当ページでは、クレジットカードのポイント還元の中でも、特に効率的と言われるマイル還元と、マイル稼ぎにオススメなクレジットカードについて解説しています。
マイルとは、飛行機に無料でのれる「特典航空券」と交換ができるポイントのことです。
旅行をする人やクレジットカード節約にこだわる人には、非常に人気が高いポイントプログラムです。
マイルと特典航空券の詳細については、別記事でまとめています。
マイルの単価は、ビジネスクラスやファーストクラスといった高級座席の特典航空券を入手することで、ANAだと最大で1マイル=13円、JALだと1マイル=20円まで化けます。
クレジットカードでポイント還元を重視する節約者が、最終的にマイルにたどりつくのは、この単価の高さゆえです。
<他ポイントと比べたときのマイルの特徴>
単価が高く効率的・節約的
旅行をする人であれば使用範囲が広い
まったく旅行をしないインドア派の人々もいますが、そうでないかぎりは確実に節約となるポイント制度ですので、断然マイルを重視したカード選びは、オススメできます。
注意点としては、しばしば還元率は改悪される点です。
特に年会費の低いカードではその傾向が強く、年々強化されていますので、気をつけます。
最近ではアメックスやダイナースといった、わりとしっかりしているカードでも改悪が見受けられます。
<ポイント還元率の高いカードで際立つ改悪>
交換レートの悪化
手数料がつく
交換先の減少
交換上限の設定
あまり還元率にこだわりすぎてもしょうがないのは、マイル還元のみならず、クレジットカードのポイント還元すべてに言えることです。
しばしば飛行機に乗らずにマイルをためる人を陸マイラー(おかマイラー)と呼びますが、クレジットカード決済でマイルをためている人は、まさに陸マイラーと言えます。
なおマイル還元を狙うなら、オススメは年会費有料のクレジットカードが多くなることに気をつけます。
目次
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税別年会費 | マイル還元率 | オススメ度 | |
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ソラチカカード | 2,000円 | 年会費5000円 上乗せで1% | ★★★★★ |
エクストリーム カード | 3,000円 | ソラチカルート 1.35% | ★★★★★ |
ANAワイド ゴールドカード | 14,000円 | ソラチカルート 1.71% | ★★★★☆ |
ANAプラチナ プレミアムカード | 80,000円 | ソラチカルート 1.94% | ★★☆☆☆ |
セゾンゴールド アメックス | 14,000円 | 1.125% | ★★★☆☆ |
セゾンプラチナ アメックス | 20,000円 | 1.125% | ★★★★☆ |
アメックス | 20,000円 | 1% | ★★☆☆☆ |
ダイナース プレミアム | 130,000円 | 2% | ★★★★☆ |
マイルをためるうえでオススメのクレジットカードを、星マークで5段階評価して紹介しています。
基本的にはANAマイル還元が中心です。
JALマイルを還元でお得にもらえるクレジットカードは、だいぶ限られてしまいます。
中でも定番なのが、ソラチカカードとエクストリームカードの組み合わせです。
エクストリームカードでカード決済をして、その還元ポイントをソラチカカード所有者のみ使える、ANAマイル高還元のソラチカルートで、ANAマイルへと交換します。
「エクストリームカードポイント2000 → Gポイント3000 → メトロポイント3000 → ANAマイル2700」と交換することで、ANAマイル還元率は1.35%。
エクストリームカードは年間30万円以上(月間平均2万5000円)のカード決済で、年会費が無料化。
実質的な費用はソラチカカードの税別年会費2000円だけとなりますので、わかりやすいです。
費用をかけたくない一般人が海外旅行をねらう際には、やはりソラチカカード+エクストリームカードの組み合わせがオススメです。
ソラチカカードとエクストリームカードによるANAマイル稼ぎの方法は、別記事で詳しく解説しています。
● 低収入でもOK | ANAマイルをクレカ還元で効率的にためる方法
ソラチカカード+エクストリームカードのエクストリームカードのかわりに、ANAワイドゴールドカードを使う方法もあります。
こちらは年間決済額が多く、なおかつ手間をかけれる人むけです。
ANAワイドゴールドカードはマイ・ペイすリボの設定やWEB明細の利用で、年会費税別9500円までおとせます。
また年間300万円以上をカード決済して、なおかつ金利手数料を毎月微量に発生させることで、ANAマイル還元率は最高1.71%まであがります。
節約重視で行くなら、毎月金利手数料を発生させる調整を手動でおこなう必要があり、この手間をかけれるかが、ANAワイドゴールドカードを使うかどうかの分かれ道です。
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他のANAワイドゴールドカードの特徴としては、後述のスーパーフライヤーズカードきりかえ時に、低コストですむ点があります。
ソラチカカードを単体で使いたいという人は、年会費5000円を追加して10マイルコースを選び、ANAマイル還元率を1%まで高めた状態で使います。
またエクストリームカードやANAワイドゴールドカードとくみあわせて使う場合でも、東京メトロ使用時とANAの飛行機利用時だけはソラチカカードを使うことで、それぞれボーナス還元が発生します。
ソラチカカードは、他のクレジットカードをメインとして使う場合でも、サブカードとして持っておくとお得です。
ANAマイル高還元のソラチカルートが使えるというだけでメリットがありますし、後述のポイントサイトの裏技も使うことができます。
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ANAプラチナプレミアムカードはANAワイドゴールドカード同様、ソラチカルートや金利手数料調整で、還元率が最高1.94%まであがりますが、年会費が税別8万円。
ANAプラチナプレミアムカードを作るくらいなら、後述のダイナースクラブ・カードを作ってプレミアムカードの招待をうけとったほうが、還元率は全カード最大の2%となり、金利手数料の調整やソラチカルートを使う手間もありません。
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セゾン・アメックスのゴールドカード・プラチナカードは、JALマイル還元がつくクレジットカードとしては、当サイト唯一のオススメです。
結果的な還元率は1.125%。
ゴールドカードは本来年会費が税別1万円ですが、JALマイル還元を有効にするため、セゾンマイルクラブの登録で税別年会費4000円が別途必要です。
プラチナカードはセゾンマイルクラブの登録が無料化するうえに、高級カードのいろんな特典がつきますので、本来はこちらがオススメですが、招待制につき、最初はゴールドカードでクレヒスをつむ必要があります。
インビテーションがきたら、プラチナにきりかえるのがオススメです。
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JALマイルはANAマイルよりも少ない量で特典航空券と交換できることが多いですので、節約派は本家アメックスよりもセゾン・アメックスのほうがオススメです。
本家アメックスに関しては、どのグレードのカードでも還元率が1%です。
正確には、スタンダードカードであるアメックス・グリーンの年会費は1万2000円。
そこにANAマイルに高還元で交換するためのリワードプラス3000円、リワードANAコース5000円が別途税別年会費としてかかり、合計2万円となります。
良くも悪くも、マイルを稼ぐうえでは、アメックスは定番のクレジットカードといえます。
長所としては、一番マイレージの交換先が多い点です。
そうそういませんが、後述のダイナース・プレミアムのマイル交換上限にひっかかるほど決済額の多い人であれば、アメックスのほうがオススメとなってきます。
推奨の年間決済額は2400万円以上。
完全に富裕層向け、もしくはビジネスカードで経費を大量に使う法人向けです。
プチ富裕層やクレジットカードマニアが最終的にマイル還元、しいてはポイント還元を追求した結果たどりつくクレジットカードは、ダイナースクラブ・プレミアムカードです。
インビテーション制ですので、まず最初はダイナースクラブ・カードを作って、招待をまちます。
ダイナース・プレミアムの最大の特徴は、言うまでもなく全クレジットカード中最高ポイント還元率の2%な点です。
100円のカード決済で、2ポイントの付与。そのポイントを1ポイント=1マイルのレートで、ANAマイルなどに変えられます。
ANAマイルは最高1マイル=13円くらいまで化けますので、結果的な還元率は26%までのびる計算です。
ただし、年々マイル交換できる航空会社は減少し、マイル交換上限が厳しくなっている点だけは、注意が必要です。
また、ダイナース・プレミアムを使うにあたり、しっかり年会費の13万円を回収できるかどうかが重要です。
いくら還元率がよくても年会費負けしては、もともこもありません。
基準として、年間400万円以上をカード決済できる人でなければ、あまりお得感はありません。
背伸びしてダイナースでカードを作る人が多いですが、しっかり得がでるかを計算してから申しこむのがオススメです。
また、アメックスに比べマイル交換できる航空会社は少なく、なおかつそれぞれマイルの年間交換上限があることに、注意します。
<ダイナース・プレミアムのマイレージ交換先と年間上限>
ANA → 8万マイル
アリタリア・イタリア航空 → 10万マイル
大韓航空 → 10万マイル
デルタ航空 → 10万マイル
ユナイテッド航空 → 10万マイル
合計48万マイル。決済額になおすと2400万円。
年間2400万円以上決済するようであれば、その部分についてはアメックスで決済していったほうがお得です。
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またアメックス・ダイナース共に、プロパーカードではポイントが半永久に保存されます。
ANAマイルはマイレージにうつすと有効期限が3年間なので、特典航空券に交換したいときだけポイントをマイレージにうつす、という使い方ができます。
ただし両方とも、ANAマイルの交換上限が年間8万マイルまでな点にも、注意します。
以上のことをふまえ、マイルを効率的にためるという観点だけで考えるなら、当サイトのマイル稼ぎのクレジットカードのオススメは、以下のとおりになります。
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ANA・JAL共に、マイレージは有効期限が3年間。
ためしに、3年間に1回だけヨーロッパ往復の特典航空券を確保することを目標に、どれくらいのカード決済額が必要になるか、ソラチカ+エクストリーム、ダイナース・プレミアム、セゾンプラチナ・アメックスの3つで試算します。
<ヨーロッパ往復・特典航空券に必要なマイル数>
ANA | JAL | |
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ファーストクラス | 18万マイル | 12万マイル |
エコノミークラス | 6万マイル | 5万5000マイル |
<ヨーロッパ往復・特典航空券を入手するまでにかける金額>
ソラチカ+ エクストリーム | ダイナース プレミアム | セゾンプラチナ アメックス | |
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交換マイル | ANA | ANA | JAL |
ファースト・3年の トータル目標決済額 | 1400万円 | 900万円 | 1100万円 |
ファースト 月間目標決済額 | 39万円 | 25万円 | 31万円 |
エコノミー・3年の トータル目標決済額 | 466万円 | 300万円 | 500万円 |
エコノミー 月間目標決済額 | 13万円 | 9万円 | 14万円 |
3年間の 税別年会費 | 6000円 | 36万円 | 6万円 |
マイル還元率 | 1.35% | 2% | 1.125% |
交換マイル 年間上限 | 216,000 マイル | 80,000 マイル | 150,000 マイル |
カード側ポイントの 有効期限 | 2年 | 無期限 | 自動移行につき 無意味 |
ファーストクラスを狙う場合は、ソラチカ+エクストリーム、ダイナース・プレミアム、セゾンプラチナ・アメックス、それぞれ3年間で1400万円、900万円、1100万円のカード決済が必要です。
月間決済額になおすと、およそ39万円、25万円、31万円。
ソラチカ+エクストリームとダイナース・プレミアムで、決済額に500万円の差があります。
そのかわりダイナース・プレミアムは年会費13万円を支払う必要があり、コスト高。
わりとセゾンプラチナ・アメックスが年会費2万円に対して、悪くない決済額です。
3年間で計画的に、1回分のヨーロッパ往復・ファーストクラス特典航空券を確保することを考えるなら、セゾンプラチナ・アメックスがバランス的に妥当と言えそうです。
エコノミークラスを狙う場合は、ソラチカ+エクストリーム、ダイナース・プレミアム、セゾンプラチナ・アメックス、それぞれ3年間で466万円、300万円、500万円のカード決済が必要。
月間決済額になおすと、およそ13万円、9万円、14万円。
まずダイナース・プレミアムの年会費36万円が、完全に割にあいません。
セゾンプラチナ・アメックスについても効率が悪くなり、確実にソラチカ+エクストリームが一番有利と言えます。
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つまり欧州往復エコノミークラスの特典航空券を狙うなら、最低毎月13万円はカード決済しないといけませんし、欧州往復ファーストクラスの特典航空券を狙うなら、最低毎月31万円はカード決済しないといけない、ということになります。
ただし注意点として、セゾンプラチナ・アメックスはJALマイル交換であるため、後述のポイントサイトを使った裏技による調整が不可能です。
ポイントサイトを使った裏技も活用してファーストクラスを狙うなら、無難にソラチカ+エクストリームでOKです。
また前述のようにマイルは、エコノミークラスよりも、ビジネスクラス・ファーストクラスのほうが単価が高くなり、お得に使うことができます。
ソラチカ+エクストリームの組み合わせは、ANAマイルの年間交換上限が21万6000マイルなので、いざとなれば1年以内に、ファーストクラスの特典航空券をとることも可能。
そこは大きな利点です。
ソラチカルートを使えますので、後述のポイントサイトの裏技による調整も有効。
欠点としては、ポイント交換に時間がかかる点です。
エクストリームポイントをANAマイルに交換しおわるまでに、最低でも2か月かかりますし、Gポイント、メトロポイントと経由してポイント交換していく手間もかかります。
年会費格安のカードでマイル高還元が狙える代償は、こういったところに現れます。
クレジットカード側のポイントでも、それぞれ有効期限が設定されていますが、ソラチカ・エクストリームの組み合わせ以外では、あまり意味がありません。
エクストリームカードは、ポイント有効期限が2年。
ANAマイレージの有効期限とあわせると、最大5年までひきのばしが可能。
そしてソラチカルートでは、毎月1万8000マイル・年間21万6000マイルまで交換が可能。
6万マイルのエコノミークラス特典航空券を狙う場合には、4か月もあれば交換が達成できますので、有効期限の調整がかんたんです。
18万マイルのファーストクラス特典航空券を狙う場合は、最低10か月が必要。
3年間で1回ぶんの特典航空券を狙う、という場合には、わりとダイナース・プレミアムは使い勝手が悪いです。
18万マイルするANA・欧州ファーストクラスの特典航空券を入手するには、900万円のカード決済が必要。
しかしANAマイルの交換には上限があり、年間8万マイルまで。
3年で計画的に交換しつづけて、ようやく達成できる数字ですので、特典航空券の交換もギリギリとなります。
ダイナース側のポイントが無期限であっても意味がないのは、こうした理由からです。
だらだらとポイントをためていっても、結局年会費税別13万円がかさばっていき、損をするだけです。
ダイナース・プレミアムでエコノミークラスの航空券を交換するのは、年会費が割にあわないため論外。
また年会費ぶんをとりかえすには、目安として最低年間400万円のカード決済が必要ですが、ANAマイルの年間交換上限は8万マイルなので、400万円以上決済した部分の還元ポイントについては、別の航空会社のマイレージに使わないといけません。
ダイナース・プレミアムをお得に使う場合は、必然的に複数の航空会社のマイレージを有効活用しなければいけない、ということです。
この点については、年々改悪が進んでいるため、やむをえない部分と言えます。
還元率2%の代償が、こうしたところで現れている感じです。
ただしダイナース・プレミアムでためるマイルもANAマイルですので、ソラチカカードを持っていれば、ポイントサイトの裏技でANAマイルを補うことが可能です。
ダイナース・プレミアムの年間交換制限である8万マイルを交換していても、ソラチカルートの交換制限には、何の影響もありません。
ちなみにダイナース・プレミアムは、ANAダイナース・プレミアムカードにきりかえが可能。
ANAダイナース・プレミアムでは、この「ANAマイルの年間交換上限8万マイル」が解消され、無限に交換することが可能です。
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年会費と交換上限以外は、ほとんど同じサービス内容です。
マイル還元率2%も維持できます。
もしANAマイルに集中させたい場合は、ANAダイナース・プレミアムも検討すべきでしょう。
交換上限が解除されることで、上述のような問題はなくなります。
セゾンプラチナ・アメックスについては、毎月すぐにマイレージに自動移行される点に注意します。
JALマイルにつき、ポイントサイトの裏技も使えず、ほぼカード決済のみでマイルをためていくしかありません。
そのかわりJALはANAに比べ、特典航空券に必要なマイル数が少なく設定されています。
<ソラチカ+エクストリームの特徴>
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<ダイナース・プレミアムの特徴>
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<セゾンプラチナ・アメックスの特徴>
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比較してみてわかるとおり、本当にそれぞれ一長一短です。
迷ったときは、一番年会費がかからなくて無難なソラチカカード+エクストリームカード一択です。
ANAカードというのは、ANAと提携しているクレジットカードのことです。
前述のカードでも、ソラチカカードやANAワイドゴールドカード、ANAダイナース・プレミアムカードなどが該当します。
特にアメックスやダイナースのプロパーカードにメリットのあることですが、プロパーカードを同種のANAカードにきりかえることも可能で、マイル移行手数料が無料になったり、ANAマイルの年間交換上限がなくなったりします。
ANAマイルにしかポイントを交換できなくなるというデメリットがありますが、ANAマイルの交換上限をなくしたい場合には、ANA提携のアメックス・ダイナースのカードを作るのも手です。
ダイナース・プレミアムの還元率2%のポイントを、ANAマイルの交換上限なしで使うと、だいぶスッキリします。
<ANAカードの特徴>
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ANAカードで重要なこととしては、一定の条件を満たしたとき、スーパーフライヤーズカード(SFC)にきりかえることが可能な点です。
空港においてあらゆる時間節約になる、無条件でスターアライアンスの豪華なラウンジを使えるなど、SFCを取得するメリットはいろいろありますが、なにより特典航空券がとりやすくなる、というのが一番大きいです。
ANAはただでさえ日本人には人気の航空会社で、特典航空券の空席がとりにくいですので、このメリットのためだけにスーパーフライヤーズカードを目指す人は多いです。
肝心のSFCを申請できる資格は、以下のとおり。
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1年のうちに何度も飛行機にのる「SFC修行」とよばれる行為をこなす必要があり、文字通り、なかなかの苦行です。
目安として、年間に50万円~100万円ほどの飛行機代が必要。
オススメは東京~沖縄をプレミアム旅割で、1年間に9回ほど往復するコースです。
最安45万円程度の出費で5万プレミアムポイントを達成でき、スーパーフライヤーズカードの申込資格がうまれます。
スーパーフライヤーズカードとSFC修行の詳細は、別記事にて書いています。
● SFC修行とは? | プレミアムポイントの効率的なため方
特定のANAカードを持っておくことで、SFCの資格発生後、スーパーフライヤーズカードのきりかえがすぐにできるメリットがあります。
資格が発生した場合、スーパーフライヤーズカードを直接申しこむこともできますが、あくまでスーパーフライヤーズカードもクレジットカードですので、カード審査でおとされる可能性があります。
SFC修行を水の泡にしないためにも、あらかじめスーパーフライヤーズカードにきりかえができるANAカードを作っておくことが重要です。
● ANA・スーパーフライヤーズカード(外部リンク)
<スーパーフライヤーズカードにきりかえ可能なANAカードの例>
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ソラチカカードはANAカードですが、スーパーフライヤーズカードにきりかえができないことに気をつけます。
またANAアメックスは、グリーンカードではスーパーフライヤーズカードにできません。
一番低コストですみ、なおかつマイル還元の効率を重視するなら、ANAワイドゴールドカードを、ANAスーパーフライヤーズ・ゴールドカードにするのがいいです。
年会費は税別1万5000円で、ANAワイドゴールドカードより1000円アップ。
マイ・ペイすリボとWEB明細の使用で、1万500円まで割引されます。
ただしANAワイドゴールドカードをスーパーフライヤーズカードにしても、結局は三井住友系カードですので、最高還元率をたもつには、毎月の金利手数料調整を手動でやらないといけない手間はかわりません。
こうした手間が面倒な場合は、ANAスーパーフライヤーズ・ゴールドカードはサブカードとして持っておき、メインの還元用クレジットカードは別に作っておくのがオススメです。
サブカードとしてスーパーフライヤーズカードを持つだけでも、特典航空券がだいぶ使いやすくなります。
クレジットカードの還元でマイルをためていると、どうしても牛歩となります。
通常購入だと250万円相当の欧州ファーストクラス往復を特典航空券で狙う場合、ANAであれば必要マイル数は18万マイル。
全カードで還元率最強のダイナース・プレミアムでも、900万円のカード決済が必要。
実際は年会費がかかってくるためもっと複雑ですが、900万円の出費に対し250万円の物品を手に入れると考えれば、還元率は27%。
当項目のポイントサイトとソラチカルートを使った裏技であれば、20万円ぶんのポイントで250万円の物品が手に入る計算なので、ざっと還元率は1250%にのぼり、スマートにマイルを稼ぐことができます。
カード決済による還元ではなく、ポイントサイトで作業してためたポイントをマイルに交換する形になりますが、無料でできる作業に限定すれば、実質的に完全無料で、お金をかけずにマイルをためることもできます。
<カード還元と比較したときのポイントサイトの裏技の特徴>
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カード決済にこだわるわけでなく、すばやくマイルがほしいという場合には、この裏技がオススメです。
この裏技であれば、まずマイレージの有効期限で困ることはありません。
詳細は、別記事にて書いています。
● 格安・無料で海外旅行に行く裏技 | ポイントサイトでANAマイルをすばやく稼ぐ
実質的に、マイルを最もすばやく、かつローコストで稼げる手法は、やはりこのポイントサイト・ソラチカルートの裏技となります。
■ 次ページ ANAマイルをクレカ還元で効率的にためる方法
<関連ページ>
<ほったらかしで月収100万円を継続的に稼ぐ方法>