当ページでは、クレジットカードの基本的なことについて、まとめています。
最近はクレジットカードがなんなのか、社会人になっていてもわからない人も多いです。
当サイト管理人も最初はクレジットカードには無知でしたが、とりわけ一人暮らし開始後は、だいぶ必要性を再認識し、詳しく調べています。
「クレジットカードは怖い」とか「自分には使えない」とか思っている方も多いでしょうが、知ってしまえばたいしたことのない日用品ですので、ぜひ当ページを参考に、クレジットカードへの理解を深めていただければ幸いです。
当サイト管理人も楽天カードを数年愛用していますが、特にトラブルはないですし、非常に使い勝手がよく助かっています。
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これは私自身も子供のころから経験・実感していたことですが、たとえばアマゾンや楽天でのネット通販。
こうしたものの支払い方法は、基本的に以下の2つから選びます。
クレジットカード
現金(代金引換)
現金(代金引換)の場合は、日本郵便・佐川急便・ヤマト運輸といった宅配業者が、自宅の玄関にくるたびに、現金で支払います。
この代金引換の手法、実家で使うのは、家族と折りあいが悪い場合、なかなか有効な手段とは言えません。
まず宅配業者が、いつくるのかわからない。
再配達で時間を指定しても、2時間程度の間隔があります。
なので確実にうけとるには、インターフォンのあるリビングルームで、その時間帯だけずっとスタンバイしている必要がある。
家族がインターフォンにでてしまった場合は、家族が宅配業者にお金を払わないといけなくなります。
しっかりたてかえてくれる家族であれば問題ありませんが、家族仲が悪い場合、これがうまくいかない。
インターフォンを無視するか、はたまたインターフォンにでたにも関わらず、買い物した本人が家にいないということで、お金を払わずに宅配業者を門前払い、という展開もあります。
現金を家族に渡しておけばすむ問題ですが、いずれにせよ家族からすれば面倒ということで、嫌な顔をされるわけです。
そんなこんなで私も実家にいるときは、だいぶネット通販がやりにくい記憶しかありませんでした。
私にかぎらず、心当たりのある方は、結構多いのではないでしょうか。
このネット通販の支払い方法をクレジットカード支払いにしておくことで、いくぶん家族の面倒さは和らぎます。
なぜなら家族がインターフォンにでても、代金を支払う必要性がなくなり、宅配物をうけとって、玄関においておくだけでいいからです。
こうした背景から、私は未成年のときはクレジットカードのかわりに、例外的に15歳から作ることのできるデビットカードを、わらにもすがる思いで使用して、のりきっていました。
クレジットカードは、原則18歳以上で最低年収が100万円ある人でないと、作ることができないためです。
他にも、当サイト管理人のようにネットビジネスをはじめるために、サーバー代やドメイン代を支払うときにも、やはり支払い方法はクレジットカードが中心になっていきます。
一人暮らししている方であれば、テレビ代・電話代や水道光熱費といった公共料金。
個人事業主であれば国民健康保険や国民年金といった税金。
こうしたものを、クレジットカードで支払っている人も多いでしょう。
ありとあらゆる売買行為で、銀行の口座振替(直接銀行口座からお金を支払う決済方法)が使えれば、それが一番てっとりばやいです。
しかしネット通販を中心とし、クレジットカードを使わないとスムーズにいかない支払いも、非常に多いのが現状です。
<クレジットカードでスムーズになる支払いパターン>
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また公共料金や税金、その他固定費など、毎月・毎年の支払いが必要なものは、クレジットカードを使うことで支払いを自動化できるのも、特筆すべき点です。
そもそもクレジットカードを使うということは、厳密には一時的に借金をすることを意味します。
クレジットカードを使うとき、意識しなければいけないのは、以下の3者です。
私達ユーザー
買い物で使用する店
クレジットカード会社
まず、私達は店でほしい商品を入手。
このときに私達は、店にお金を払いません。
かわりに店は、クレジットカード会社にお金を請求。
クレジットカード会社が、店にお金を支払います。
そして私達は1か月後、クレジットカードを使った買い物の代金を、クレジットカード会社に銀行の口座自動振替で、まとめて支払います。(一括払い)
具体的には、各種クレジットカードでは毎月ごとに「締め日」と「支払日」が設定されています。
たとえば楽天カードは締め日が月末。支払日が翌月27日。
私達ユーザーが4月1日~4月30日にカード決済で使用したお金は、5月27日に一気にカード会社へ支払うことになります。
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簡単な仕組みとしては、このような感じです。
これで私達ユーザー、お店、カード会社の誰にも、損はでていません。
形式的には借金ですが、翌月の支払日に完全返済する「一括払い」で口座振替しているかぎり、私達ユーザーに余計な金利手数料がかかることはありません。
このような形式にするとなにがいいかと言えば、私達ユーザーがお金を支払う手間を、毎月1回にできる、という点が非常に大きい。
つまり、時間効率がよくなるのです。
別の現金支払いや口座振替といった手段でショッピングをしていると、どうしても時間的な効率が悪くなります。
たとえば口座振替であれば、いちいち店側の売り手が、その入金を確認してからでないと、商品の発送をおこなわない所が多いです。
この点、クレジットカードを使えば決済がスムーズにおこなわれ、商品の発送もすぐにおこなわれます。
現金での代金引換についても、上述の例のように、ショッピングをするたびに支払いの手間がかかりますが、クレジットカードを使えば省略できるやりとりとなります。
店側はクレジットカード会社を無条件に信頼しますので、いちいち入金の確認をおこなう必要なく、すぐさま私達ユーザーに商品発送できるわけです。
そんなこんなでユーザーと店、双方からメリットがある存在として、クレジットカード会社は昔から存在しています。
<クレジットカードを使うメリット>
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ちなみにこの構図だと、クレジットカード会社がどこで稼いでいるのかわかりません。
答えは単純で、クレジットカード会社が店にお金をはらうときに、同時にその手数料を店から回収しています。
店としては、顧客にはクレジットカードを使ってもらったほうが、結果的に利益があがるので、こうした仕組みがなりたっています。
なお、このとき店で回収した手数料から、ユーザーへのポイント還元もおこなわれます。
他にも、私達ユーザーがリボ払い・分割払いと呼ばれる支払い方法を使えば、その金利手数料でカード会社には利益が発生しますし、年会費のかかるカードであれば、そのお金も私達ユーザーから回収して、利益となります。
<クレジットカード会社の利益>
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ここもよく勘違いされる点ですが、日本の年会費無料のクレジットカードで、なおかつ分割払い・リボ払いではない一括払い(一回払い・マンスリークリア)で、つねに毎月決済していれば、私達ユーザーに余計なお金がかかることは、一切ありません。
商品購入時のお金の支払いだけですみます。
<余計なお金をかけずにクレジットカードを使う方法>
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そもそも年会費無料のクレジットカードがあるということを知らない人も非常に多いので、注意したいところです。
楽天カードやエポスカードのように、無料で使えるカードは、たくさんあります。
なおクレジットカードでは、入会金・発行手数料・解約手数料といったものが、原則かかりません。
入会金のかかるカードとしては最高峰のクレジットカードであるアメックス・センチュリオン、解約手数料のかかるカードとしてはJCB CARD EXTAGEなどがありますが、これらは例外中の例外です。
上述のとおり、基本的にクレジットカード会社で発生する利益は、ユーザー側からだと金利手数料と年会費のみ。
逆を言えば、金利手数料と年会費がなければ、私達ユーザーがクレジットカード会社に支払うお金は、いっさいゼロとなります。
なお、クレジットカードの年会費は「永年無料」と「初年度無料」のふたつが存在。
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「初年度無料」のタイプでも、なかには条件つきで二年目からも年会費が無料になるケースがあります。
いずれにせよ、初心者へのオススメは楽天カードのような永年無料で、ずっと年会費が無料で使えるタイプです。
クレジットカード初心者は、その手軽さから「カードを他人に悪用される可能性が高い」と思う人が多いです。
こちらも大きな勘違いで、もし紛失したり悪用された場合には、盗難保険があります。
紛失・悪用から60日以内に、カード会社と警察に届け出をだすことで、他人に使われたぶんの金額は返ってきます。
古いクレジットカードは利用停止になり、新しいカードが発行されます。
そもそも悪用する側の心理にたって言えば、現金よりも、ショッピング履歴と個人情報が明確にひもづけされているクレジットカードの悪用のほうが足がつきやすく、逮捕に対する恐怖反応が高まります。
むしろ現金のほうが悪用されやすく、カードを悪用する人というのはなかなかいません。
そんなわけで現代では、現金よりカードを持つ人のほうが多いです。
特に治安の悪い海外にいくときは、重宝します。
紛失した場合にも融通がききますし、ネットからカード情報がもれた場合でも、同じことが言えます。
なお紛失によって新しくカードが発行された場合、カード番号が新しくなっています。
公共料金や税金の支払いをクレジットカードでおこなっている人は、カードの再設定が必要になることを覚えておきます。
また、紛失したさいの悪用を回避するために、カード裏面の署名欄には、あらかじめ署名(サイン)をしておくことが推奨されます。
カード決済機能で、ネットショッピング、公共料金、税金の各種支払いがすばやくでき、商品発送もすばやい(一番重要)
悪用対策として、盗難保険がついている
クレジットヒストリーを築ける
海外旅行保険がついている
海外でキャッシングによる外貨ひきだしができる
旅行時に空港ラウンジが利用できる
レストラン割引が使える
コンシェルジュ・デスクが使える
各種特典がある
カード決済機能以外にも、クレジットカードでできることはたくさんあります。
カード決済を使いつづけるとクレジットヒストリーを磨け、レベルの高いクレジットカードを作るときや、融資をひきだすとき、賃貸を借りるときに有利になります。
またポイント還元やマイル還元が使え、カード決済額の0.5%~2%がポイントに還元されます。
クレジットカードをとおして信用を構築でき、それによってあらゆるサービスを割引・無料でうけれるようになっていく。
結果として節約になります。
クレジットカードというとお金持ちの所有物みたいなイメージがありますが、むしろ年会費無料クレジットカードでは、このように節約重視のクレジットカードが多くなります。
海外に行く機会が多いなら、旅行保険や外貨ひきだし機能、空港ラウンジも有効活用可能。
年会費有料カードを使えば、依頼した要求になんでもこたえてくれるコンシェルジュ・デスクや、高級レストラン代金が半額化するサービスもあります。
クレジットカード独自の特典も存在。
特にT&Eカードとよばれるクレジットカードでは、お金では買えない特典・価値がつきます。
たとえばJCB最上級のクレジットカード「JCB THE CLASS」はまさにそうで、ディズニーランドの限定特典がつきます。
園内の会員制レストラン「クラブ33」の特別入場資格が抽選であたりますので、ディズニーランド好きの女子にとっては、喉から手がでるほどほしいクレジットカードでしょう。
クレジットカードの特典の具体的な使用感に関しては、当サイト管理人の実際のレビュー記事を用意してあります。
参考にしてください。
● ゴールド・ダイニング by 招待日和の使用感(六本木・アンディアーモのレポート)
とは言え、これらの各種サービス・特典が付加要素であることに変わりはありません。
一般人にとってのクレジットカードの最大の役割は、やはり「決済機能があるか」ですので、初心者は年会費無料クレジットカードを作っていくのがオススメです。
そもそも各種サービス・特典つき高級クレジットカードは、クレジットヒストリーのないクレジットカード初心者には、作成が困難であることも覚えておきます。
出費の多い経営者・富裕層でクレジットカードを統一したい場合は、ショッピング利用枠の確保のため、年会費有料カードを使うことが多いです。
統一しなくてもいい場合は、年会費無料クレジットカードを分散して使っていきます。
玄人ほど、年会費有料のプラチナカード・ブラックカード・プロパーカードとよばれる高級クレジットカードを、複数持っています。
人生で求めているものや、自分のお金稼ぎのレベルが変わっていくことによって、オススメのクレジットカードもまた変わっていきます。
クレジットカードは節約にも使えれば、高級サービスの利用手段にもなります。
クレジットカードを選ぶなら、クレジットカード独特のステータス性にとらわれず、しっかりそのクレジットカードを自分が活用できるか、という視点で選ぶようにしましょう。
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その他、自力でカードを作るだけの信用力がない人のために、女性用カード、学生用カード、家族カードもありますし、起業家・事業主むけのビジネスカード、高速道路の料金支払いなどで使えるETCカード、銀行のキャッシュカードと一体化したクレジットカード、完全に銀行口座とひもづけされたデビットカードも存在。
なお電話サポートは、クレジットカードの年会費が無料だとつながりにくいですので、カードの設定変更などは、自分で会員ページからやっていくのが基本です。
逆に年会費がかかるほど電話サポートはつながりやすくなり、前述のコンシェルジュ・デスクも使えるようになります。
年会費無料のクレジットカードだと、電話サポートはどうしても顧客からのクレームや程度の低い質問が多くなるため、カード会社側から制限されていることに注意します。
カードの利用明細については、多くのクレジットカード会社でWeb明細サービスが使われており、昨今はインターネット上で利用明細を見るのが基本です。
なおクレジットカードは、ポイントサイトを経由して作成することで、お金を稼ぐこともできます。
ポイントサイトで稼ぐ方法としても、クレジットカードの作成は一番効率がいいです。
新しくクレジットカードを作るときはモッピーなどのポイントサイトを見てみて、自分の作りたいカードがあったら、そこから経由して作っていくのがオススメです。
詳細は、別記事にて解説しています。
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