の変動幅が小さいものを「リスクが低い」、逆に変動幅が大きいものを「リスクが高い」という言い方をするわけです。


「リスクが高い」と言えば「危険!」いう印象だけを抱きがちですが、そのぶん得られる利益も大きくなる、ということが言えてくるのです。

ですので投資において「どれくらいリスクをとるのか」という言葉は、「どれくらい変動幅をとるのか」という意味とイコールです。


標準偏差と年率平均リターン


標準偏差(リスク)以外にも、年率平均リターン(リターン)という数字が重要で、これはその金融商品が年々どれだけ利益をあげているかを示す数字です。

標準偏差は年率平均リターンとともに百分率で示され、年率平均リターンを中心に上下します。


たとえば年率平均リターン5%・リスク20%の外国株式なら、5%を軸に上下へ20%動きます。

すると-15%~25%となり、これが高確率(70%前後)で将来に起こりうる変動幅、ということになります。

もっと確実性を重視したい場合は、変動幅を倍にします

たとえば上記のパターンなら、リスク20%の2倍で40%、-35%~45%の変動幅が95%の確率でおきます。

リスクを3倍にすれば、ほぼ確実に起きうる変動幅を算出できます。


<変動幅について>

リスク1倍で算出70%の確率で起きる変動幅がでる
リスク2倍で算出95%の確率で起きる変動幅がでる
リスク3倍で算出99%の確率で起きる変動幅がでる

<おおよその年率平均リターンと標準偏差>

金融商品年率平均リターン標準偏差
国内債券1%5%
海外債券2%10%
国内株式4%18%
海外株式7%20%

一般的な金融商品において、リスクは以下のような形になります。


  • 株式債券では、株式のほうがリスクは高く、債券のほうがリスクは低い

  • 先進国投資と新興国投資では、新興国投資のほうがリスクは高く、先進国投資のほうがリスクは低い


よって以下のようなことも言えてきます。


先進国債券ローリスク(ローリターン)
先進国株式・新興国債券ミドルリスク(ミドルリターン)
新興国株式ハイリスク(ハイリターン)

日本も当然、先進国に含まれます。

また投資信託では特に言えることですが、長期投資にすればなるほど、ハイリターンのわりにはローリスクを実現できます

これは数十年という単位で投資すれば、利回りがどんどん平均化されるためです。

特に世界経済に分散投資しているタイプのバランスファンドでは、この傾向が顕著です。


リスクの種類


以下にリスクの種類をまとめています。


(1)価格変動リスク・値下がりリスク

各金融商品ごとの価格(株価)があがったりさがったりすることです。

金融商品は取引所(市場)がひらいているあいだは、つねに値段が推移します。

投資のリスクとしては一番単純でしょう。

成長を続ける株は、どんどんあがります


(2)為替変動リスク

為替レートの変動で、自国の通貨ベースの資産価値が、他国の通貨ベースの資産価値に対して上下することです。

円高になれば円ベースの海外資産の価値はさがりますし、円安になれば逆にあがります。

日本円で米ドルを買い、あとでそのドルで円を買い戻す場合、米ドルの通貨価値の上下次第で、円が稼げるかどうかが変わります。

このリスクはコストをかけることで、「為替ヘッジ」によって調整ができます。

しかし通貨価値の高い2010年代現在の日本で、普通に海外金融商品を取引する場合、為替ヘッジをかけるメリットはあまりありません。


(3)金利変動リスク

インフレなどで、その国の金利があがれば、その国の債券価格はさがり、株価はあがります

逆にデフレなどで金利がされば、債券価格はあがり、株価はさがる傾向です。


(4)流動性リスク

取引量が少ないと、現金を金融商品にしたり、金融商品を現金にしたりするときの速度が遅くなります

これを流動性のリスクと言います。

たとえばFXにおいてトルコリラなどの通貨は取引量が少なく、すぐに売買できる保証がありません。


(5)信用リスク・倒産リスク

経営悪化によって株価がさがったり、会社が倒産してなくなり、株・債券が無価値になったりするリスクです。

会社の株にかぎらず、国の債券もデフォルトなどで無価値化することがあります。


(6)カントリーリスク

国の状態の変化によって、株価や貨幣価値の変動が起きるリスクです。

たとえば政情が不安定だったり、テロや戦争・紛争といった地政学的リスクに晒されていたりすると、そうした変動が起きやすいです。

いわゆる中国やインドといったBRICs、ベトナム、インドネシア、南アフリカ共和国、トルコ、アルゼンチンといったVISTAなど、もっぱら新興国投資で注意したいリスクです。


リスクコントロールのコツ


投資におけるリスクは、運用の仕方次第でまったく異なってきます。

長期的に稼ぎを大きくしようとするなら、やはり年率平均リターンが高く、そこそこリスクを抑えた商品に投資することがコツです。

そのためにも、しっかりしたポートフォリオをくむことが重要となってきます。


またその一方で、まったくリスクをとらないのも怖いことで、自分の資産を経済から孤立させてしまうと、インフレ時には打撃となります。

ですので、かけれるリスクは積極的にかけていくことも重要です。

たとえばFXであれば、米ドルやユーロの為替レートがいきなり半分以下になったりすることは、到底考えられないわけですから、そのぶんのレバレッジをとって取引をしていくと、効率的です。

本業があって忙しい人も、若いうちは世界経済に分散投資する投資信託などで、株や新興国の資産配分を多めにしておき、リスク(変動幅)を大きくとっておくのが賢明です。


次のページから投資の基本的なやり方と仕様、金融商品の種類について、具体的に解説していきます。


■ 次ページ 資産運用の基本とネット証券の利点




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