証券会社では、株や債券などの金融商品を売っています。
私達のような一般人がなにかに投資をする場合は、証券会社が必要となります。
なので証券会社で、証券口座を開設することが必須です。
<投資のおおまかな手順>
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投資で稼ぐ方法としては、安いときに商品を買って、高くなったときに売ることで売却益を得る、という方法が主流です。
これをキャピタルゲインと言います。(損失がでたときはキャピタルロスと言います)
その一方で、金融商品を継続して保有することで、1年に1回、あるいは1年に3回など、定期的に獲得できる報酬があります。
これをインカムゲインといいます。
インカムゲインは金融商品によって、それぞれ呼び名が異なります。
<インカムゲインの呼び名>
金融商品 | 対応するインカムゲイン |
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株 | 配当金・株主優待 |
債券・預金 | 利子 |
FX外貨 | スワップポイント |
投信 | 分配金 |
純金積立 | なし |
不動産 | 家賃収入 |
証券会社にはネット証券と総合証券があります。
ネット証券はインターネットの出現により発展した証券会社で、あらゆる投資のやりとりをすべてネット上で管理することができます。
ネット証券としては、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、カブドットコム証券などが有名所です。
いっぽう総合証券は、従来のリアルの取引所で相談をすることで金融商品を買います。
こちらは大和証券が有名です。
現在はネット社会の発展でネット証券を使うのが一般的です。
これにより、仕事を持っている忙しい人も含めて、一般人は株を買いやすくなりました。
ネット証券を使ってネット上で投資をおこなうことを、オンライントレードと言います。
パソコンのみならず、携帯・スマホからのアクセスもできます。
ある株価になったら自動で株を売買させる機能(指値)などもついており、この機能は本職のある忙しい人にはうってつけです。
従来の総合証券と比較し、ネット証券のメリットとしては、以下のようなものがあります。
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2009年1月以降、ネット証券の普及で、株券はすべて電子化、現在では完全無形となっており、株はすべてネット上で管理されています。
現在株や債券をネット証券以外の証券会社や銀行で管理している人は、ネット証券への移管も簡単にすみます。
金融商品を一回売却してから購入しなおすのも、税金などの面で手間がかかりますから、これを機に移管しておくことをオススメします。
ネット銀行の口座開設と同じように、証券口座の開設も非常に簡単です。
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開設の年齢制限についてですが、FXは20歳以上が基本です。
しかし株だけという場合には、法律で年齢制限はありません。
未成年者でも口座を作れる証券会社は多いので、小学生や中学生も積極的に参加していきましょう。
子供が証券口座をひらくにあたって、以下のような条件が提示されることが多いです。
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住民票については、保険証などの身分証明と適当なキャッシュカードをもって役所にいけば、200円程度で写しを発行してもらえます。
なおFXについては、DMM FXのように専用の業者がFXオンリーの形で運営していたり、GMOクリック証券のように、他の金融商品とないまぜにして総合的に扱っているところもあります。
基本的にネット証券口座の開設費・維持費・年会費などはすべて無料です。
なので有名所の証券口座は、ひととおりすべて開いておくことをオススメします。
だいたい本格的に投資をおこなう人は、複数の口座を使いわけます。
各証券会社の資料請求も無料ですので、参考にしましょう。
またなにかとネットバンキングに便利なネット銀行も、あわせて開設しておきましょう。
<証券口座を複数ひらくことのメリット> |
特にツールについては口座を開設するだけで、お金を入金しなくても無料で使えるものが多いですので、なにかと重宝します。
また家族全員で証券口座を開いておくこともオススメです。
代行という形で家族の口座を使いわければ、株主優待の点などでメリットがあります。
詳細は以下の記事より。
さらに各ネット証券では、以下のようなキャンペーンも頻繁におこなっています。
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信用取引、海外ETF、FX、先物・オプションなど、通常の株以外の金融商品を買いたい場合は、証券口座を作ったあとに、さらに信用取引口座や外国株式取引口座、FX口座、先物オプション口座などを作る必要があります。
たとえばSBI証券ならSBI証券の口座を開いた後に「SBI証券の外国株式取引口座」「SBI証券の信用取引口座」、マネックス証券なら「マネックス証券の外国株式取引口座」「マネックス証券の信用取引口座」というふうに作っていくわけです。
それぞれふたたび郵送書類に署名、捺印、身分証明コピーなどをつけて送り返すこともありますので、これらをひととおり開設するまでには、時間がかかります。
こうした点からも、投資をやる気のない人も、とりあえず口座はひととおり開いておくことをオススメします。
もし自分が投資をする気になったとき、自分のやりたい投資がすぐにできないと、せっかくのやる気も削がれてしまうことになります。
以下に紹介するオススメの証券口座・ネット銀行は、開設費、維持費などがすべて無料です。
ネット銀行については、以下の3つがオススメです。
この3つを使えばネットバンキングが容易で、いちいちATMに行く必要もなく、ネット上ですべてのお金の操作をできます。
特に住信SBIネット銀行はSBI証券と、楽天銀行は楽天証券と連動していますから、様々なメリットがあります。
ネットバンクの口座開設はネット証券と同じように、ネット上で必要事項を入力、家に送られた書類に署名・捺印、身分証明コピーとともにポストへ投函、その後キャッシュカードが送られてくる、という仕組みです。
通帳はネット上で管理されます。
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