カード名 | JCB THE CLASS |
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オススメ度 | ★★★★★★ |
年会費 | 税別5万円 |
入会費 | 無料 |
ポイント | Oki Dokiポイント(基本1P=5円) |
ポイント還元率 | 0.5%(1000円の利用で1P付与) |
国際ブランド | JCB |
海外旅行保険 | 自動付帯 |
締め日 | 15日 |
引落日 | 翌月10日 |
入手方法 | 招待制 |
目次
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全JCBカードの頂点。JCBオリジナルシリーズ・プロパーのブラックカード。当サイト管理人一番のオススメブラックカード。
他のブラックカードと比較してコスパが良く、年会費ぶんを簡単にサービス面で回収できる。
マイル還元がうかないことを除けば、ブラックカードとしては非常にオールマイティーかつ低コスト。コンシェルジュ、グルメ半額優待のグルメ・ベネフィット、プライオリティ・パス2人分の無料化、高額の旅行保険補償額、ディズニーランド優待などが特色。
JCBゴールドから長年クレヒスをつむことで、インビテーションがくるカード。
ディズニーランド関連の優待が充実。中でもメンバーズ・セレクションのクラブ33招待、ラウンジ招待、宿泊時スイートルーム割引の3点が有力。
ラウンジ優待はディズニーランド以外に、USJでも使用可能。
レストラン優待に、ダイニング30、ザ・クラス・ダイニング、グルメベネフィットの3点がある。特にグルメベネフィットでは、2名以上予約時に1人ぶんのコース料金が無料化する。
ブラックカードの中ではポイント還元率は低い。(アマゾン等での使用は基本還元率1.5%)
海外旅行時のケガ・病気の補償額が最大1000万円と、最上級の保険がつく。
コンシェルジュは24時間対応。店やホテル選びの代行程度であれば、快適に機能する。
空港ラウンジとプライオリティ・パスが、同伴者1名も無料で使える。
「JCBプレミアムステイプラン」や「海外ラグジュアリーホテルプラン」による宿泊優待・割引がある。
「JCB HOMEサポートクラブ」で、家事代行の手配が可能。(2017年3月終了)
JCB THE CLASS(ザ・クラス)は、JCBカード・オリジナルシリーズの中でも最上級のJCBプロパーカードで、あらゆるJCBブランドのカードの中でも、王者に君臨するクレジットカードです。
日本に存在する5つのブラックカードのうちのひとつでもあります。
人によっては、その安い年会費からプラチナカード扱いする人もいますが、旅行保険などのサービス内容は、他のブラックカードであるダイナース・プレミアムカードなどに、ひけをとりません。
ただしポイント還元率については標準の0.5%であることに、気をつけます。
マイルをためたいという場合には、アメックスやダイナースのプロパーといったカードのほうがむきます。
またJCBスターメンバーズでの優遇は、下位カードのJCBゴールド・ザ・プレミアと変わりません。
ポイント還元や保険、その他のJCB・OSプロパーの下位カードについては、JCBカード・オリジナルシリーズの使い方・評価まとめを参考にしてください。
JCB最上級カードということもあり、提携先の東京ディズニーリゾートの優待が、非常にすぐれたカードとしても有名です。
ディズニーランドファンであれば、ぜひ入手したいブラックカードです。
JCBザ・クラスは、完全にインビテーション制です。
昔であれば40歳以上、かつ一定年収が必要という条件のもとでの申込制でしたが、現代では基準が変化。
ザ・プレミアの招待基準と比較すると条件が曖昧になりますが、基本は以下のとおり。
JCBゴールドかJCBゴールド・ザ・プレミアで、カード利用決済額が3年連続(3年前12月16日~12月15日)で100万円以上
当然支払額が多いにこしたことはなく、年間150万円~200万円と使っていったほうが、招待される可能性は高くなります。
ただしJCBのインビテーションでは、年間利用額よりも、カード利用の年数のほうが重視されます。
おそらく1年で500万円使うよりも、5年間で毎年100万円を決済していったほうが、招待率は高くなります。
ザ・プレミアも、ザ・クラス同様インビテーション制です。
普通に「JCBゴールド → JCBゴールド・ザ・プレミア → JCBザ・クラス」とインビテーションをもらっても問題ありませんが、「JCBゴールド → JCBザ・クラス」という形で、ザ・プレミアをはぶくこともできます。
クレジットカードで固定費の各種支払いをしている場合、カード番号や有効期限の設定を変える面倒がありますので、最終的にザ・クラスを目指すのであれば、ザ・プレミアをはぶくのも選択肢のひとつです。
特例として、自分から「JCBザ・クラスが欲しい」と電話で申請することもできます。
いわゆる「突撃」とよばれる行為ですが、もちろんその場合でもOSカードの利用履歴が重視されます。
利用履歴は十分なのに、ぜんぜんJCBザ・クラスのインビテーションがこない、という場合に、突撃はオススメになる手法です。
いずれにせよ原則として、3年連続の年間100万円カード決済が前提とあることは、覚えておきます。
そしてまずは、JCBゴールドに入会することが大前提です。
JCBザ・クラスの特典として、まずは目玉のメンバーズ・セレクション(略称メンセレ)があります。
年1回につき、選んだプレゼントがJCBから送られます。
メンセレの具体的なプレゼント内容は年々変わりますが、基本的に以下のコースがあります。
テーマパーク&トラベルコース
厳選ギフトコース
グルメ&ステイコース
厳選ギフトコースでは、地球儀や望遠鏡、肉、米など、特定のアイテムと交換が可能。
グルメ&ステイコースでは、さらにホテルセレクションとレストランセレクションがあります。
ホテルセレクションは特定の高級ホテルで、1室2人分の1泊が無料化。
レストランセレクションでは、特定の高級レストラン2人分1食が無料化します。
本命となるのがやはりテーマパーク&トラベルコースで、基本的には以下から選べます。
JCBトラベルクーポン
東京ディズニーリゾートチケット4枚
クラブ33招待券2人分と東京ディズニーリゾートチケット2枚
ディズニーランドファンにとっておそらく一番ほしいものが、この「クラブ33招待券」です。
これだけのために、JCB THE CLASSの所有を目指すディズニーファンは多いです。
クラブ33(サーティースリー)はディズニーランド内にある会員限定レストランで、一般人には入れないレストランです。
しかしこちらのJCB THE CLASSのメンバーズセレクションを使えば、抜け道として一般人でも入れます。
<クラブ33の特徴とメンセレ利用時のできること>
ディズニーランドで唯一お酒が飲めるレストラン
フレンチのコース料理2人分が無料
転売禁止の限定レアグッズ商品が買える
パレードが見れる
レアグッズには、ディズニー商品も含まれます。
秘匿性を要求されるレストランですので、買ったレアグッズや店員の写真をネット上に掲載するのは、原則禁止とされています。
なおクラブ33でミッキーと写真をとれるのは、正式なクラブ33会員限定で、誕生日の人のみです。
ちなみに2016年からは、クラブ33招待券は抽選制になっています。
JCB THE CLASS会員を含めて原則2人しか入れず、夫婦であっても3人目として子供をつれていくのは、不可能となりました。
以前であれば予約は最大8人までOKでしたので、だいぶ厳しい条件となっています。
なお抽選にはずれた場合は、他のメンセレからプレゼントを選ぶことになります。
どのメンセレを選んでも、基本的にはJCB THE CLASSの年会費5万円の半分ほどは、とりかえせる計算です。
たとえばディズニーチケット4枚をもらう場合は、2017年現在で1枚7400円ですので、4枚で2万9600円。
実質的なJCB THE CLASS年会費を、3万円ほどさげることができる計算になります。
クラブ33を中心に、メンセレは積極的に利用すべきでしょう。
「東京ディズニーリゾート特別情報」を使うことで、年に1回だけ、東京ディズニーランド・東京ディズニーシー内ラウンジの招待券を確保できます。
「JCBラウンジご招待券」をメンバーズデスクに電話することで、予約が可能。
原則として、同伴者は3人までです。
ラウンジでは、以下のことができます。
休憩
ソフトドリンクが飲み放題
特定のアトラクションに並ばず搭乗できる
靴をぬげるキッズスペースがありますので、家族連れでも非常にオススメです。
現在JCBラウンジが利用できるアトラクションは、ディズニーランド内の「スターツアーズ」のみ。
2017年春から、ディズニーシーの新アトラクション「ニモ&フレンズ・シーライダー」で、JCBラウンジが設置予定。
過去のJCBラウンジは、ランドで「キャプテンEO」や「ミクロアドベンチャー」、シーで「ストームライダー」がありました。
原則、JCBがスポンサーとなっているアトラクションでしか使えないことに気をつけます。
ファストパスいらずで、並ばずにアトラクションにのれるのが、非常に魅力です。
搭乗時間がくるまでは、ラウンジにて休憩が可能です。
なお、関西のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)でも、「ザ・フライング・ダイナソー」にJCBラウンジが設置されており、予約によって優待をうけることができます。
JCBザ・クラスには、「ディズニーホテル・スイートルームご優待プラン」があります。
このサービスを使うことで、ディズニーアンバサダーホテルやホテルミラコスタ、東京ディズニーランドホテルのスイートルームが、20%~40%オフの割引で利用できます。
割引対象のスイートルームは、以下のとおり。(2017年時点)
<ディズニーアンバサダーホテル>
パノラマ・スイート(バリュー) | 106,000円 → 74,200円 |
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パノラマ・スイート(レギュラー) | 116,000円 → 81,200円 |
パノラマ・スイート(ピーク) | 128,000円 → 89,600円 |
パノラマ・スイート(トップ) | 132,000円 → 92,400円 |
ミッキーズ・プレミア・スイート | 175,000円 → 105,000円 |
ファンタジア・スイート | 175,000円 → 105,000円 |
ミッキーズ・ペントハウス・スイート | 300,000円 → 210,000円 |
<東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ>
ポルト・パラディーゾ・スイート | 175,000円 → 122,500円 |
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ミラコスタ・スイート | 250,000円 → 175,000円 |
イル・マニーフィコ・スイート | 500,000円 → 300,000円 |
<東京ディズニーランドホテル>
ディズニー・マジックキングダム・スイート | 250,000円 → 175,000円 |
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ウォルト・ディズニー・スイート | 500,000円 → 300,000円 |
アンバサダーホテルのパノラマ・スイートは、時期によって値段が変わります。
たとえばディズニーランドのホテルで最も名高いスイート「ウォルト・ディズニー・スイート」は、2人で1泊通常50万円。
これが30万円となり、20万円ほど値引きされます。
他、イル・マニーフィコ・スイートでも50万円が20万円値引きで30万円になるなど、大幅な値引きがあります。
ディズニーランドのホテルでスイートルームに泊まる機会がある場合は、JCBザ・クラスは徹底的に利用していくべきです。
JCBザ・クラスには、レストラン関連で以下の優待があります。
ダイニング30
ザ・クラス・ダイニング
グルメベネフィット
ダイニング30による代金30%割引。
ザ・クラス・ダイニングによる飲食店予約。
さらに特定高級レストランのコース料金を2人以上で予約すると、1人分の料金が無料化するサービス「グルメベネフィット」があります。
割引率は単純計算で、3人以下で利用する場合はグルメベネフィットが。4人以上で利用する場合は、ダイニング30のほうがお得となります。
なおダイニング30は、下位カードのJCBゴールド・ザ・プレミアでも利用可能。
2015年までは、JCBゴールドでも別途税別2万円の年会費を支払えば、グルメベネフィットが利用可能でした。
宿泊、交通手段、食事、娯楽などの手配・予約をしてくれるコンシェルジュサービスがあるのはもちろん、ゴルフエントリーサービスや、コナミスポーツクラブ、大相撲観戦での優待があります。
京都駅ビル内のJCBラウンジが利用できる、プライオリティ・パスが使える、プレミアム・ステイのホテル優待といった点は、下位カードのJCBゴールド・ザ・プレミアと同じです。
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